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2014年07月11日

【ニュース】webマガジン Railbricksの第15輯が出ています。


 一時期ペースダウンしていましたが、最近順調に戻りつつありますね。44ページというボリューム確保しています。

 PDF版は無料です(英文)。ダウンロードはこちらから。


 今回の目玉は、City新作3点(#60050/#60051/#60052)のレビュウ。
 未だEurobricksなどにレビュウは上がっていない(?)ので、貴重な情報です。

 #60051のはレビュアーの娘(6歳)に組ませて印象を聞いてる模様。子供目線のレビュウはフェアといえましょうか。


 #60052。ちょっと欲しくなる……。精細なレイアウトに並べても違和感ないデザインです。


 4.5Vならではの(註:12Vじゃダメ)緩カーブの作り方。詳細は記事に譲りますが、直線レールをカーブの外側に、曲線レールの外側用をカーブの内側に使用するというもの。いや、なんで今まで何方も思いつかな方んでしょう?
 ……飽くまで4.5Vで運用を前提にしていますが、PowerFunction車輌の走行もできちゃいますね。
(ただ、経済性面では割が悪いです。4.5v直線は9V用ほどじゃないにしろ割高なので)
 あと、このDの字レイアウトは趣味良すぎ。左上リバース線配置のスペース使いの有効性に惚れる。このプランは他規格でも応用できそうです。

 今回は4.5VからPowerFunctionまで。写真眺めるだけでも楽しいですよ!
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | LEGOニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月10日

【作品紹介】Mazta-k様のICE 1。インテリア完備の「フルアクションモデル」は鉄道模型の本場から。


 先方の記事:ICE1 ついに完成

 mazta-k様のICE(ICE-1)は2014年最大のプロジェクト。
 最初にCAD、そして中間車の構体が出てきたところで軽く驚愕。そして食堂車インテリアと少しづつ発表されてきました。今回、7両編成での、インテリアも含めての落成。

 実物についてはこちら(wikipedia)
 言わずと知れたドイツの高速列車。動力集中方式のICE-1は1991年の営業開始。
 高速列車のアコモデーションが簡素化される傾向の中(SNCF及びJRC……)、食堂車やコンパートメントも含むゆとりある設備が特徴。過度な豪華さではないものの、必要十分な上質さ。往年の「TEE」に比べてさえも劣化感がないのですね!
 以後の増備は動力分散方式でより高速なICE-3に移行していますが、接客設備への「理想主義」は変わっていません。


 今回落成の動力車。「ICE」のロゴ表記がモザイク処理。斜体のロゴという難関をクリア。
 また、内部はPowerFunction機器ぎっちりですのでロゴはブロック1幅で完結しています。


 恰も、彼の国の鉄道模型の型録写真の如し。

 前頭部はシンプルにスロープ仕上げ。レゴらしさとドイツデザインの相性は凄ぶる良好。スマートさと素材感という矛盾しかねない要素がバランス取れていましょう。前面窓のブラック処理も気になりません。
 裾部の「車屋根」上下逆転での処理もとてもスマート。
 上を見れば、大振りなパンタも全体の精細感を引き上げています。重要な部分です。

 
 「フルアクションモデル」たる、動力車の仕掛け。
 ライト点灯は勿論ですが、動力に関与しないMサイズモータ1個搭載することでブロワー音が鳴ります。
 チャンネルは動力用と、ライト・サウンド用という区分け。停車中のブロワー音は聴き応えのあるものでしょう。
 なお、音を大きくする、響かせるための工夫はされても良いかも知れません。


 客車標準。4両ありますが、外見はすべて同じとのこと。
 すっきりと、美しい。ドアの楕円窓はインパクトある部分。32ポッチのショートゆえにドアは1箇所に割切る手もありましょうが、ここは実物通り2ドアで。でも、ドア多すぎという印象は全く受けません。2ドアで正解だったのですね。

 トレインプレートは24ポッチ長に対して、8ポッチを延長。


 2等車インテリア。左が開放室。右がコンパートメント。
 ガラス製の仕切りであったり、客室空間真ん中に置かれた荷物置き場。やはりガラス製のコンパートメント仕切りを再現しています。赤い、脱出用ハンマーも備えてあるのは面白い表現。
 

 1等車インテリア。大きくは変わりませんが、それほど2等車でも質が高いってことでもありましょうか。それでも、革張りシートのイメージが伝わってきます。


 食堂車。盛り上がった天窓付きの屋根が特徴。実用性に囚われたらありえない構造です。この天窓付きアーチ屋根も違和感なく再現。編成を華やかに!


 食堂車インテリア。中央に厨房。左手にダイニング、右手にサロン。
 ダイニングの仕切りであったり、サロンのテーブル形状は実車乗車ならではのこだわり。


 編成で。32ポッチ長での7両編成は結構な迫力になりましょう。写真からも伝わってきます。
 TGVであるところの、#10233ホライゾンエクスプレスとの共演も楽しみなところ。JAMをはじめ、多くの催しで「花形」になってくれることでしょう。

 あぁ……拙作のドイツTEE(VT11.5/VT601)もアップデートしたくなってしまいました。いや、その前にET403(IC仕様)へのインテリア設置か。いろいろ刺激されます。

 欧州型の中でもドイツ形は特に「王道」って感がありますよね。
 偏見かもしれませんし、日本形も大好きですが、ドイツって何時も「鉄道模型の本場」なのだと。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(7) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月09日

【イベント】北海道レゴ総合オフ会「ノースブリック」9月上旬

 ツイッターより。「かなり」気になる情報ですので展開させて頂きます。
 
【参加資格】
・ビルダーからレゴが好きな方や興味がある方まで大歓迎!(見学OK)
・未成年の方は両親の許可を得て参加お願いいたします。(小学生・幼児は保護者同伴)

【レゴ総合オフ会】
 日時:9月上旬/開催場所:かでる2-7/集合時間:9時/集合場所:かでる2-7
 会費:人数によって変動するため未定

【二次会】
※行うかは未定 時間:未定 会費:人数によって変動するため未定

【募集要項(仮公募)】
募集人数:30人を予定していますが、増えることは喜ばしいことです。
申込み締切(仮公募):8月上旬まで

 公式ページはこちら。
(現在、早くも6名の参加表明されています)

 公式ツイッターはこちら。参加もこちらからです。

 一般参加型オフ会。ついに北の地でも実現か?
 会場に予定されている「かでる2-7」は札幌市中央区にある公共施設。交通の便は良さそう。

 なお、主催者さんにご意見なのですが(もし、ここをご覧でしたら……)、「ツイッターアカウントのない人」の参加表明手段もご用意願えないものでしょうか(イベント専用の捨てメールアドレスか、一次設置のレンタル掲示板等)。我儘な要望かも知れませんが、ご検討・ご配慮お願いいたします。

