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2014年04月17日

【鉄道作品[日本形]】京阪特急1900形(1) 美は混沌にあり!

 試作の記事はこちら
 2013/10/14:京阪1810形(1900形)試作中

 2013/11/1:京阪1900(1810)形、ここまで出来ました。

 2013年11月に3両編成で仮完成。関西で「お披露目」もしています。
 2014年4月にインテリア整備と4両編成化。


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 京阪1900形は1963年から製造された京阪間用特急車で28両新造ですが、それ以前の1810形(1956〜)の17両を改造編入もしています。


 1900としての新製車(右)はノーシルノーヘッダ・張り上げ屋根という後の3000形に通じる現代的な車体。
 しかし1810形の編入車(左)は先進的な台車や駆動メカとは裏腹に、シルヘッダと雨樋のついたちょっと古風な車体のアンバランス。

 これらが新旧を或る程度固めて編成されていればまだ良かったものの、実際の運用は固定編成ではなく1両づつで管理されていたらしく、バラバラまちまち(……編成表のような資料が全く出てきません)。

 車種も、
 片運転台電動車(Mc 基本形式。新旧とも)
 両運転台電動車(cMc 新旧2両づつ)
 中間電動車(M 新のみ 6両)
 制御車(Tc 但し旧が1両のみ)
 付随車(T 新旧とも)
 とバリエーションに富み、それぞれに新型旧型あり。その上、片運電動車の一部と付随車の大部分は「テレビカー」。側面表記に、屋上に八木アンテナ付きという特別仕様。
 
 これらが、新旧不揃いな楽しき編成美を見せてくれていたのでした。
 基本的には4M1Tの5両か、5M1Tの6両編成(うち1両がテレビカー)だったらしいですが、時間帯によっては3両編成もあったとか。

 で、模型的にはこれは大変に有難いこと。
 最小限の両数で、色々編成組み替えて変化つけて遊べる! また、編成中に同じ形の車が存在しないというのもやる気を維持しやすいのですね(笑)。造って楽しい・遊んで楽しい・飾って楽しい。


 その1900形は1972-1973年に3ドアロングシート化。1985年以降は冷房化と大更新。
 更に混沌の度合いを増す。原型は失われたかに見え、1810由来の運転台撤去車はしっかり最後まで「面影」をのこしておりました。シルヘッダと新型クーラのミスマッチもまた味。
 最終的には2008年に完全引退。1956年の1810形から数えれば52年の大活躍となったのでした。

 詳細こちら(wikipedia)
 ただ複雑な改造や改番の歴史は追いきれていないようです。1900形だけで本は一冊出せるでしょう(笑)。


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 制作にあたっては、色が問題でした。
 京阪特急の伝統色「ゴールデンオレンジ+臙脂」ですが、前者をレゴのカラパレの中のどの色使って再現したらよいものか? 微妙なそれっぽい色はなくもないのですが、その種の色は到底「電車」という大量の1x1や1x2のプレート消費する題材に使えるわけはありません。
 しかし、Ryokuchakuma氏の地鉄10030(元 京阪3000形)の作品が、普通に黄色+レゴ赤で制作されているのに違和感が皆無で京阪特急色に見える。これを黄色+濃赤にすれば更に行けるんじゃないかと判断。

 二段の、如何にもな電車窓は下を横組・上を順組の組み合わせで解消。
 横組の窓ピッチを5プレート分にすれば、上窓の1/1/1/1……というピッチと整合します。
 窓上部の微妙な丸みの表現にもなり、一石二鳥という感じでした。

 旧型(1810形)の方の雨樋は黒や灰色で試作すると違和感がものすごかったので、思い切って黄色のレール付きプレートを大量購入。古く見えるようで古くない、1810形の微妙さを再現することに成功。
 なお、各車ともホロは両側につけ、どちら向けにも出来るようにしています。

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 1905号(旧1815号)。両運転台の電動車でテレビカー。
 1900形編入時にはテレビは撤去されてたらしいのですが、両運でテレビ付きという「フルスペック」に惹かれ、敢えて考証を無視。
 窓上の赤の1x1プレートは「テレビカー」の表記のつもりですよ!
 八木アンテナは「鉄格子」を斜めにつけて見立ててます。

 車内インテリア。座席は1810時代の「赤」で。白黒テレビの受像機あり。

 台車はKS51。極初期のエアサス台車であり、ベローズが台車の下の方についてるのが特徴。ちょっとゴツい形状。
 1900形の台車、KS-51とKS-70に関してはこちらが詳しい。台車は凝ると楽しい部分です。

 1903号(旧1813号)。片運転台電動車。
 特に特徴のない車ですが、それゆえに整った美しさが強く感じられるというもの。
 前部のみ下がった雨樋は流動感を与え、ちょっぴり「流線型」を感じさせます。

 台車はこの車もKS51。
 片方の台車は「9Vモーター」ですが、ボルスタアンカだけはくっつけて少しでも形状を整えた由。
 他に選択肢のないトレインモータの枠ですが、ボルスタアンカつけて私鉄電車の台車っぽく見せる手法は広範に使える手でしょう。
 当然ですが、編成中には必ずこの車を組み込む必要があります。

 インテリア。この車も赤シート。


 1918号。1900形としての新造車。片運転台電動車。
 先に1810形由来の車作って、バリエーションとして制作したもの。
 1900新造車は大きめの2つ目玉と、正面の飾りバンパーが特徴。ここは作ってて楽しい部分でした。

 台車はKS70。KS51よりは随所が近代化されてスマートに。ベローズの位置は車体に近い上部寄り。

 インテリア。シートはオレンジに黒とか茶のラインが入った柄物だったとか。希少なダークオレンジで表現してみました。


 1956号。1900形としての新造車。付随車。テレビカー。
 前後対称の車体で、電車というより客車的な風情の持ち主。

 2013年11月に作った3両のインテリア工事行ってた4月の上旬に、2014年4月に「なんとなく、つい勢いで」増車してしまったもの。
(お陰で黄色の1x2・1x1プレート及び、濃赤パーツのストックを使いきりましたが)

 この時代の私鉄電車としては未だ珍しい、中間電動車の1980形も惹かれる存在でしたが、何もついてない付随車の軽快さを優先。あと付随車だと「テレビカー」に仕立てられる役得も……流石に4両編成でテレビ2両は史実よりは多いのですがまぁ気にしない。

 台車はFS347。ミンデンドイツ式で構造上、台車が大柄になってしまうのが特徴。車軸支える板バネが目立ちます。モデルでは床下機器の少ない付随車ゆえ、採用してみました。

 車内インテリア。この車も白黒テレビの受像機あり。床の色は資料がなかったので茶色にしています。無論板張りでなくリノリュウムです。
(……昔はリノリュウムやデコラのほうが、本物の木より高価・高級だったんですよ!)



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 これらの4両を好き勝手・気ままに編成するのはやっぱり楽しい。
 なにより、4両編成のインパクト! 仮落成時の3両編成だとまだ田舎電車っぽい雰囲気があったんですが、4両って一気に都会の電車になったような気分です?

 編成的には「Mc-T-Mc+cMc」という如何にも両運車が増結用というのも、「Mc-Mc+T+cMc」という2両編成本位のものも、「Mc-cMc-T-Mc」という両運車を中間車に見立ててしまったのもあり。
 その上、新旧の形状差に「テレビカー」。
 
 気になる? 編成写真は次回お見せしますが。

 まずは、元1810形だけの2両編成も悪くないもの。
 
<続く。その他の写真は此方へ[brickshelf:検閲済]
 
posted by 関山 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする