広々としたレイアウト。片岡氏の立派なシーナリー。
理想的環境を「独占」してしまってよかったものか(笑)。
なお、ギャラリーは思いのほか多数でした。じっと眺めるお子さん方。興味深く眺めて行かれるお母さん方。じっくり写真取って行かれる方。あと、昔の鉄道模型(三線式Oゲージ)の話をされていく年配の方。
なにより、身内のオフ会……とは違う、お客様を意識しての展示はJAMや「梅田」、或いは先々週の「富山」のような緊張感もあり、これは嬉しいものでした。
独占の例外がTary様の都電6000形。なぜか中世西洋風の背景でもしっくり来る。
和風 山門前なら最高の調和です。
背の高い、ミニフィグスケールとはちょっと違う作品なのですが、路面電車特有の腰の低さ・幅の狭さをスケール感で表現している作品とも云えましょう。路面電車に関するこの独自スケールはメリットも多く、「あり」と思うのです。
関山最新作。地鉄電車4連。ほぼ自己満足の代物ですが、まぁ最新作ってことで持込。自分が満足できれば良いのです(笑)。こういうものは。
同じく。
ビスタカーと山門。「和」にすぎる情景。
ビスタカー同士のすれ違い。
中央駅全景。ちょっと偏ったラインナップではありますが。
今回痛感させられたのは、関山の手持ち車輌の欠点……「派手なの、今風なの」が割と皆無なこと(苦笑)
今回ので派手なのが近鉄10000/10100ビスタカー。EF58の牽く20系ブルトレ……昭和30年代の絵本なら派手ってことになるんでしょうが。
普段の催しなどで、如何に「今様の」ラインナップの欠点を補充していただいてるか、ちょっと痛感させられた次第。
いや、半地元ネタで今様な電車といえば京急2100形があったんですが、大規模改修のため長期休車中。今様の電車といえば阪急9300系居ますけど、茶色の電車は渋すぎるし而も遠き関西の電車。電機でEH500居ますけど似合う貨車がない(EH500に渋い黒貨車はさすがに合わないあり得ない)。
まぁ作りたいものを作るという方針上、「関山が(無理して)今風のを作る」よりは「今風のを作ってくれる方との協力体制」を選びたいとは思います(笑)。
今回はちょっと告知とかのタイミングが悪かったということで……。
でも、課題といえば課題かなぁと思う次第。