 関山はさすがに9月に北海道行きは無理ですので参加はできませんが、告知などでお役に立てれば幸いと。

 成功、願っております。

◆◇◆◇◆◇◆      ◆◇◆◇◆◇◆


 追記:
 主催者(sk-nicle様)に連絡が付きました。参加申込み用のメールアドレス用意してくださるようです。ご配慮、ありがとうございました。
 なお、現状では飽くまで参加者どこまで集められるかの確認中の模様です。
 今の勢いなら「最低」の方は埋められますね。
 多くなる分にはなんとも申せませんが……。
 
 詳細決まりましたら、またお知らせさせて頂きます。
posted by 関山 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【組換作品紹介】Mugen様の#60051HSP組換(!) ハイデッカー+前面展望!

 #60051のアレンジ作品をたてつづけに紹介したところで(薬師山氏:VSE風Yonenaga氏:ICE3風)、不可能と思ってた「セット内組換」でもすごい作品が出てきました。


 brickshelf:60051 Alternate model. Observation car and salon car

 #60051はセット内組換には向かないよ……。そんな泣き言いってた管理人への衝撃的な一発。

 ハイデッカー+前面展望。その上に、中間車にカフェカウンター。
 該当する実物はバブル期のジョイフルトレイン? いや、小田急ロマンスカーHiSE 10000系もこんな構成。
 色はどことなくVSE風でもありますから、HiSEが小田急に残存しててVSE並にアップデートされてたらこんな姿になったのか……という想像さえもできましょう。

 イメージの変え方としては、一体前頭部の前面展望席への解釈と、階上運転台の追加。
 そして、側面では窓位置を1ブロック分上げて総ハイデッカー化。赤ラインの位置とか側窓とのレイアウトが変わるだけで大きく「化ける」もの。薄めの幕板はまさしく小田急の90年代のロマンスカー(HiSE/RSE)を彷彿させる。

 先頭車の側面。自動車用キャノピーも入っていない不自由なセット構成からよくぞ階上運転席を造ったもの。角ばってるとかいうのは無粋。組換でここまで! と。

 その、内部。
 垂れ下がった前頭部ですが、階段上のシアターシートに解釈すればむしろ違和感なく。乗ってみたくなる。
 PowerFunction受光ユニットの配置も斬新というか、大胆。
 カプセル状の運転台も面白い構造。

 中間車。窓なし部分がインパクト大。特別な用途の車輌であることをアッピール。
 床下機器の個性も見逃せません。適度な「箱」感が、良い意味で日本形電車っぽさに繋がってます。

 内部。カフェカウンターと、窓向きのサロンシート。パーツの制約下でコーヒーマシンも再現。HiSEデビウ当時、コーヒーを一杯づつドリップしてる……とかいうのが話題になったような気がします。
 あと、#60051の「普通の座席が並ぶだけのビジネスライクさ」からの変換は大きい。食堂や売店のような設備、レゴの旅客列車には欲しいじゃないですか!

 後尾車の車内。
 製品のままでは「放り込まれる」だけであった自転車がラックに固定されている! これがなんで製品ではできなかったんでしょうか……? あの会社のデザイナーへの文句はともかく、運転室の下部を自転車置き場にするアイディアは快い。
 向かい合わせの座席も勿論ハイデッカー。

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 言うまでもなく、製品そのままよりも格好いい!
 製品の価値を高める組換作品です。#60051の売上向上の一助になってしまいそう。
 あと、先のVSEとかICE3も含めて#60051であと4年戦えそうな自信さえ湧いてくるじゃありませんか。

 ※:Cityのサブテーマとしてのトレイン。蹴球w杯の年にしかリリースされませんよねぇ。
 
posted by 関山 at 22:46| Comment(4) | TrackBack(0) | セット内組換作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】#60052カーゴトレイン、少し安く/#79111最安値/8月発売のテクニック割引率設定

 

 幸いにも#60051のアレンジ・組み換えが盛り上がりつつありますが、新作トレインではどちらかというと本命扱いだった?アメリカントレイン、#60052も割引率が上がって来ました。34%offでマケプレ16400円/amazon.co.jpは16417円
 牛とかフォークリフト(のマスト)とか、微妙にバラで買うと高い部品が含まれてるのもポイント?
 ちなみにポイント一組は2000円程度ですから、14400円という解釈もできましょう。


 #79111 トレインチェイスはさりげなく最安値復活。57%で6498円ですが、これで送料込! 炭水車も勘定に入れれば貨車3両+蒸機ですから……1両換算1600円ってこと? 単品車輌セットであったり、車両製作のための足回キットという割り切りも可能でしょうか?
 そのままでも、#60051と組み合わせても世界観にそれほど違和感ないのはポイント。蒸機とディーゼルの端境期というのも味のあるものですよ?

 タイニーモジュール 「#31026バイクショップとカフェ」はamazon.co.jp扱い即納で33%off 6639円です。いよいよ供給安定で組換も部品とりも。
 4幅車にも、多くの鉄道車両にも合うスケール。組んだものが邪魔にならないのもメリット。

 絶版「#7938 超特急列車」は少し割引率上がって36%off 12513円。
 白いトレインプレートを捻出して、#60051のドレスアップ改造に回すのに如何? PF機器とか車輪とか連結器は何組あっても困るものじゃないですし。
 それにしても、新旧併存いつまで続きますやら?

 #60050の駅は現在微妙に品薄なので、駅に改造できるボリュームの「#31012 ファミリーハウス」の方を推しておきます。35%off 5099円。個人的には#60050よりは#31012をもう一箱欲しい……。というか傑作セットなので保存用も欲しい……。

  

 8月1日発売のテクニック各種に割引率設定です。
 「#42028 ブルドーザー」は34%off 4118円。ボリュームの割に4000円強という思い切った価格に。
 「#42029 ピックアップトラック」も34%off 8954円。
 肝心の旗艦アイテム「#42030 Volvo L350F ホイールローダー」は未だ20%offですが(24800円)、予約しておいて様子見はありでしょうか(勿論予約価格保証あり)。この種は割引率上がると瞬殺ってケースはあります。ama名物「瞬間最大風速」に備えて損はありません。
 


 
posted by 関山 at 21:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月08日

【作品紹介】「顧客が本当に必要だったもの」……yonenaga様の#60051アレンジ。ICE3風に。


 有名な「顧客が本当に必要だったもの」ってイラストで、本当に必要だったものって「これ」だったんじゃないでしょうか?
 参考:ニコニコ大百科
「顧客が本当に必要だったもの」とは、ITビジネスにおける多難なシステム開発プロジェクトの姿を風刺した絵に登場する、オチの部分のフレーズ。顧客が期待した通りのシステムとして完成しなかった原因は、開発側の勝手な思い込みや都合の押し付けだと思いきや、そもそも最初に顧客が説明した要件からしてズレていた、というオチ。
 つまり、顧客自身にも自分が必要とするものが分かっていなかったということ。

