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2014年07月18日

【作品紹介】かう゛ぇ様の「ホーマーとサーカスれっしゃ」。キュートなカブース。

 先方の記事:ホーマーの顔 その2

 

 少し前に話題になった「いたずらでんしゃ」と同じ作者の絵本(文章多め。童話)が題材です。
 鉄道ものでありながら、主役が機関車ではなく「カブース」(米語で、車掌車※)というのがユニーク。とはいえ、あちらではカブースのファンは多いようですね。
 派手なペイント(赤が定番)に、キューポラ(もしくは出窓)に、煙突。萌え要素の塊のような車輌でもありました。

 ※:「英語」だとブレーキバンです。こっちは「汽車のえほん」では意地悪な貨車の代表のように描かれてた記憶が……何たる対比。

 1970年代なかばでアメリカでは車掌車の連結は廃止されているようですが、事業用車として今なお沢山のカブースを見ることができます。
(アムトラックの長距離に乗ってれば、1日3−4回は目撃するレベルです)

 日本では1984年までは車掌車が使われていました。アメリカンなカブースほどの派手さはないものの。子供心に貨物列車へのあこがれを募ったもの。
 なお、世界的に車掌車は廃止されていますが(西欧・ロシア・中国・韓国など)、台湾では未だ全貨物列車に車掌車がついているようです(2007年地点では健在でした)。

 あぁ。無駄に長い導入で恐縮。
 「サーカス列車」は欧米では自動車や道路網の普及以前には多く見られたもの。その時代にはサーカス団の移動は列車に寄るしかなかったわけですから。普通の客貨車のほか、サーカス団の私有車まであったようで、派手派手な姿。鉄道模型の題材になることも多々あった模様。確かに模型映えもしそうですよね。
(日本でも貨車を借りてサーカス団の輸送を行った……という話を聞いたことがあるのですが、情報源思い出せません。申し訳ない)
 そういえば「ダンボ」「パンダコパンダ 雨降りサーカスの巻」でもサーカス列車出てきますよね。鉄腕アトム(新 1980年版)でも出てきたなぁ(未来の話なのに)。アニメーション映えする?

 そうそう、当該の絵本は子供の頃持っていました。
 世界観は「いたずらでんしゃ」同様、1940年代のアメリカのようです。蒸気機関車がまだまだ主力。しかしディーゼル機関車も登場して……という時代設定(というか、その時代に原著が描かれたのでしょう)。
 で、今の余計な知識がついた状態で読み直しゃ、あの時代の鉄道風景に心が踊らされるのでしょうねぇ……買い直そうかしら。
 
 導入長すぎで更に失礼をば。

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 かう゛ぇ様の作品は、今のところ主役のカブース「ホーマー」の完成です。
 

 可愛い! 原作の絵柄が「汽車のえほん」(きかんしゃトーマス)よりも薄味なので、顔つき擬人化でも雰囲気が違います(割と、日本人好みの顔だと思うのです)。
 背後に表紙と比べても、なかなかの再現度じゃありませんか。
 この表情を出されるまでの試行錯誤が興味深いのです(気になる方は先方の過去記事を)。
 立体的眉毛が一番功が大きい?

 また、戯画化されたカブースとしても見どころいっぱい。
 ハシゴであったり、手すりであったり、煙突であったり。そして絵本通りのやたらホイールベースの詰まったキュートな足回り。
 あと、さり気なく連結器はバッファ無しを奢ってますね(笑)。アメリカ形(と日本形)ではバッファ一体型連結器は困り者。

 さて……。
 サーカス列車、今後の課題はいろいろ(笑)。肝心の動物載せた貨車であったり、アメリカ形の蒸気機関車であったり(とりあえず#79111の改造で何とかならないかしら?)。
 でも、楽しい列車はきっと人気者になれるはず。リアル一辺倒はつまらないじゃないですか。

 期待のプロジェクトです。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(8) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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