
ニュースとしては旧聞ですが、2014年のバレンタインポリバックセット。#40085テディベア(画像はbricksetより)。
日本人的好みから言えば、おめめは丸タイルプリントよりも、ただの丸プレート黒か1×1タイル黒のほうがらしい気がしますが、それ以外の造形は丸みの強い、2014年クリエイター可愛い動物系(申とかネコとか)に準ずるもの。
デザイン方向性の賛否はともかく、今の――2010年代の――レゴって感が強いですね。
さて、此の品のインストの中には2014年のイースターポリバックの案内も入っていたようです。

うーん、丸っこい。同じ傾向のデザインです。カーブスロープとスロープの使いこなしが巧くなってます。丸タイルの目はこっちは違和感なく似合ってる感じ。
ちなみに去年のはこんなのでした。

立体的なのはよし。でもまだまだ角張ってました。ひげの表現はユニークでしたが。
2012年をあけて、2011年のはこんなの。

―― 2013年のはこれの色替えなんですね。
2010年。

対象年齢などコンセプトの違いが明確にありますので、単純に「進化」って言葉は使っちゃいけないのでしょう。
しかし「わずか3年前」の#40005と、今度の#40086にはレゴの古代と未来をみるような気がします。というか、イースターのウサギはこれまでがちょっと古めの印象があったんですね。その世代の一般ラインナップとくらべても。
#40086は一般ラインナップ(=クリエイター)と同等になったという意味で価値がありましょう。
なお、シーズナルポリバックは日本でもほぼ例外なくクリブリ店頭発売があります(「復活祭」のような馴染みのないものでも)。気になる方は店頭チェックです。