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2013年09月25日

【組換作品紹介】Azur様の#31012×2組換作品。開閉式の駅舎はプレイアビリティ高し!

  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=534525

 Azur様の「#31012ファミリーホーム×2」組換作品シリーズの第四作目は「駅舎」。
 あの「国立駅旧駅舎」を思わせる、何処か温かみのある木造駅舎。レゴという素材にもかかわらず、何処か日本的な雰囲気を醸し出しているのは作者のセンスか、観察眼の成す技でしょうか……。作者の意図と外れていたら申し訳ないのですが、この駅に似合うのは国鉄でもJRでも、或いは私鉄(どちらかというと大手私鉄)でも日本形車両にほかならないでしょう。それも機関車+客車や気動車よりは「電車」がしっくりきそうです。良い意味での日常感。

 で、車両が半鋼製のゴツい旧型電車やらツルツル丸型の黎明期軽量電車ならば昭和30年代的情景、角ばった量産角型電車なら昭和40−50年代。
 無論、今様な銀色電車なら現代の情景として通じる時代的な幅の広さはある作品なのです。

 また、「組換」でありつつ駅前広場の舗装部分やら、小さなロータリの噴水まで表現されていますとは。あのセットのポテンシャルを更に一段格上げした感が。もうロードプレート要りませんね?

 あと、屋根は先の「幼稚園」同様、合わせ面(凹)の処理を特殊部品なしでこなしています。これが出来ると組換の幅も広がるのですよね。

 裏面、というよりはホーム側。表面の良い意味での地味さ堅実さに対し、大胆なアーチ大窓がインパクト充分。ここに大正から昭和初期くらいの良きモダニズムを感じるのです。駅舎内の天井の高さもあの時代の建物らしさと云えましょう。
 改札ゲートの造形も好ましいもの。このシンプルさは自動改札普及前の雰囲気か? 思えば1990年代までは私鉄の駅だと「入札省略。改札は自由にお通りください」というスタイルが東急や小田急クラスでも当たり前だったものです。

 この駅舎は開閉式。出札口やら待合室。そして床面モザイクの作りこみが分かります。この華やかさが派手さよりは「あたたかさ」に繋がってるように。

  
 開閉式ですから、こんな3態が取れる由。
 
 左は閉状態。スタンダード。
 中は開いた状態で、小規模な終端駅(或いは折り返し用の側線のある駅)の雰囲気を狙った配置。面白いムードです。
 右は90度開き。駅舎が線路と直角に配置された駅。これも何処かに有りそうな雰囲気。レイアウトにおけるレイアウトフリーは使い勝手もよく、遊んで楽しいとも。

 4幅の小型トラック(軽四輪?)は色違いの揃い。形が揃ってるのが堪りません。

 そんなわけで、長々と紹介してしまいました。
 しかし、数でてきた#31012組換作品の中でも究極的な一作と云えましょう。この駅があればお馴染みの電車でも運転が楽しくなるはず……。皆様もおひとつ(おふたつ?)如何?

 

 それにしても、このセットのプロダクツデザイナーさんの顔、一度拝んでみたいものですね……。
 どうやったら1セットにここまでのポテンシャルを詰め込めるのでしょうか。
 
posted by 関山 at 22:45| Comment(3) | TrackBack(0) | セット内組換作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【国内作品紹介】enquete-art様のキヤ191形気動車(架線検測車)

 今のところ情報はbrickshelfに上がった、一枚の写真のみ。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?i=5953050

 それでも、作品の魅力は十分すぎるほどに伝わってきます。特急電車に似つつも微妙に縦長な「顔」。カーブスロープによる丸み表現のスマートさ。絶妙な塗り分けラインの表現。スカートの台車マウントも「きちんと走る」ことの裏付けでしょう。

 ちらりと見える側面。小窓も含む特徴的な側面が再現されていますし、青に黄色帯という欧州めいたカラーリングがレゴという素材との相性の良さを感じさせる。
 圧巻は架線関係の試験車らしい賑やかな屋上機器。観測ドームや投光器。

 製作中なのかもしれませんが、完成が楽しみな作品です。

 キヤ190・191形についてはこちら。

 架線(及び信号の)試験車であり、電車のような形状をしているものの、その「検測対象」が非通電でも使えるように「気動車」という珍車。
 1974−76年に3編成が製造。全国各地を巡って活躍したものの、後継車(やはり電車形状の気動車)の登場で2008年までに廃車されています。

 それにしても。
 「9」や「4」の付く、試作車・試験車・各種事業用車の作品も充実しつつありますね。プロトタイプは古今共に形状的に面白いものが多数。web時代なら資料を集めるのも容易いこと。
 何より1−2両で完結しているものが殆どですから、もっと作られても良い題材かも知れません。
 
posted by 関山 at 21:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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