先の週末11月1-2日の、立命館大鉄研の学祭展示レポート、既にmazta-k様より上がっております。
元記事こちら:立命祭2014@BKC 11月1-2日 レポート ※写真はこの記事からの引用・転載となります。先方にしかない写真もあります!
なお、かう゛ぇ様もレポート上げております(2日目)。
立命祭 鉄道研究会展示「その時歴史が動いた」
小ネタですが、まとめ方が大変にユニーク。かう゛ぇ様らしい!
ウチも阪急2800で0系新幹線ぶち抜きやりたいもんです(謎)。
立命祭 鉄道研究会展示 taizoonさんの転車台と小型ディーゼル機関車
taizoon氏のターンテーブルと、4.5/12V復元作中心の記事です。
立命祭 鉄道研究会展示レポート
こちらは全般的なレポート。mazta-k氏とはまた切り取り方が違います。
話題の大アーチ駅を外から。「Lゲージロゴ+2014」の表記も華やか!
クリア部分は2x2の「小割り感」が、独特の
丸みと未来的?ムードを醸し出す。
すべてをクリアパネルにしてないのはコスト面でのメリットもありますが、雰囲気的にも
メリハリつくので「あり」でしょう。建築物としてもリアルティが高くなりますし。
全長はレゴスケール(全長32ポッチ程度)で
4両相当分か。これだけあれば「お腹いっぱい」
この規模でありながら
分割輸送なども考慮されているのは先に記事にしたとおり。
今後、各所への出張展示なども期待したいもの。あと、全長を半分にして2連並べるなどのアレンジも考えられましょう。
内部。
薄暗さこそがヨーロピアンな雰囲気を作っています。
島式2本で4線、加えて駅本屋側に片面1線。
合計5線。ホーム上のアクセサリもまたmazta-k氏のこだわり。しかし、こうしてみると名鉄電車が欧州のどこかの電車に見える(笑)。
駅本屋をみる。
質実剛健なドイツ風。幹線の中間駅……日本で言うなら県庁所在地駅で全ての特急も停車するような駅のイメージ。
アーチに見あった規模であり、
決して「負けて」いません。寧ろベストなマッチングじゃないでしょうか。駅本屋大きすぎたらアーチの迫力殺いでしまいますから。
(余談ですが、アーチなしならそれこそ日本形で地方の主要駅として使えそうな雰囲気でもあります)
大きな柱の入口が良い雰囲気。屋根の
ソーラパネルはアーチのガラス部との相乗効果あり。よく似合ってる!
内装は今後の課題でしょうが実現したら楽しみ。レゴストアも入居するのでしょうか(笑)。
あと、左のほう。
アーチが地面に着いてる部分が意外と迫力あって格好いいのです。ここを「魅せる」デザインもありかもしれません。
並んだ
「空港連絡特急」群。成田に関空にセントレアに! すべての作品がライト対応でもあります。
何時か拙作の「エアポート急行」京急2000形を加えたい(え、ちょっと違う?)
見慣れぬ新作はDYSON氏の
名鉄2000系「ミュースカイ」。深い屋根が美しい。
前頭部の黒ラインも綺麗に流れる。青いスカートも印象的です。
複々線の大カーブをゆく、mazta-k氏のE259系と京成AE形。スカイアクセスのイメージと大曲線は相性がよさそうです。氏のこだわり「フル編成」もまた映える。
密度感を優先したJAMにはない情景。でもまぁどちらもありというのが結論。
スケール感の喪失する展示全景。大きかったアーチ駅が小さく見える。大迫力の
フル編成が妙に可愛く見える……? 左手前のデルタ線は役立ったかどうかわかりませんが、機能としては楽しいものですよね。貨車の留置も雰囲気を盛り上げましょう。
なお、場所的にも恵まれているのが分かります。交通不便な?大学郊外キャンパスならではの「広大な空間」は、交通の不便さとはトレードオフでしょうか。
(狭いとこには狭いとこなりの魅せ方もありますが。でも広いなら広さを活かすべきでしょう!)