 冗談はともかく。
 先の薬師山氏の小田急ロマンスカー風アレンジも驚かされましたが、こちらも「シンプルさ・素直さ」って意味では負けず劣らずに魅惑のアレンジ。

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 トレインプレートをやはり白に交換(#7938を部品とりに買えば余ってくる部品でしょう……)。垂れ下がり感を大きく是正。そして自作ステッカー群。大げさなものではなく「ICE」「DB」のみ。

 あとはパンタグラフを後部に移設。9V時代の旧ヒンジ系なのは今は一般的ではないですが、#60051のカチカチヒンジのタイプでも、或いは何らかの自作品でも違和感なくいけるはず。

 見逃せないのは、床下機器の上半分を「白」に差し替えたこと。前面の垂れ下がり感が更に緩和される! 真横からという60051のデザインが一番破綻してる角度からでさえも鑑賞に耐える。

 以上の改造だけで、#60051はみごとに格好いい「ICE3」に大変身。信じられないのですが、大変身!


 あぁ、なんてレゴ社は商売下手なんでしょうか!
 最初からこのデザインにして、ドイツ鉄道の許諾取って「DB/ICE」表示を入れておけば(いや「LB/LCE」のモドキロゴでもこの際、赦す)。これならきっとドイツで(或いは同型の電車走ってる世界各国で……)大歓迎されることまちがいなかったでしょうに。

 思うに#60051のデザインって、きっと元来はICE3をイメージしてたんでしょう。
 でも、あれこれ弄られるうちにどんどんカッコわるくなってく。きっと電車知らないデザイナーも悪さしてたんでしょうねぇ。衆愚的なマーケティングとかも。あれこれ。あぁまるでダメなIT系開発。
 で、「実際の運用」(実装された運用)はあんなになっちゃったと。

 しかし、このYonenaga氏のアレンジ。元来のあるべき姿。冒頭の例えでの「顧客がほんとうに必要だったもの」になりきっていましょう。

 なお、yonenaga氏の4.5V/12Vを愛されてきたがゆえのセンスの成せる技だと思うのですが、「大きくは手を加えていない」がゆえの、「良きレゴ製品的な、すっきりシンプル感」もまた魅惑的。はたまたプレイモービルであったり、LGBであったり……そんなリッチヨーロピアンな玩具の雰囲気さえ取り戻してはいないでしょうか?


 #7938改造のドイツ近郊電車との並び。この両者、きっと4.5V/12Vの中に置いても違和感は皆無?そしてレゴの正当な進化感を味あわせてもくれる筈……。


◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 #60051アレンジ2作はどちらも作者から同日に画像を頂いたもので、相互の関係は全くないと断っておきます。
 それでも、良い意味で考えられることが同じ。そして別方向で「化けさせた」のは興味深い。

 ともあれ、この2作品がこの先数年、#60051が供給されるレゴトレインの入門に関し、良きファーストターゲットになるのは間違いありません。
 #60051組んでみて、この先数年は初心者・入門者にキツイかな……と思ってましたが、希望に満ちた時代を予見させそう。この二作をみたら、#60051を「ダメ列車 白」※なんて評する気は失せますよ(笑)。

 ※:#4559(1996)がダメ列車 黄色。#4560/4561(2000)がダメ列車 青と云われてました。

 無論、まだまだ#60051アレンジのアイディアはありましょう。期待しております。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(8) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】薬師山様の#60051HSPアレンジ。小田急50000 VSE風に大化け。

 トレイン新作、ハイスピードパッセンジャートレイン#60051は価格であったり(実際割安なんでしょうがない)、対象年齢の制約(6歳以上。これでも4歳までのデュプロトレインとは2年の空白があるんですが)から「已むを得ない」品ではあります。

 その辺りの問題点というかやるせなさは「【購入レビュウ】#60051 ハイスピードパッセンジャートレイン 」で記しました。

 で、セット内の組み換えでの改善も「非常に困難」であることもわかってしまいました。


 しかし、普通に考えれば組み換えなんて「縛りプレイ」はむしろ特殊な事例。
 持ってる部品・普通に流通してる部品使ってのアレンジのほうがむしろ一般的なシチュエーション。

 早くも、傑作アレンジが生まれました。レゴに関しちゃ文句云ってる暇に手を動かせ! です。
(いや、どうしょうもないセットもありますけどね……)

◆◇◆◇◆◇◆



 !! あれがここまでかっこ良くてよいの?
 無論、緩カーブ+カントという舞台装置のパワーも大きい。鬼に金棒。


 アレンジ箇所は以下の模様。
・トレインプレートを#7938由来の白に。これで前頭部部品の垂れ下がり感は大幅に緩和。
・大きすぎる感の否めない前面窓は、運転台ではなく客席展望席に。
・運転台は屋根上に追加。この作品では実装されてないですが、運転士の頭は通らせる構造も可能か。
・屋根はちょっと手に入れにくいパーツかも? 大型カマボコ部品の白に交換。でも、効果的。
・LEDライトの点灯化。公式の準備工事は有効に。
 #60051を改造したと言うよりは、最初から小田急50000系 VSEを狙った作品にしか見えません。無論VSEは連接車ですから全然違いますけど。
 でも、この作品を見たほとんどの方は「ロマンスカー!」って声を上げることでしょう。

 #60051の問題である、妙に運転台の位置が低くて「電車として、ヘン」ってところが、ロマンスカーの前面展望席にすることでむしろ利点になる。実に衝撃的です。


 先頭車側面。やっぱりVSEにしか見えません(笑)。
 フロントオーバーハングが長すぎるのも意外と気にならないものです。屋根のボリューム感はやっぱりVSEらしさ。でも、#60051の45度角度の屋根のままでも案外それっぽいかもしれません。その場合は運転台後部の流し方も魅せ場になるでしょう(カーブスロープどれ使うか迷いそう)。


 ダブルデッカーの中間車。こういう御遊びは「あり」。大有り。 VSEでもMSEでもない、20mボギー車での観光特急が新たに開発されたら、こんな車が組み込まれるかもしれません(RSE……)。

 一階はダミーですが云われなきゃわからない感じですよね。ダブルデッカー部の大窓と、車端部の小窓の対比も好バランス。美しい。
 
 二階窓の屋根肩部はクリアのポチスロ使って窓の丸み出したらよりゴージャスになるかもしれませんが、製品的シンプルさとは両立しないので、このバランスもありでしょう。あと、大型カマボコのトランスブラック持ってる方ならそれ使えればベストチョイスになりましょうか。





 あぁ、やってはいけない魅惑の組み合わせ。mazta-k氏の新作、ICE-1との並び!
(mazta-k氏へ、明日は記事にします。遅れご容赦をば)

 mazta-k氏の作品は大量のパーツを組み合わせて作られた気合の入った「作品」ですので、製品アレンジとの並びは元来アンフェアというか、違和感の生じるもの。
 しかし、この自然な感じよ!

