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2014年10月18日

【実物鉄道】富山の路面電車(市内電車)。電車のある街って素敵。

 先の富山行きのレポート続編です。もう一週間も前ですが。

 「鉄道展」の会場には市内電車が便利。3回乗ると一日券はモトが取れるので、到着日(1日目)も滞在日(2日目)も使いまくりました。


 環状線専用の9000形電車「セントラム」。独逸流儀の設計で新潟トランシス製造。2車体連接。
 環状線のハイライト、富山城址をバックに。
 写真の「銀」の他、「黒」が当日は運用に入っていました。「白」はお休みか?


 車内。この手の電車は本国流儀、もしくはデザイン優先で椅子が固めだったりするものですが、この車はふかふかのシートで現実的です。走る応接間といえるんじゃないかと。インテリアも上品な、趣味の良いもの。ボックスだけでなく、外向けの座席を多めに配してるのも好感。

 肝心の走り心地なのですが、未改良の従来線部分では微妙なガチゴチ感あり。しかし、在来線部分の「揺れ」「ガタ」を最大限に押さえ込んでいるのは感じられ、優秀な(或いはお金をかけた)作りであることがうかがえましょう。


 かつての主役。今も多数派の7000形。
 日本の路面電車が一番ダメだった昭和30年代の製造。しかし、昭和40年代はそれこそ路面電車の製造が途絶えるという暗黒時代……。
 閑話休題。撤退期の電車らしい安普請さとガタガタさ。正直、富山と高岡の電車は長く好きになれなかったのです。
 しかし、両都市とも良き後継者が増えてくると印象は変わるものの。あの時代を伝える存在としてえらく貴重になって来ました。

 乗る心地? 9000形がセンチュリーならこっちは軽トラ(笑)。
 ただし、富山大橋上の改良部分では乗り心地がぐっとよくなります。ガタガタも黙る。軌道の大事さを感じさせます。一度環状線新線区間でも乗りだめししてみたいもんですが、ryokuchakuma氏曰く、貸切でもしなきゃ無理じゃないかとのこと(笑)。
 

 1990年代に行われた最初の近代化の試み。8000形。気持ち床は下がって7000形のようによっこらしょと登り込む必要はなくなりました。車体の作りも上等。足回りも立派なものです。のり心地は7000と9000の間くらい。新線区間なら9000同等か?
 この時代の路面電車新車として日本車輌製というのは珍しい。地鉄との取引の縁でしょうか。
 

 T100形「サントラム」。9000形セントラムの後に導入された純国産の3車体連接車。アルナ車両製。
 新潟トランシスとアルナ車両のイニシャルコスト差は知るところではありませんが(前者のほうが一応高価らしい)、別系統の技術入れることによるコストアップに見合うものであったかどうか? 


 車内。9000形のような華やかさがなく、どちらかというと実用一筋。ただ、3車体ならではの輸送力は期待できそうです。
 
 新潟トランシス(ADトランツ/ボンバルディア)系と、アルナ車両系と両系統の低床電車が混用されているのは考えてみたら富山だけ。ただ、乗り比べてみると若干の落差を感じます。
 無論、T100形サントラムも他都市で導入されていたら、「画期的新型」としてのインパクトに溢れていたことでしょう。比較されてしまうのが不幸なのかもしれません。
 なお「走り心地」は甲乙ありません。ここは流石。


 7022号 レトロ電車。7000形を水戸岡リメイクしたもので通常運用に入ってる模様。
 夜間にすれ違うと、白熱灯ベースの車内が凄く印象的。これは乗ってみたい! 運悪く運用捕まえるのにえらく苦労。


 レトロ電車車内。7000系電車の時代よりもより古いイメージで改装されています。貸切でパーティー的使用も想定されてテーブル付。但しラッシュ時には邪魔になりそう。混雑時は避けて運用してるのか?
 デザインはよくも悪くも「水戸岡節」ですね。自分は嫌いじゃないですけども……。

 無論、がたがたの乗り心地は7000形元来。それもまた味には感じられるのですが。
 ここまでの改装はコスト的に困難でも、白熱灯色の照明は効果大きいと思うのでこれは他の車両に広まってもよいのかも?