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ここから
二日目の画像です。
駅には左手に大きな建物(dyson氏)加わる。噴水とシンボルタワーも。これらの効果、大きいものです。更に理想申せば道路基礎板でロータリー、あと市販品でもよいので自動車が沢山いればよかったのですが……。
背後に見える駅構内はこのアングルならではの魅力。
海コン積んだコキの車列に、入換中の電機。
待望のシーン。
世界の高速列車大集合! すべて一時代を築いた「初代車輌」というのもミソ。0系は欧州には居ませんけど(イギリスの保存車除く)、0系技術の賜である日立製電車はあちらでも活躍中。
しかし、薬師山氏・mazta-k氏の
力作に匹敵しうる市販品、#10233のTGVってやっぱり凄い。
(自分が「TGV-LA POSTE」と「TGV001」を持って参加しなかったこと……後悔しては居ませんよ。ええ、後悔なんか……(T_T))
駅前に加わった
バスターミナル。ビックサイトor大阪万博のお祭り広場の如き
丹下健三的な屋根はどなたの作品でしょうか?
一番手前の京阪バスは「エースくん」の作品です。日本形のバスモデル。いいものですね。
聞く話では立命館大鉄研にはバスファンも多いそうですから、今後バス関連の充実も期待できるのでしょうか。
独逸特集。
この駅が元来想定している雰囲気です。古典的なものよりも、現代的な題材のほうがしっくり来ますかね? ここは「主宰者」の好みが別れるところかもしれません。
(自分はこの種の駅を作るときは、無意識に設定年代を1950−60年代にするクセが。mazta-k氏は「現代」ですよね)
でもやっぱり此処に蒸機……10形とか18.4形。ディーゼルTEE(VT11.5)にET11電車みたいなのも並べてみたいなぁと思うのでした。もう後悔は隠しませんよ(笑)。
独逸特集2。IC牽いてる#7939(黄色貨物)改造の
赤電機が結構良い雰囲気です。あの機関車は赤でリリースされたたら評価変わったんじゃないかしらと今更ながら。
京阪神特集とのこと。「こうのとり」「新快速」「サンダーバード」に103系。
気分は現行の大阪駅! DBAG前提の青い表示類もこのメンツ並べばJRWにしか見えません(笑)。
薬師山氏と「エースくん」の103系の並び。
雰囲気が見事に揃ってます。部品の制約の中でここまで追いつかれる後者に改めて驚かされます。何時か103系が複数編成行き交う都会的情景の実現叶うといいですね。西の103系は更新の度合いでマニアックな編成美?も魅せてくれるのでモデル向けでもありますし(笑)。
ところで、
背後でぼやけてる列車群もやたら豪華なメンツなのですが(笑)。画像はもらってるので次回記事です。
こちらは
DYSON氏の名鉄1600系。悲劇の短命特急車(1999-2008)。
この作品では貫通扉廻りの凝り方が分かります。
名鉄もまた現在・過去共に
沼のように深ーい題材なのですよね。7000パノラマ(TN氏)・5500・7300形(AP氏)・510と520形(関山)と造られつつありますが、未だ表面かすめただけのようにさえ思えてなりません。あの大事業者の。
しかし
アーチでの流し撮りは様になるものです。
二日目のヤード部分全景。魔改造に拠る
「片渡り線」が多々。これは見た目も良いのですが、実用面でもなかなか有益だったそうです。レールを文字通りに「思い切る」価値はあるようです。
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直線はフレキシと交互に繋げりゃ大曲線の完成! ポイントは2セット買って切っちゃえば「左右の片渡り線x2」に!
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さて……何かが足りない(具体的には近鉄分が)というご指摘ありそうですね。
「エースくんのパパ」氏より画像をいただきましたので、次回に乞うご期待!