 この並びだと、#60051アレンジは「狭軌で直流1500v用の短距離優等用列車」というより、「標準軌の交流電化用 長距離高速用」に見えてくるから不思議なもの。
 ICE3に前面展望席+二階運転台という特別編成があったらきっとこんな感じなのでしょう。
(イタリア国鉄さん、かつてのETR300/ETR250の後継にこんなの如何ですか……?)
 

◆◇◆◇◆◇◆

 

 誰でもできるレベルの小改造で大変化。あぁ信じられない。

 しかし、もっと手軽に? #60051を「大化け」させた作品も現れたのでした(驚)。
 あのRCトレイン(2006年)でさえ大化けさせてしまったyonanaga氏のアイディアです。

<次の記事へ>
posted by 関山 at 23:10| Comment(5) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント】埼玉オフ、動くレゴの驚異。GBC(グレートボールコントラプション)/テクニック系



 GBC(The Great Ball Contraptionの略/Contraptionは「奇妙な仕掛け」「新式であるが価値の疑わしい機械・考案」)という名称ですが、一般的な言い方では「ピタゴラ装置」?
 「動くレゴ」という意味と、一般への訴求性でトレインを脅かしかねない危険な存在でもあります(註:最大級の賛辞です)。

 「レゴでピタゴラ」装置……と称すれば、7文字で何がどういうことか伝わりますから(笑)。

 また、他テクニック系も紹介いたします。
 今回はテクニックも熱かったのでした。(つくば方面オフ会の「合流」は大きかったようですね)


 リモコン、アクチュエータ内蔵のタチコマ?(すいません正確なところわからなくて)。不思議に動きまわる。操作したかったんですが時間がなくて。


 プニュマティック(空気系)で動く「顔」。沢山のシリンダーとエアスイッチ。複雑怪奇な空気配管。これを制作できる方が信じられません。それもコンパクトにスタイリッシュに実装されてる訳で。
 操作させていただきました。楽しかったです。
 
 

 GBCの全景。この画像だと何がなんだかわからないと思いますので、1装置づつ紹介します。


 特にスタートは決まってないそうなのですが、最初にインパクトのあるところから。

 丸模様の円盤が投げられてきたボールを受け止めます。受けられたボールは左の装置に送られます。
 ところで、運がよいと(悪いと?)ボールが真ん中の穴から抜け落ちてしまう可能性が……。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 21:52| Comment(3) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月06日

【イベント】2014 埼玉オフレポート(メカ・モデル篇)

 あの驚愕の日から、はやくも1週間空いてしまいました。

 まぁこの1週間もまた、いろいろありすぎたのですが。新製品発売は大きかった。文句言いつつ新トレイン#60051じゃ遊んじゃいましたし。エクソスーツの製品版画像出てくるわ、ミニフィグシリーズ12の続報はあるわ。紹介したい鉄道系作品も多々。なんとかイベント発表の都営5300系にラピートは別記事で先行。
 忙しかった!

 というわけで、速報性には欠けますが、まずはメカ系・ロボ系からです。
 適切なコメントできる自信ないので、原則写真の羅列になることご容赦ください。あと製作者名は原則省略です。

 あと、4幅車に関しては「餅は餅屋」Tamotsu氏のレポートが参考になります(拙作の扱いがそこそこあって、嬉しい!)。
 【オフ会】参加者60人!さいたま新都心レゴオフ2014



 それにしても、改めて写真を見返すと今回は見逃した作品も結構多かった……。
 レゴオフ会の「コミケ化」(正しくは「コミックマーケット化」※)という言い方は間違ってないと。

 ※;コミケ(コミックマーケット)は、狭義には「年二回、コミックマーケット準備会が主催する大型イベント」のみを指します。

 大昔のコミケは全ジャンル・全サークルを見て回り、そのうえでコミュニケーション取ることも出来る場所であったと聞いています。1970年代の話。
 しかし、1980年代以降、コミケはどんどん拡大化。そうなってくると、全ジャンル回るなんて不可能。興味あるとこだけ回るのも精一杯。1990年代後半以降はそれさえ非現実的といえる規模に……。

 もちろん、その規模は夢。
 しかし、レゴのオフ会で「作品を観きれない」「会話しきれない」なんて贅沢な悩みが言える時代が来ようとは。

 対策というか答えではないですが、今後は同人誌即売会がそうであるように、地方イベントや限定ジャンルイベントの活性化も進んでいくんじゃないでしょうか。
 その上で、大型総合イベントとの併存と。

 楽しい時代、いよいよやってきました。


 ニクル系大型作品。バイオニクルも元はオンリーが盛んで、そこから総合オフになってきた流れもあります。

 ミリタリ。メカ。このジャンルも深く根強い。ミリオフがリードしてきましたし。

 SD系。話題のじばにゃんも。
 
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:11| Comment(3) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】taizoon様の681/683系 流線形。楽しみな、情景。

 製作者から画像をいただいたものです。
 

 難易度的にはかなり高いであろう、「サンダーバード」681系/683系の流線形先頭車。これまでは「見逃されてきた」題材でしたが、いよいよ本腰!
 ライト点灯(4灯!)も実装。

 基本的なラインの作り方は横組にして、45度スロープで構成。先端部はヒンジで曲げを入れる。これであの面倒そうな形状が違和感なく表現できてしまうのは驚きます。曲げた先で1x2タイル貼ってボリューム感を確保してる小技も効いていましょう。これがないと「痩せて」見えてしまうはず。


 683系(左)と681系(右)。
 実車同様、ライトやスカートの処理が違います。
 683は一体型ライトケース。681は丸ライトが独立。
 683は短めのスカートで連結器を出した姿。681系は長スカート連結器カバー付き。

 実車では前頭部の基本設計はは両者共通のはず……ですが、このモデルは受ける印象で「構造の作りわけ」されています。681系の鼻先のほうが長く、ちょっと「生物的・有機的な」印象があります。683系は……「電車らしく」なったと言えば良いのでしょうか? 

