
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=535016
意外と珍しい、現行の私鉄通勤型電車の作品です。
題材は京成3000形(新)。2002年から傍系の会社も含めて増備中のステンレス車。気がついたら旧3000系列を殆ど置き換えてしまったのですね。
京成のイメージは旧3000系列の野暮ったい車内(ベージュの内装とエンジのシート。二段窓)だったのに、僅かな期間で激変してしまったものです。
実物詳細こちら(wikipedia)
なお、同型車が北総鉄道・千葉ニュータウン鉄道・新京成にも入っています。
「1号線規格」とは言いますが、都営5300や京急 銀1000が省略してしまった運転台直後の座席(ヲタ席)が残ってるのは嬉しい限りです。逆にいえば京急銀1000駄目すぎ……。
閑話休題。JRchiba様の作品は左から
京成3000・千葉NT鉄道9200・北総7500・京成3050(スカイアクセス)・新京成新800。
同じ型での作り分けというのは、今の規格型の電車ならではの楽しみかもしれません。趣味的に詰まらないかというと、そうでもなく、こうした統一感ってそれはそれでありかなぁと思ったりもします。
作品は8幅というスケール使って、額縁状の前面を表現しています。6幅だとこの種の顔って難しいのですよね。
側面はドア部分で灰色の濃淡分けているのが目新しい表現です。
日車ブロック鋼体だと車体とドアで使用素材の差があって、確かに違う色に見えるのでこの表現はなるほど! と。
今様の通勤型電車の魅力を引き出し、伝えている作品と思います。
8幅フルスケールというサイズは実際の制作は困難かもしれませんが、現物の落成あれば拝見してみたいものですね。