 現在富山駅前は仮駅移転で凄く不便な状態。これが新幹線開業+高架化で一挙に便利に生まれ変わる!
 左上に見られるのが新幹線高架下の市内電車ターミナル。富山ライトレールとの直通も考慮されるとか。どんな運行系統が設定されるのでしょう。

 JR(新幹線)から僅かなアクセス距離で市内電車へ。こんな駅はそうそうない。
 夢が叶う日までもうすぐ。


 工事中の様子。ポイントの形の凹みが不思議な感じです。
 この完成で、富山の第一印象もがらりと変わってくるのでしょう。
 
 電車のある街は、やっぱり素敵だと思うのでした。

 福井に富山に高岡。北陸の諸都市は電車を維持できてる街が多い。でも金沢、おまえはダメだw。市内中心部と金沢駅間だけでも路線維持できてりゃなぁ……。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】AP様の名鉄7300系。7幅。画期的テールライト? 今後の発展性も!

 先方の記事:「赤い電車」

 まず、制作の動機が「ある部品から」というのがユニーク。

 4.5v-9v時代に使われた、配線を通すための「四角い」欠けのついたブロック。
 それを私鉄電車でよく見られた「四角い」テールライトに見立ててしまう!


 できあがった作品がこちら。名鉄7300系電車。

 1974年ころに旧型電車の部品再利用で生まれたもの。車体はパノラマカーの中間車同等。しかし足回りは旧型車(AL車)という今の目で見ればキワモノ。走ればツリカケの轟音が響き渡る!
 しかし、あの頃は旧型車の車体新造による更新というのは大手私鉄各社でそれなり盛んだったのです。名鉄の他、東武や相鉄に相当数が居ました。
 ただ、車体と足回りのミスマッチという意味ではパノラマ風車体の名鉄7300に、アルミ車体にパワーウインドウ装備の相鉄2100系が両巨頭(笑)。おまけにどちらも改造当時はイコライザの目立つ旧型台車のままだったのです。

 名鉄7300系は冷房化率を上げつつ、従来の旧型車(当時はこっちが圧倒的多数派!)と混用できるメリットを生かして全線で活躍し、1995年ころまでに全車引退しています。
 ガチな旧形との混成編成が多々見られ、「旧型−7300−旧型」みたいなトンデモ編成を実見したときゃ驚いたもの。先方にも混結写真が上がってて必見です。

 なお車内はパノラマ同様の転換クロス。旧型再生のケチ電車?でありながら当時の名鉄には美学がありました。


 閑話休題。AP様の作品について。
 
 製作難易度の高い7幅です。それにより、リアルな電車表現が。7幅って8幅的リアルさ精細さと迫力を維持しつつも、間延びしない引き締まった感がある理想的スケール。
 構造の詳細は先方の記事を御覧ください……。微妙な凹みの貫通路廻り、かなり凝った組み方です。
 
 肝心の新部品見立てのテールライト。ちょっと小さいかな……と思いきや。


 AP様撮影の7300系写真を見ると、さらりとベストチョイスであることがわかります。
(無論、別の組み方・解釈もあるとは思いますが)

 ぽつんと空いた角穴の存在感、意外と大きいのですね。
 なんとも言えない表情が、新型車とも旧型車とも言えないこの形式の微妙な雰囲気さえ伝えています。

 側面は既存作の流用とのこと。Hゴムの表現はこのスケールのモデルなら必要でしょうか。全幅のみならず全高でもレギュラーより一回り大きいので、バランスはとれていましょう。

 なお、
2両編成は使い勝手よさそうだし、様々な系列と併結することで自分の好きなデコボコ編成ができる車両なので今後相棒を製作するのも楽しみになってきました。
 とのことですので、今後この雰囲気・スケールの「赤い電車たち」に期待しちゃっていいのでしょうか?

 7300系と混結できそうな電車で魅力的な題材は実に沢山。丸いの四角いの、両運転台の、高運転台の原型の、シルヘッダが上にしか無いのや下にしか無いの。窓が二段の一段の。
 そういえば、末期には緑色になった「丸いの」とのも手を組んでましたよね。あぁ想像するとキリがないのです。
 
posted by 関山 at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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