 それにしても、この顔にLEDライトの白色光は似合うものです。
 ……客室内に橙LEDの独立照明ブロックしこんだら(681/683系は全車 電球色照明)、対比が見事になるでしょうね!


 斜め上。台形の運転台窓の組み方。45度スロープを直角に組んでるのが印象的です。不足部品の補足による補修ができたらもっとスマートに見えるのでしょう。


 681系の3両編成。貫通型先頭車は去年の作品。これで両端流線形の3両+4両の編成が実現するとか。
 特急電車にしてはちょっと短めの3両ですが、以前はこの編成が地鉄の立山・宇奈月まで乗り入れしていたのでした。京阪3000系との並びを見たいものです(笑)。


 こちらは683系の4両編成の一部。中間車のサハ683−300代に注目です。広幅の扉。業務用室。少なめの客窓。
 不思議な形状の車で、編成に色を添えることでしょう。

 さて。
 681系の生物的な風貌は余り得意ではなかったのですが、この作品で「見なおした」感じ。
 683系は普通にかっこ良すぎる。

 ……どなたか北越急行バージョンにも挑戦されませんかしら(笑)。濃赤プレートは入手楽ですし。


 そして、パノラマグリーン車を加えた485系との共演も期待されます。

 485系「雷鳥」と153系新快速の並走。それとすれ違うのは683系「サンダーバード」と225系新快速の並走。それなりの長さのある4編成の並走と離合は大迫力に違いありません。
 そのうえ、側線には475系の急行か? 更に内側の複線は茶色の電車?

 あぁ、こんな情景が叶うようになりますとは!
 
posted by 関山 at 20:52| Comment(9) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月05日

【組み換え作品】#60051 HSPを「電機+客車2両」にしてみました。

 1992年の「メトロライナー」以来の、レゴ旅客列車セットの組み換えお約束は、3両編成のEMUを「電機+客車2両」にすること。メトロライナーでも、或いは先の#7938でも無理なくできたこの改造。
 新製品の「#60051ハイスピードパッセンジャートレイン」(以下 HSP)でも出来ると踏み、試してみました。


 悪戦苦闘一晩。作りあげての第一印象は、これ。(Tamotsu様、他意はございません!)


◆◇◆◇◆◇◆



 客車1は、元の中間車そのままで殆ど手を入れず。


 客車2は、元の動力なし先頭車から運転台撤去改造。貫通幌などを移植。
 窓上に青帯は「1等」と解釈しても「荷物」と解釈してもOKのような。


 問題は、流線形の電気機関車。
 思ったよりずっと無理がありました。ちんちくりんなのが悪いんじゃない、たぶん。

 ちんちくりんなら、プラレールやEB電関、或いは「たまごヒコーキ」のごとき愛嬌のある姿になってくれればと思ったのですが、悪い意味でゲテモノ。
 また、両端が流線形という電機は欧米共に決して珍しくないのですが、「なんか、違う」。


 「流線形+ごついバッファ」という理不尽な? 組み合わせは欧州の現代機(TAURUS辺り)を意識して。

 セット外の部品使ってもっと全長を伸ばしたり、或いは車軸配置を「C-C」や「B-B-B」等にすれば印象は変えられる可能性ありますが、今回のテーマはセット内での「組み換え」ですから。一昔前なら箱裏に作例として掲載されたような。


 内部。頑張って自作のフレームです。セット内に穴あきプレート2枚入ってなかったら詰んでましたね。
 受光ユニットは運転台窓越しの受信となります。


 編成。機関車の背が客車に対してちょっと高すぎ。でも低くすることは不可能。客車屋根にエアコン積んで調整するのにも限界があります。
 連結器の数が足りないため、機関車前部はダミーカプラーとなります。


 オマケ、余りパーツで造った駅。これはちょっといいかも? 元がしょぼいですし。


 組み替えたセット全容。まぁ、こんな可能性程度はあるということで。


 そんなわけで、#60051HSP、まともに組み換え作品作れる自信がありません。
 それでも、読者諸兄の挑戦・アイディア、お待ちしております(但し、できりゃ鉄道車輌の範疇で……)。
 

 同じ組み換え作品ということで、#31012組換の「白駅」と合わせて。悪くない……のか?

 やっぱり組み換え前提、クリエイターカテゴリのトレイン(対象年齢8歳以上)も出しやがってください……と思うのでした。Cityとは住み分けと。


 その他画像はこちらへ(brickshelf:検閲中)

◆◇◆◇◆◇◆      ◆◇◆◇◆◇◆


 
 #7938ばかり持ち上げるのも何なので、#60051もフォローのリンク貼っておきます。

 余談ですが、はじめてメトロライナー見た時にゃ「微妙、要らない……」とか思ったのに、電機+客車2両にデキることを知った時に凄く物欲を励起されたのを覚えてます(笑)。

 奇跡は起こらないから奇跡って(略。
 
posted by 関山 at 14:52| Comment(5) | TrackBack(0) | セット内組換作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月04日

【購入レビュウ】#60051 ハイスピードパッセンジャートレイン


 正直なところ、「いろいろ、考えさせられる」品でした。
(まぁ、そのために購入した面もあります……)

 無論、実売で12000円ちょっとという価格分での満足はあります。
 PowerFunctionユニット類の単価3両分のトレインパーツでむしろ元は取れてる優秀な製品でしょう。

 また、対象年齢のお子さんへのプレゼントにも喜ばれると思います。
(自分が6歳の時に貰ってたら、絶対に狂喜乱舞してたでしょう!)


◆◇◆◇◆◇◆


 組立は極めて平易です。あらゆる、躓きそうなステップがありません。
 その一方で、「大型部品」は件の前頭部のみ。他は極めて真面目です。6x4の屋根を大味というのはちょっと酷でしょうね。あれは9V時代にも使われてた部品ですし。

 気になったのは微妙なコストダウン感。
 ミニフィグ以外、すべてプリントではなくステッカーです。運転台の制御パネル(2x2 45度スロープ)までステッカーなのは驚きました。まぁ大型前頭部はステッカーのほうが使いまわし面で有難いのですが。

 コストダウンというと台車。
 非動力先頭車の後部台車ですが、昔なら黒のミニフィグヘッド使って台車枠表現してたところが1x6ブロックで済まされてる。シンプルな作りにちょっと驚きました。
(#7938のようなダミー動力台車ではありません)

 車体組んでる感じは……昨今のモジュール・規格化されたリアルな鉄道車両か? 「走るンです」とまで申しませんが、今のJR東日本辺りの流儀で高速特急車造ったらこんな雰囲気になるのかなぁ……という印象です。
 
 車内も普通の座席のみで特別な設備など無いのも、やはりJRの今どき特急か?


