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2014年06月10日

【鉄道作品[日本形]】阪急900形と920形 これぞ阪急の代表車。


 「阪急電車」を今のような姿にしたのは、神戸線に1930年にデビウした900形と、その増備たる920形にほかならなりません。それまでの阪急は神戸線・宝塚線ともに小型車ばかり。高速運転は志向しつつもまだまだ路面電車の延長線上にありましたから。
 しかし、当時なりの「大型車」「大馬力車」であった900/920形は高速と大量輸送という意味で世界観を変えてしまった。

 ※:150kw x4。ちなみに新幹線0系は185kw x4。

 阪急電車の雛形として規格をつくってしまったがために、920形は戦後1948年まで新造が続きます。
 同系車で最大で7両編成を組み、1977年までは本線系(神戸線・宝塚線)でも活躍を続ける。
 支線では1983年まで運用。昭和初期の、大手私鉄の大型電車としては長生きした部類となりました。

 歴史的経緯、そして多くの利用者に親しまれたと云う意味で、これぞ阪急の代表車。
 
 それゆえ、900形は見事に復元された動態保存車輌があるのは知られています。
 一方、920形は……実は2014年現在も「現役」なのです。救援車4050形として。動力なしの付随車ですし、旅客車としての原型は留めていません。しかし側窓まわりには面影残す。

 管理人は1978年までに引退してしまった900形に乗った・見た記憶はないのですが、1983年まで生き残っていた920形なら今津線でよく乗った覚えあり。憧れだけでなく身近な電車でもあったのでした。大型モータゆえの、あの豪快な走行音は記憶に焼き付いています。

 実物写真(wikipediaより)。
 末期の920形。モデルの設定年代もこんな感じ。管理人に馴染みがあるのもこの時代。
 更新で原型の癖が抜け、良い意味でおとなしくなった姿でもあります。
(正直なところ、保存車の900号は「なにか違う」感が否めません。あの復元は見事すぎるのですが。どの時代をモチーフに復元するか? 文化財復元全般に共通する問題ですが)
 実物資料はこちら
 wikipedia:阪急900形
 wikipedia:阪急920形
 懐古趣味の鉄道写真帳:近代電車の旗手 900形
 懐古趣味の鉄道写真帳:ミスター阪急 920形

 「懐古趣味の鉄道写真帳」は貴重な資料(写真)いっぱいです。他にも900/920形は多くの方が記録しており資料が豊富。人気者ですね。


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 制作したのは、900+920−950の3両編成。

 試作品でも触れましたが、こういう茶色1色の旧型電車というのは意外と難度高いです。
 というのは、特徴とか個性を掴まないと「何処の電車かわからなくなる」虞れあり。「京阪神モダニズムの象徴」が、田舎電車に堕ちるリスクも高いと(笑)。

 で、阪急らしさってなにかと思ったら意外と答えは簡単。「茶色の車体に、白い車番と社紋が凄く目立つ」ってことでした。あとは前面の方向板?
 窓の位置とか屋根カーブとかはこだわりだすと際限がなくなりますし、レゴで作るなんて不可能になります。本当云えば、窓位置は0,5プレート程高くしたいのです。そんな魔法が使えれば苦労はないですけど、レゴである意味もまた消尽しますよね?

 あと、両数つなぐととりあえずは「都会の電車」にみえます(笑)。

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 900形。1930年に一挙20両が製造。
 昭和初期の私鉄電車の例に漏れず、1両でも走れる両運転台。当時の神戸線特急は1−3両で済む程度の輸送力だったわけです(今は8−10両)。末期は中間車改造され、1978年までに引退。

 窓まわりは総横組み。 内側への「折れ」はドア部分の「ポッチ」で防ぐ。旧パネルならではの手法。
 試作で問題になったシルヘッダは「旧茶」での表現で解決しました(アドバイスというか、後押し感謝です)。薄味な、上品な仕上がり?
 一方で、客ドアはプレート裏面貼りつけた表現を通しています。ちょっとメリハリ。

 屋根上はガーランドベンチレータを、斜めに付けたタイルで表現。気に入ったんで、旧型客車とかでも使ってみたいもの。
 列車無線アンテナは900形にはない装備ですが(列車無線とATS装置を節約のために、900は全車が中間車化)、まぁ1970年代も先頭車として生き残ったという前提なら必要な装備。

 車内は戦前の転換クロス装備で。
 戦時中に座席撤去。戦後にロングシートで復旧してるのですが、多少の設定のズレは許容されましょう……。まぁ、阪急神戸線のクロスシート車は今も8000形(の神戸方2両)がありますし。

 神戸方前面。920の増結車になるため、ホロが常時ついてたそうです。普段は客前に見せない顔でした。
 阪急は使わないホロは外しておくため、どの世代でも幌付きの先頭車が営業運転に出ることは稀です。
(新京阪は除く。まぁ、京阪系の別会社ですし。京阪は1990年代まで常時ホロつけっぱなしでしたよね。このへんは社風の差異か?)
 連結器は節約でバッファ一体型。それほど違和感もないですけど……。


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 920形。ペアの制御車は950形。
 1934年から28組56両が製造されたもの。1960年代までは神戸線の主役。
 その後宝塚線や今津線などに転用され(また中間車改造されたり電装解除されたり……)、1983年までに引退。

 車内はデビウ当時からロングシート。当時は国鉄の2等車もソファ状のロングシートという車が多く、決して見劣りしない装備。
 とはいえ、モデルではクロスシートで再現したい誘惑と戦いました(笑)。まぁ蛇に足はつけちゃいけません(笑)。

 意外と魅力的な連結面。特徴であった広幅の貫通路・貫通幌。アンチクライマーが連結面にもあると引き締まる。

 屋根上。全長に及ぶ歩み板がなんとも古風。そこを横切る無線アンテナはこの車が1980年代まで生きた証でもあります。

 制御車950形を前にして。
 阪急の神戸寄(宝塚寄・京都寄)先頭車は前面向かって左下の裾部分に、ジャンパ栓収用の函が意外と目立つ。ここは再現したかった。パンタが勇ましい梅田寄り先頭車にはない魅力でもあります。


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 全車共通の台車。イコライザ式のリーフサス。元来900/920は鋳鉄ありビルドアップあり、イコライザも様々な形状有りと台車もバリエーション豊富なのですが……再現かなわず。最大公約数的に仕上げています。

 全車共通。前面窓の微妙な後退角は緩めの折妻の再現でもあります。平妻で割り切るのは無理があり、ガチで折妻にすると難度高すぎるゆえの妥協策。 上の写真で取り付け方法分かりますでしょうか?

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 その他の画像はこちら(brickshelf。検閲済)

 あと、試作品の記事こちら……。

 次回は1010形です。乞うご期待?
 

posted by 関山 at 23:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする