情報源及び画像はEurobricksより。更にその下はレゴ公式。元記事には高解像度画像へのリンクあり。
乗ってるコンテナの数からどれだけ大きな……と思わせてしまいますが、2TEU=1×4ブロック相当のようですね。前作(#10152etc)とはスケールが異なります(あっちは2TEU=2×8ブロック相当)。
ブリッジを見ても#10152とはスケール違いが分かります。今回はより大きな船の再現を意識しているのでしょう。実際、「マースク・トリプルE級」は現在建造中の、世界最大のコンテナ船なのだそうです。その満載状態をモデル化というのは気合が入っています。
なお、製品のスケールは写真手前の「ブロックはずし」から推し量ることも出来ましょう。
製品情報です。
発売:2014年1月
1518ピース
149.99ドル(税別)/129.99ユーロ(税込?)
例によって日本未販売なのでしょうね……いい加減何とかならないものなのでしょうかこの明らかな差別待遇。Shop@homeなら楽天とかにブランド貸して任せればいい話ですし、日本のクリックブリックが世界のレゴストア網から未だに切り離されてる理由がわかりません(直営とかフライチャイズの問題は消費者には関係ない話です)。
閑話休題。製品の話に戻りましょう。
レゴの船としては珍しく、「ウォーターライン」ではなく喫水線下まで作られているのも注目です。そのために置台が付き、球状船首やスクリューの作りこみがあります。
なんと、エンジンまで作りこまれています。観賞用の窓もあり。
なお、コンテナそのものは1×4ではコスト掛かるのか、2×4で2個が一体にされています。
船首部分。パーツの一体化は#10152と異なる部分。これくらいなら許容範囲でしょうか……。飽くまで汎用部品の範疇ですし。
船尾。スクリューと舵が良い雰囲気。実物は直径何mあるんでしょうね。
書斎に飾っておける雰囲気の「模型」といえましょう。
レゴに関しては軍船を製品化出来ないという縛りが、他の模型メーカーがあまり手を出さない大型商船のモデル化を可能にしてる側面もありましょう。
無論、それ以前にMAERSKというレゴと同じデンマークの海運会社(世界1位!)とのコラボが国家的アイデンティティになっていて、数々の例外的製品群を生んでいるのでしょうが。