 問題の前頭部ですが……やっぱり違和感が拭いきれず。

 まず、台車・台枠に対して垂れ下がりすぎ。高速でもなんでも電車の前頭部はこんなに下がっていません。運転台はどんなに低くても台枠の上にあります。
 そしてフロントオーバーハングが長すぎ。違和感。
 あと、下面巻き込みの流線形下部の処理が変。鉄道車両の場合、流線形の裾はスカート状に末広がりにするのがセオリーです(スカート=排障器)。まぁ例外もかなりあり……ICE1やICE2は下面巻き込み形なのですが。でもICE3以降は巻き込み形+末広がりのスカートです。

 参考:Wikipedia(ICE)

 但し、この問題はステッカー貼れば多少緩和されると予想されます。
(というか、ステッカー貼らない地点でレビュウはちょっとアンフェアという自覚はあります)

 いいところもあります。
 クリーンな感じの側面は今時の優等・高速列車。

 特に中間車。癖がなく、極めてすっきり。
 最小限の部品構成でリアルにかっこ良く。ここは成功していましょう。
 それから、45度スロープの屋根は意外と電車の屋根肩として自然に見えるもの。

 前頭部は斜め上からみるとシャープさが際立ちます。デザインの方向性は間違ってないのです。たぶん。

 運転台廻り。垂れた位置にある運転台はやはり違和感。コントロールパネルもステッカー。
 なお、PowerFunction規格のLEDライトを通す準備工事があります。インストには特に記載はないので、「気がついたら、各自工夫のこと」という方針の模様の模様。


 なにより、一番の美点はその「価格」。
 いくら良い品でも、普及できないコストでは無意味。コストダウン感を感じると申しましたが、基本セットが低価格であるのはとても大事なことです。
 往年の12Vの旅客列車セット歴代であったり、或いは9Vメトロライナー辺りに感じる豪華さは「普通に……買ってもらえないよな」的な雲の上感。列車で言うなら全車1等車のTEE。

 でも、#60051はもっと身近な、誰でも利用できる高速列車。
 だからこそ、問題点を孕みつつも売れて欲しいと願うのです。

◆◇◆◇◆◇◆


 点数評価はあまりしませんが、しいて言えば10点満点で7点でしょうか。6点はちょっと酷。

 架空のSF的列車に逃げず、世界のどこにもありそうな高速列車・特急列車の最大公約数的造形にはなっています。難点はあるものの、最初に購入するセットとして悪いデザインではありません。
 しかし、組み換えとか考えてない造形・構成はかなりマイナス。

 その意味で、先代#7938は個人的には9.99点でした(歴代トレインセットじゃ最高評点ですよ。4.5Vとか12Vも含めて)。
 
 なお、飽くまで「レゴ」ですから、セット内の部品でも、或いはセット外の部品を加えての「改善」は平易です。次はそのへんを記事にしてみたいと。
 
 

 敢えて「未だ買える 未だ間に合う!」こっちを貼っておきます。持ってない方、急がれたほうが……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品購入レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レゴ製品】速報版 #21109 EXO-SUIT 製品版。妥協なき……。

 数日前からティーザー画像が出ていた(bricksetなど参照)、「#21109 EXO-SUIT」は予想よりも早く製品版画像が発表されています。

 情報源:Lego IDEA公式


 公式動画。SF的に格好いい。クラスペの世界観とはちょっと違うのですが、でもあの雰囲気は壊していない。真面目にSFです。また、遊び方というかスーツから広がる世界観の提示にもなっていましょう。
(ちなみに管理人の英語力では「言語情報なし/視覚情報のみ」で観ています。セリフが分かるとまた別の解釈になるのでしょうか?)


 この画像はbricksetの記事より。

 スーツ部分の拡大

 こちらは「提案版」の画像。

 さすがにそのまま……ではありません。
 でも、製品化にあたっての妥協は感じにくく。
 線が細目に、そして縦長よりになり「かっこ良く」なった分、オリジナルのシンプルさ・力強さが喪われたという見方もできなくもないですが、この辺は好みの領域でしょうか。
 オリジナルの遊んでるうちに折れそうだった関節は、よく見るとボールジョイントで強化されています。ここも仕方ないのか。目立ちにくいように表現されていますから。

 緑のクラスペ宇宙飛行士はちょっとびっくり。白じゃないと嫌! っていうよりは新色の登場を素直に喜びたいもの。男女ペア。あと小型ロボも。


 cuusoo枠ですので、普通に市販もされると思われます。
(ここで「どうせ日本では……」って記さなくて済む幸せ。10000代の記事書く時って気が重いですよマジで)

 あと、今年は何故かクラシックスペースの再解釈製品が続きますね(ベクトルは正反対とも云えますが)。このまま次期宇宙シリーズという流れになってくれればなぁと夢見つつ。
 でも、とりあえず21109の予約開始・発売を待ちたい気分です。
 

posted by 関山 at 22:29| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月03日

【レゴ製品】#10242 ミニクーパーのレビュウ(brickset)

 8月に「日本以外では」99ドルで発売になるという(最近の情勢的に、「限定+ボッタ価格」の懸念が……)「10242 MINI Cooper」の詳細なレビュウがbricksetに上がっています。

 記事こちら:10242 MINI Cooper, part 2


 組立中画像を一枚だけ転載しますが、シルバーのバンパー(クロームじゃなさそうですが)、ダークグリーンの新部品、リアトランク内の作りが分かるかと。あとトランク内の蓋を開けると底にスペアタイヤまで。

 その他、実物同様狭いスペースに押し込められたエンジンであるとか、あるいはブリティッシュな印象の内装であるとか(ドアの内貼りまで)、オマケのランチバスケットとか、ドアハンドルがどうやら新規パーツであることとか分かります。
 
 日本で、適切な価格で入手できるかどうか不安ではあります……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(5) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レゴ製品】「Collectible Minifigures (71007) Series 12」より。

 画像及び情報源はThe Brick Fanより

 その元は、「July/August 2014 LEGO Club Magazine」からの引用です。


 「Prospector−探鉱者」「Spooky Girl−不気味な女の子」「Piggy Guy−豚のきぐるみを着た男」の画像。

 Spooky Girlが期待以上で驚きました。
 わかってるというか、なんというか。真っ黒なテディも良い味出してます。日に焼けてないのを白肌にするのはやり過ぎな気もしますが、顔・手・足を黄色にしたらまた印象が変わりそうですよね。でも、そのままのモノトーンでも十分に「萌える」デザインとも。たまにはやるじゃんレゴ社。

 Prospectorは、同じ写真に入ってるCityアーキテックとの相性がよさそうですね。耐寒装備。

 Piggy Guy。きぐるみ枠の中でも秀逸な部類でしょう! 豚さんは素直に可愛い。「Guy」とこそ云ってますけど女の子っぽい顔なのも良し。

 既に出てるラインナップ(カタログ2014後半参照)も含めてシリーズ12はかなり良さげ。
 久々のレギュラーナンバー、期待膨らみます。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月02日

【作品紹介】G@ひたひた様の1/4ポ一チ凹みドア表現と、キハ35(CAD)



 先方の記事:「客用扉、微妙に凹む…のテストです。」

 1/4ポッチ分、ドアを凹ませるという表現は開閉式以外ではおそらくベストと言えるドア表現。
 この「1/4」の調整は意外と難しいのですが、やってみると意外とシンプル? 無論、正解はこれひとつではないでしょう。余談ですが、開閉式(プラグドア)にすると1/4位の凹みが自然に作れたりします。


 その適用例とか。コメントが楽しい。
テスト用のドンガラなので、何という形式でもないです。コイルバネ台車とか、冷房準備工事とか、扉部分にラインが無いとか、色々分割民営化直前の国鉄的なセコい仕様に見えますが、気にしない。

 うーん、115系3000番代に組み込まれた111系や115系のMMユニット風に見えるのですが、なんか違う(笑)。111系だと非冷房でしたし、115系だと冷房ついてたような。でも、あの時代の地方導入車の妙なセコさは感じられます。

 ひとつ言えるのは、この窓配置でも十分に「近郊型」に見えるという事実ですね。その面のテストも兼ねてらっしゃるのだと思います。
 全長40ポッチですが、戸袋窓を1ポッチ幅に修正して(1x1ブロックあたり?)、車端部1ポッチづつ縮めれば32ポッチへのアレンジも容易な割付なのも興味深い。

 ただ、この色のまま制作しようとすると現状どえらくコスト高になってしまうのは事実です(トレイン窓の供給わるすぎ!)。
 飽くまで「思考実験」のレベルでしょうか。

 あと、言うまでもなくドア凹みの効果は大きいです。ちょっと羨望。


◆◇◆◇◆◇◆



 上記を逆に応用。ドア部分を微妙に張りださせるとキハ35系通勤型気動車に。
 
 先方の記事:「国鉄キハ35系気動車…扉、今度は微妙に凸です。」

 実車は外吊り式のドアで、微妙にドア(半自動もしくはボタン式)が張り出していました。微妙にチープな作りが「味」とも言える気動車で無論オールロングシート。
 こんな車も関東近郊の通勤線(相模線や八高線。或いは譲渡先の常総線など)なら適任ですが、多くの導入線区ではあまり好感持たれてなかった? この車で名古屋〜湊町(難波)間の乗車は考えたくない(1965−1985年ころはそんな状態だったらしい。旧関西鉄道の冷遇、ここまでするか?)。
 まぁ、多くの中長距離の運用がある線区では他形式との混成をしてたようですが。

 余談はともかく、このモデルは先程の手法の応用でドアの張り出しを再現しています。これがないとキハ35にはちょっと見えない。適切適任な応用例と云えましょう。
 側面は40ポッチ級で省略なしの窓配置が再現可能。32ポッチに応用するなら戸袋窓(いや戸袋窓じゃないですが便宜上)省略、車端部詰めてなんとかなりそうです。
 前面は1x2カブスロがこの部品ならでは表現力。屋根もまたチープにプレートポッチ丸出しですが、これがまたキハ35らしいといいますか(笑)。小技が効いてるのはグローブ形ベンチレータ。最近出回りだしている穴あきの2x2タイル(ドーナツ状)を使うことで、上面の丸みを表現できています。今後、通勤型の印象を変えてしまう表現かもしれません。


 側面アップとエンジン(DMH17H)。側面にシリンダヘッド。
 この精細さはこだわりを感じます。気動車の場合は運用線区もホーム低いので、停車中にエンジン覗きこむなんてこともできましたよね。考えてみたら「エンジン剥き出し」なんて野蛮な乗り物ですよね気動車って(笑)。だからこそ、作りこんだら楽しそうでもあります。

 さて。
 乗る分にはちょっとげんなりする車ですが(隣がキハ40かキハ58ならそっち乗っちゃう)、模型的に見れば1両でも造っておけば編成に変化を付けられる楽しい車ですよね。「適度な落差感」が楽しさを演出するというか。一般には前面も側窓も丸みを帯びた形状である気動車の仲間では、前も側面も角ばったキハ35系は良いアクセント。
 無論、両運転台のキハ30や、ステンレスのキハ35 900代という応用も楽しめそう。
 
 内部構造は先方の記事参照願います。例によって「箱根細工」ですが、この形式の場合は特に違和感が皆無で、かつ実現した場合の質感も良い感じになりそうなんですよね。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】#7938微妙に安い?/#31026バイクショップとカフェも33%off復帰/半額以下

 先日のボーナスタイムセールの余韻?
 買い逃された方もどうぞ……。


 絶版品……の「#7938 超特急列車」が13000円切ってきました。34%off 12845円。
 ラストチャンスかどうかは分かりませんが、初心者の方が二種類入手できる新旧端境時の「ボーナスステージ」であるのは事実。

 #60051も34%offで予約受付中。選べる赤と白? #60052は予約復活あったらしいのですが、すぐに終了……(まぁ新製品ですから焦らずとも)。
 
 時々入手難になるレール2種もも今は24%off 2000円ちょっと。 新作と一緒に確保しておきましょう。



 「#31026 バイクショップとカフェ」が7月15日発送分が33%off 6672円で復活しています。瞬殺の可能性有りますのでお早めに。暇さえありゃ「組換」で遊びたいのですが……いやメインモデルに不満もないのでなかなかバラせない(笑)。ポテンシャルは絶対高い。普通に部品とりにもお勧め。

 とはいえ、定番#31012と優柔はつけにくい。まぁ「商店セット」と「住宅セット」は別物ですよね?(鉄道模型ストラクチャー的に)。「31012ファミリーハウス」も35%offで5099円。ありがたき世界最安値?です。

 8月1日発売のテクニックはボルボ ホイールローダにブルドーザーは未だ定価ですが、「#42029 ピックアップトラック」34%off 8954円に。28%offとか半端じゃなくて、攻撃的な34%off。他の大物二種にも期待が膨らもうと。
 期待込めて#42030のバナーだけは貼っておきます(自動更新。たまにキャッシュ読んでて遅れますけど)。というか安くなると瞬殺もあり得るので、押さえといて値下がり待つのも有効か?


