9月7日の、大阪で催された「ブロックでトレインを楽しもう!」の動画レポートです。
参加された松原様に寄る素晴らしい編集がされており、必見です。


最初は大半径カーブをゆく、mazta-k氏作品から。
ズームとかパンの使い方が心地良い。プロ的撮影?
タイトル入れなども適度に。十分プレゼン・活動報告に使える水準です。
それにしても大半径カーブ、魅力的……。

ナイトモードでは、参加されたお子さんのEH500+EF210がちらりと登場。良いタイミングです。電機が入れ替えしてるかのような動きは偶然でしょうが……。

今度は参加されたお子さん方の作られたコンテナを牽く。コンテナというのは作りやすく、そして絵になるものですね。この種の企画の参考にもなりましょう!
それにしても……EH500と大曲線カーブの相性は素晴らしい。
日本と言うよりは、シベリアで見たロシアの2車体電機群を思い出したり(そんなのが10分おきに行き交うのがシベリア鉄道の威力です。あんまり知られてないですけど)。

後付補機はディーゼル機関車。「レッドカーゴ」は名作でしたねぇ。でも#60052のブルーディーゼルでも、この雰囲気はいけそうです。


参加されたお子さん方による「スーパートレイン」。パノラマ先頭車のかっこ良さ! 屋根の重さもここでは愛嬌に転じていましょう。或いは望ましき重厚感か。各中間車も個性を競い合う。
それでも統一感があるのは、#7938ベースにカラースキームを或る程度揃えているからでしょう。
鉄道車両への「こだわり」が見えるのは面白いですね。

そして動画のトリは、松原氏の新作グラスカステンと古典貨物列車。
松原氏らしいギミックは「煙が動く」というもの。どんなものかは動画を御覧ください。

有蓋緩急車のなかにモーター(或いは車輪からの動力伝達か?)が仕込まれ、煙が上下に動く。このアイディアは他じゃ見たことありません。而して凄く効果的なのです。漫画的ギミック? それがリアル系造形の機関車+貨車と両立しているところにこの作品の価値がありましょう。
梅田イベントや、或いはJAMに間に合わなかったことが惜しまれてなりません。
ですが、お子さん方により近いところで見せられたこの催しは良いデビウだったのかも知れません。なにより今回のイベント主催のうちのお一人(阪大レゴ部創設のあのお方)はギミック・テクニック系が特異もとい得意な方ですし。

この車載カメラのアングルが素晴らしい! 最後部の車両から身を乗り出したかのようなアングルは凄く生々しい……こんな列車で旅を(※)しているかのような気分に。
※:厳密には、制動車(緩急車)へ制動手としての乗務かしら? それはそれで楽しそう。
前面カメラや側面カメラはこれまでも試みられてきましたが、それぞれに欠点はありました。列車後部のカメラ搭載は今後も試される価値はありそうです。
催しの楽しさ、そして「意義」が大いに伝わってくる動画なのでした。
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付随車(客貨車)の増備には#79111が使えます。