ryokuchakuma氏のポートラムとセントラム。両者が富山駅で顔合わせする日ももうすぐ……。
急行電車と新幹線。これまでと、これから。
地鉄電車の新旧のすれ違い。
そういえば16010形が入ってきて、14790形が廃車になったという流れでした。14780形も出番が大幅に減ったような……。
ちなみに最近は「10形」というと16010形元レッドアローのことを指すそうな。自分の認識だと地鉄で「10形」というと浮かんでくるのは元名鉄3800形だった14710形の方だったりしますが(笑)。
※地鉄の現場では、形式の上3桁(電動機馬力)を飛ばして、下2桁で呼ぶのが通例だそうです。例として14760形は「60形」。10030形は「30形」。
なお、写真しょぼいのは今回荷物優先でデジイチ自宅待機になってしまったため。
iphoneカメラはやっぱり限界が多いのです。何時もならデキる「流し撮り」もほぼ不可能。ここは要反省。所詮コンデジ代わり。
ryokuchakuma氏の市内線7000形。「レトロ電車」仕様。9Vモータ臨時装荷。
小さいながら、あの時代の路面電車の特徴を捉えた「傑作」です。リクエストしてよかった!
レトロな鉄道線と、レトロな市内線。
会場の様子。
周辺にはHOゲージのレイアウト。
会場の奥は写真展示や鉄道部品やビデオの展示など。ビデオ展示……地鉄の電気機関車12021の走行追いかけビデオなんかも流れててさすがは地元と感心した次第です。
拙作新作の地鉄電車の4両編成は、この日結構な時間を走らせてもらいました。
14780形の2連に、増結用車の14790形と14750形をくっつけたごちゃまぜ編成は1980年代の日常茶飯事?
ryokuchakuma氏の521系電車の前頭部。車体裾の丸プレートによって流動感を出しているのが特筆されます。貫通幌は関山が試しにキャノピー外側に「仮置き」してみたもの。3x6x1平面キャノピーの外側に「幌」設けて貫通型っぽく見せる手法は、いろいろ使えそうな感じですよ?
(ただ、ryokucyakuma氏のウケは良くなかったですが)
鉄道部品展示より。1970年代のものと思われる地鉄の行き先表示板。立山行急行のデザインは秀逸。「急」の書体が凄く大時代的じゃないですか。
おなじく。地鉄の運賃表。初乗り30円で立山まで290円。一体いつの時代のものなのやら。
1970年代初頭くらいか? 雷鳥色の特急車達の全盛期。そして国鉄(475系、キハ58等)に名鉄(キハ8000)からの乗り入れ車。そんな時代を感じさせる逸品。
14760形はまだ生まれる前。まだ地鉄に新車作る余裕があったころ……。とはいえ、運行の多くは旧型車だった筈です。
14750形+14780形2連
14780形2連+14750形+14790形
そんな時代のちょっとあと。1980年代の地鉄電車として。
1985年ころから地鉄はほぼ全車両が「雷鳥色」に統一され、素晴らしい調和を見せていたもの。
この頃は吊り掛け車(14710/14750形)も近代化され、新型車に伍して活躍。凸凹もまた編成美。
いつか作ってみたいと思ってた題材だったのですが、富山での展示に合わせることのできた僥倖。
◆◇◆◇◆◇◆
最後になりましたが、今回機会をくださった、Ryokuchakuma様及び富山レールファンクラブの皆様に感謝申し上げます。有難うございました。
貴会と、富山の鉄道網の発展と繁栄、心より願っております。