 この辺は常時バーゲンのイメージ有り。借金レンジャー……。LOTRもここまで不人気になるとは。
 #79111は送料込6989円から。トレインの賑やかしに最適。というか大動輪唯一。
 #79008は54%off 6500円(+送料)。
 #79108は53off3300円送料込。
 #79109は55%off 3900円送料込。この価格なら割高感も薄れましょう。

 版権テーマ、明暗を分けてる感強し。まぁ不人気品こそ「狙い目」ではあるのですが。
 ガンマンやインディアンは当面まともに供給されない可能性は高そうですし。
 
◆◇◆◇◆◇◆


<追記>
 「#60052 カーゴトレイン」も発売日寸前の復活です。31%offで17164円。今予約すれば発売日翌日にはお手許に?
 
 なお、#21108 ゴーストバスターズECTO-1は11%off 6620円で確定の模様(まだ、予約可能です)。
 決して安いとはいえないですが、cuusoo関連は当日の品薄とか予想されるので個人的には(自分の分は)キャンセルしないつもりです。無論、他に安く入手できるアテ(量販店店頭や何らかのポイント使える状況等)のある向きはキャンセルで良いと思いますが……。
 

 
posted by 関山 at 01:42| Comment(5) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月01日

【作品紹介】sauseiji様の南海50000系 ラピート試作品

 また不可能がひとつ、現実に近づきつつあります……。


 ジオン軍の新型モビルスーツの頭部ではありません(笑)。

 埼玉オフではトレインテーブルに置かれていたので何方も間違えずに「ラピートだ!」と云われてましたが、となりのドラグナーやSDガンダムの並んだテーブルに置かれていたら……?

 冗談はともかく。
 sauseiji様の次期製作予定の南海50000系「ラピート」の前頭部試作品。
 側面もさることながら、前頭部も難易度がドS級の題材。大型パーツの見立てで完璧なラインを作り出す。「角」もまた効果絶大。
 側面との繋ぎ部分、1/4円を使った処理も美しい。

 側面はポチスロ使って丸窓表現に挑戦されるとか。これもまた楽しみ。
 あと、過渡な期待を抑制する意味で記せば、さすがに今年のJAM合わせは無理とのこと。……大丈夫です、今年のJAMは既に濃すぎるネタでいっぱいいっぱい。ラピートきたらみんな喰われちゃいますよ?

 あと、やっぱりこの電車は「ダークブルー」こそしっくり来ることを再確認。
 つい先日の赤いのも良かったですけど。会場でも多くの方が「赤じゃダメなんですか」と尋ねておりました(笑)。


 拙作 近鉄10000とのツーショット。旧ビスタも個性というかアクの強い顔ですが、ラピートが横に並ぶとおとなしくさえ見える(笑)。

 さて……来年合わせで自分も南海ネタ、考えねばなりますまい。
 どんな濃い・濃ゆいのでもラピートに敵わないのが悔しくはありますが。案外、現行の通勤型をまじめに作るのが対抗策になるのかなぁ(でも、そんなのは多分やらない、やるなら昇圧前の……)。

posted by 関山 at 23:59| Comment(11) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】mazta-k様のデジロ(CAD)。ドイツメルヘン系にも溶け込める?

 #7938の余りそうな部品の再利用……というか、#7938のリアライズ改造とも云えましょうか? #7938のプロトタイプってこの辺のドイツ近郊型なんですよね。

 先方の記事:<LDD>DB Siemens Desiro #7938の先頭パーツを再利用

連結器以外は全部よくあるパーツで構成されてる。スロープ、キャノピー、屋根、Tc車の台車を再利用。
1Mで最大3編成を併結可能。そして実車も3編成まで併結できるらしい。

1編成当たり1箱分の余りパーツを再利用できるという優れもの。
パーツ再利用にいかがでしょう? かなり経済的ですよ。
実車も同じく低コストでできているようで、ある意味リアル?

 先方のキャッチフレーズ? が余りに刺激的なので、そのまま転載させていただきました。
確かに入手が難しそうなのは先頭部の旧タイプ連結器だけですね。でも、ここも他手法で代用できそうに思えます(リアルなダミーカプラー/連結時はドローバー等)。
 それにしても役立たず?な「赤カマボコ」が再利用できるのは有難いですよね(笑)。白のトレインプレートも使いにくい部品ではありますし。

 何より#7938元来の雰囲気を留めつつ、イメージチェンジされてるのもレゴコレクション的には大有りですよね。リアル志向のモデルとは違う、トイ的魅力に溢れます。
 24ポッチトレプレベースゆえの可愛らしさもまた、味。
 側面は大窓に依って、低床部じゃないのに低床に見えるのもポイント。無理はせずとも。
 あと、「DB」等のステッカーで大化けする可能性も高そう。

 はっきり申してしまえば
「4.5Vや12V的な、ドイツメルヘンアイゼンバーン系の世界観にもすんなり溶け込める!」とも。灰色のレールや4.5v信号機、1980年代的なレゴの街さえも似合いそう。
(蒸機列車はハレの列車。デジロはケのふだん使いの列車という感じ?)


 お一人で複数編成はちょっと気合が要りそうですが、仲間内で複数編成持ち合ってという状況はおおありでしょうね。流線形の連接車同士の重連は凄く楽しそうですし。

 デジロ:wikipedia
 低コストであることが強調されていますが、日本の箱型な低コスト車両と違って「美しい」という評価もあります。まぁスタイルは好みの要素もありますが(個人的には箱型貫通式の方が好きですし)。気動車であること考えると、日本では案外NDC辺りが比較対象なのかも知れません。

 座席はどんなんなんでしょう? 少なくとも長距離客にロングシートで我慢させるような非人道的な車両じゃないとは思いますが。でも転クロほど豪華じゃなさそう。
(デジロじゃないですが、スペインの近郊型でプラスチックの固定クロスシートに辟易した経験あります。あれなら701系のロングのほうがいいよ……。ロシアの木製ベンチなエレクトリーチカも嫌だなぁ)
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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