http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=543785
HUNLTC(ハンガリー?)のレゴトレインクラブの10周年記念展示だそうですが、既に#60051が手に入るんですね……羨ましい。
(画像は上記brickshelfからの引用です。リサイズ・トリミング行なっています)
同じ一体パーツ前頭部。
今見ると、#7938(2006)が凄くゴツく、個人的な印象としては「不器量」に見えます。
#60051の初画像公開時に「中国が2000年頃に自力開発しようとして、結局諦めた動車組みたい」って感想上げた気がするんですが、寧ろあのへんのなんとも言えないオーラが漂うのは#7938の方かも知れません。
それに比べて、#60051は凄くスマート。
個人的にはみように依っては683系サンダーバードの流線形に通じると思うのですが。前頭部の裾は外せますからスカートなど自作すれば日本形の特急電車に見立てることもできるかもしれません。
無論、極力もっさくアレンジすれば中国が(以下略。
車体断面は賛否が分かれましょう。#7938のほうがICE的なスマートさはあります。あの大きなカマボコはICEとかET403とかに使い回し出来るんですよね。対して、#60051は45度の白スロープ。昔#4511にも入ってましたが、意外と使いにくい印象はあります。とはいえ、一般論としては大カマボコよりは使いやすいか?
屋根肩の雰囲気とか普通の電車っぽいのはやはり#60051の方です。落ち着いた、良い意味でおとなしい印象はありましょう。
また、全体に「普通の部品」が使われています。組み換えというか、部品取り的には良い変化でしょうか。
カラーリング。今見ると#7938はクドいような。#60051は裾を新濃灰にしたことで「締まって」見えます。車輪が黒なのは世界中をがっかりさせましたが(苦笑)、黒のほうが全体が締まるのは事実なんですよね。
(……でも、そろそろ新灰の車輪欲しい。というかさっさと出せ出しやがれ。新濃灰でもいいよ)
真上から。
RCの制約から、#7897は動力車が長く、他車両は短いというちょっとクセのある編成でした。まぁ実物では一両が動力車であとは付随車と考えればおかしくはないのですが。
対して、#60051は全車長さが揃ってます。やっぱりこっちの方が整って見えますね。まぁ中間車があと4ポッチ長ければなぁと思わなくもないですけど……。
前頭部のスマートは真上から見るとなおのこと強調されます。角ばったスラント型は決して嫌いではないのですが、#7897に関しては造形に失敗した印象が抜けきりません。
パンタ位置はどうにもならないですね。傑作#7938でも何故か前パン。#60051に関しては大規模改造を避けてパンタ位置を是正するなら……中間車に2基とも移設かしら(笑)。高速列車と言うよりは私鉄特急的な身近ムードになっちゃいそうですけど。2丁パンタの中間車大好き個人的に。
真正面。
引退する旧型と、登場する新型。という表現がしっくりきましょう。
日本では特急型や高速列車の寿命は短いものでは10余年程度ですが、その10余年をこの並びには感じます(実際には8年差ですが。あれ、あんまりリアルと差がない)。
その意味ではもし手持ちの#7897を温存されてる方いらしたら、#60051と並べて楽しめるわけですね。
車両入れ替えの過渡期というのは新旧の並ぶ楽しい情景が展開されますから。
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いきなり予約停止とか、価格上昇もないわけではないのでお気をつけて。
手許に届いたらレビュウに組換、ディテールアップ、いろいろ記事にする予定です。