カネモリブリックラボ公式

奥の展示物には、アクリルケースで十分な高さをつけてくれるという配慮が嬉しい。
展示に見合う作品とも云えますし、作品の良さを更に引き出す展示にも見えましょう。

題材の渋さからしてセンスが良すぎです。蒸機でもそうですが、明治期の古典メカには独特の良さが有り。それがきちんと伝わってくる作品。
また、ウォーターラインではなく船底まで造ったモデルであるのも注目。古典的な船型が美しい。
船という複雑な丸みをもった造形を、四角いブロックに違和感なく収めるのって凄くセンスが要ると思うのですが、隼様はそこをクリアされているのですね。納得。
簡単では無いですけれども、このスケールの艦船モデルも流行ればいいなぁとも思うのです。
(昨今流行りの第二次大戦の帝国海軍もありですし、間違ってもプラモデルの題材にはならない古今東西の商船もレゴで作る意義は大きいでしょう)

やはり、鉄道模型的精細感が感じられるモデル。「摩周丸」「三笠」もそうですが、云われなければ「高校生」の作品には見えないでしょう。
この展示では、先頭車にカーブつけて置いているのも巧い。
ちょっと見に行くのは難しい場所ですが、行ける範囲の方でしたら一見の価値はありましょうか。
(行く方は、休業日など注意してください)