但し、「復習」の値打ちは十分にあるはずです!
前回記事こちら
関西訪問その2「11月2日 阪大レゴ部(下)」

さて。先に結論を記してしまいますと、「直線を連続させることで成立している」大カーブの魅力は予想以上のものでした。
「カーブがカーブとして存在するだけ」
で、十分に絵になる、魅せ場になってしまうのです。
これまでのレゴトレインの運転では、リアルティに欠く急カーブで興が冷める一面もあったんですが、それが一転、魅力に成ってしまいますとは!
無論、大カーブには問題点もあります。
「資材を大量に使う」……これはなんとかなる範囲です。
また、「広大な設置場所」に関してはJAMクラスのイベントならなんとかもなりましょう。
意外となんとかなる。いやいや……。
……覆らない問題は「9Vには、ちと厳しい」。
緩バメですので、外側レールの接触部分はわずかしかありません。そして9Vは「確実な電気的接続」なければ走りません。JAMというか、東京の古手のファンは皆9VメインですからPFへの乗り換えはそうそう簡単には出来ないのです。また、後述しますが大規模展示では安全面で9Vの方が望ましいのもまた事実です。
無論、カーブを外国の作例で見られるレベルまで緩くする手もありますが(これなら接触も改善する)、ここまですると「資材」「場所」がちと現実的ではなくなる問題が出てきましょう。
実は、この辺の解決策というか妥協策として造ったのが先日(11月16日のオフ会)用意した「フレキシブルレールの固定化+9V通電化改造」であったわけです。外見はともかく、9V通電に関しては何の問題もないのは収穫ではありました。
この辺、まだ「研究」は必要なのかもしれません。

1日目及び2日目午前は外国型中心。ホームを延長+増設されてきたmazta-k氏作の駅にはTGVが3並び。奥にはmazta-k氏新作のドイツの近郊型電車。
なお手前のホームはDBAG(ドイツ鉄道)スタイル。低めのホームがTGVに似合います。


欧州系は意外と「今の普通の電車」の作品が少ないため、貴重な作例です。
あと、もっと#7938の色を残すYonenaga作品との並びも見てみたいです。


(大出力機で駆動軸多め……2車体の8軸駆動とか好むのはロシアと中国、あと日本ですかね?)
