実際には「大出力+勾配対応」な165系の方が活動範囲・活躍期間ともに長く、「クモハ」があるために編成も柔軟に組めるメリットが大きいのです(最短3両、経済的!)。
え、165系には愛くるしい低運転台車がない? クハ164[クハ153改造]がありますよ(笑)。
先方の記事「湘南色プロジェクト…国鉄165系」

(153系だとこうはいきません。8両編成が必要になる憂鬱……)

モハ164はパンタ廻りがシンプルながら纏まりがよく、惚れ惚れ。クモハ165は床下機器の重量感が凄いですね。台車もダイレクトマウントの新型エアサスですし。
芸が細かいなぁと思ったのは、トイレの臭気抜きの小窓。よくぞこんなところまで。
ドア窓・戸袋窓も横組み+半プレート調整のおかげで寸法的にリアル。ただ、ドア窓はもう1プレート巾が広いほうがそれっぽいように思います。
個人的な好みなのですが、スカートは黒のほうがよいかも……。とはいえ、灰色も捨てがたいです。バッファは後者でも違和感が無いですね。連結器剥き出しは、如何にも「自在に編成を組めるぞ!」という意思表示のように感じられ、ダミーカプラーより好きだったりします(笑)。
というか、165系だと「先頭車同士の重連」とか日常茶飯事でしたし。

実際にはかなり早い時期に営業休止(1975年ころが最後のはず)→廃車(1982年が最後)ですから、成功作とは言えないのですけれども。趣味的・模型的には活躍させてあげたい車種です。
さて、ビュフェ部分の窓は高さ方向的には適切だと思うのですが、幅がちょっと物足りない印象があります(あの窓はかなり横長って感が)。パネルの端に1×2クリアプレートを付けても、それほど違和感はないと思うのですがどんなものでしょうか?
二種のクーラー並ぶ屋根上はやはり楽しいですよね。AU12キノコ型はやっぱりかっこいいのです。
あと、床下の巨大水タンクも食堂車ってことを感じさせます。
此の車、反対側の姿はまるで違いますから、元記事で拝見あれ……。
なお、勿論インテリアも考慮されるとのこと。冷蔵ショウケースに酒燗器完備の「走る寿司屋」(蕎麦屋かな?)が実現すること願っています。
さて……。ウチの471系も似たような5両編成を考えています。グリーン車とビュフェ車、頑張りませんと。負けてられないです。