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2014年07月23日

【作品紹介】隼様のキハ54 500代(急行仕様)。完成。

 制作過程をお知らせしてきた、隼様のJR北海道 キハ54 500代(急行仕様)が完成しています。

 先方の記事:レゴで作ったキハ54 完成ver

 実車は国鉄最後の年1986年に、道内のローカル線向け2エンジン車として製造されたもの。同時期に四国にもキハ54 0代車が配属されていますが、あちらはまるで別の車なので要注意。

 セミクロスシートの一般車の他、3両が急行「礼文」専用車として転換クロス装備で製造されています。当時は急行形久々の新車ということで話題にもなったのでした。急行仕様は外見では窓上にも赤帯が入ります。
(なおJR化後、JR東日本がキハ110系で急行仕様車を作っており、これが最後の「急行形」に。あれはあれで魅力的な車です)
 宗谷本線の急行がすべて特急格上げされた後は、ローカル輸送に使われている筈。
 2エンジン両運転台という仕様のため、辺境部の力強い足というイメージがあります。小さい窓や、コンサバティブな前面デザイン故に、ステンレスボディながら重厚な感じもあり。キハ22やキハ53 500代の置き換えと言っても、これはこれで趣味的にも好感の持てる車です。


 ついに側窓が入りました。北海道の車輌特有の二重の小窓感が巧く伝わっていましょう。全高が高めなのもプラスに作用しています。相対的に窓を小さく見せている。
 窓間の「JR」マークもそれっぽい。
 実車車体はリブのある「軽量ステンレス車」の仕様ですが、リブ省略しても違和感がありません。205系や211系電車、或いは東急9000系辺りでもこの割切はありといえそうです。
 
 そして、重厚精細なエンジン周り。

 

 前面。国鉄気動車は「片幌」ですので、必然的に前後で表情が変わってきます。個人的には幌ありの顔が好きですが、幌なしの方も、桟板を表現したら印象は良くなると思います。如何にも「貫通扉がある」って雰囲気が強調されるでしょうから。
 縁取りによる車体幅の膨らみ(1タイル分)は意外と気になりません。下手にごちゃごちゃ対策するより、シンプルに割切るのも作風です。
 ジャンパ栓受。やっぱり必須。内側の方の、微妙な隙間の使い方は目から鱗です。
 テールライト、よくよく考えてみたら、「片面ポッチ付ブロック」があって初めて成立しますよね。ヘッドライトブロック(おなじみ%4070)じゃ、この雰囲気は出せまい。


 床下。
 動力は単三電池BOXと、Mモータ直結の模様。Mサイズモータは9V入力でそのまま鉄道車両用として適度な速度になりますので、リモコン無しでもそこそこ運用できそうです。
(……トレインモーターだと爆速になるので使えません)
 安定した速度で走らせっぱなしというのも意外と楽しいものです。なにより、ローコストも魅力でしょう。
(余談ですが、他の車両……9Vなどと併結する際は、ベベルギア抜いてしまえばニュートラルになりそうですね。重いですけども。電池BOXも簡単に脱着できればなお理想ですが)

 床下機器は、エンジンがきっちり点対称に。2エンジン気動車の基本ですね。



 #31012「白駅」を前に。
 古い洋館風が残っていると考えるも良し、今風にペンション風を建てたと考えても良し。
 確かに、キハ54は似合っています。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(7) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【考察】00年代のレゴは既に「歴史」? Tamotsu様の商品レビュウ「#8681 チューナーガレージ」

 
 

 カテゴリ迷いましたが、敢えて【考察】に。それだけ印象深い記事なのです。

【セットレビュー】[8681]タイニーターボ全盛期。チューナーガレージ

夜の街をイメージしたパッケージは、まるで映画の世界のよう……
……「違法行為」を強くイメージさせるもの
無法者であるストリートレーサーが主人公となっている……
……このセットがとりわけクールである所以でもあるのです。
 ここを引用するだけで、あの時代の特異さが伝わってくるじゃないですか。
 「よいこ」であったはずのレゴが、車という現実的な対象で「ちょいワル」になってる感じ。あの時代のリアルタイムではあんまり気が付きませんでしたが(いや、車という現実的なモノですから)、今から見れば異質なシリーズであったことが伝わってきます。

 また、多くのファンはプリントより格下と思ってる「ステッカー」が、このシリーズにおいては寧ろ貴重なリソースであることが示されてるのも印象的。

現在のレゴのラインナップはとても充実していますが、このセットのようなストリート感はかなり薄れてしまいました。
00年代のスポーツや、バイオニクル、レーサーなどのシリーズは「クール」なレゴとしてとりわけ魅力的に見えてしまうわけです。

 賛否が分かれそうな、挑戦的な?まとめです(笑)。
 でも、(管理人のような)古典的なレゴ好きとしてもタイニーターボは違和感なく受け入れられるシリーズでした。

・フィグ乗りではない自動車モデルとしては、1970年代LEGOLANDの流れも汲む。
・ガチともいえる、細かいパーツ構成。真面目にかっちり組むモデル。
・肥大化するCityに対して、小スケールで精細に。
・商品戦略として。お小遣いで買える低価格モデルという裾野を広げたこと。
・「ちょいワル」感は、寧ろ対象年齢高めな感じがして、悪い意味での子供っぽさがない。「よいこ」だと子供っぽく見えて印象マイナス。
部品とりに最強(笑)。……初期のは1セット10台とか買ってます。


 ストリート的な仕様に関しても、昔の輸入ミニカー(モデルカーではなくて玩具としてのミニカー)を見慣れていると違和感は全く感じられなかった。輸入トイなんてこんな雰囲気だよなぁというか。
 
 今思えば、そこの線引きというか、バランス感覚は優れたシリーズだったのかもしれません。クールでありつつ、レゴらしさもまた濃厚であったと。

 bricklinkの製品リスト:年度別
 2005年から6年続き、「Cars」にバトンを渡して消えて行きました。
 #8691も含む大型商品は日本未発売であったと記憶しています。


 ところで。
 ヒーローファクトリー全盛ながら、来年はバイオニクル復活の噂があるようです。
 レゴには長い周期で復活する企画・テーマもありますので、ひょっとしたらタイニーターボにも復活があると考えたいもの……。
 「組み立てられる」「カスタマイズできる」ミニカーへの需要は無くならないと思いますから。
 特殊なフェンダーやら、豊富なホイールなど「Cars」の遺産だって活かせるわけですし。あとはフェラーリプロモ(2012〜 #30190〜#30195)同様の薄型プルバックも入りゃ最強でしょう。
 
posted by 関山 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カンブリ情報】カンザンブリック 夏季の営業について

 ご愛顧、ありがとうございます。

 誠に恐縮ですが、JAM(国際鉄道模型コンベンション)及び、鉄道模型フェスティバル2014(梅田)への出展のため、「夏期休暇」として業務を一部縮小させて頂きます。

・御見積依頼は、原則40種目まででお願いします。
・毎週木曜日受付締切ですが、以下は運休いたします(翌週分に回します)。
 7月31日(木)/8月21日(木)

 特にお急ぎの場合は極力対応しますが、それ以外の場合は納期が1-3週間ほど遅れる場合ございます(発注及び仕分け、発送に遅れが出る場合があるため)。
 また、欧州も夏期休暇が少なくないため、発注先の都合での遅延も考慮願います。

 8月下旬よりは、通常体制に戻れる見込みです。
 急ぎではない多品種のご注文は、8月下旬以降のご利用願えると幸いです。
 
posted by 関山 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | カンブリ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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