先方の記事「『フ』2題」
http://blogs.yahoo.co.jp/yakko35_21/54238101.html
編成例の写真やスハフの窓構造もあり、必見です。
オハネフ13形 B寝台緩急車。10系寝台車の形式の1つで1961年に製造されたもの。当初は団体列車専用車でしたが後に一般の急行用に。1982-3年ころに引退しています。
車掌室・手ブレーキ・尾灯があり、列車最後尾への連結が可能でした。
AP様の作品では、デッキ部の配電盤張り出しや、他のB寝台車同様の通路側側面の微妙な窓高さの再現が印象的です。
勿論、寝台側側面は小分けの窓が再現されています。
スハフ42形。3等緩急車(普通車)。1951年から大量に製造され、旧型客車の末期まで使用されていました。今もJR東日本と大井川鉄道ではSL列車のお供として健在です。一番身近な「旧客」かも知れません。旧客に間に合わなかった世代の管理人も、さすがにこの形式は何度か乗ったことがあります。
車掌室をデッキの外側に設け、妻面片方に窓を開けたのが特徴でした。
AP様の作品では、かなりの苦心の上で妻面窓を再現されています。スハ43と同じ……というわけには行かなかったようですが、その苦心の甲斐のある造形です。列車の端を引き締めることでしょう。
なお、ウインドシルヘッダー(窓上下の補強帯)の凝った表現も従来作品と共通します。この表現はやはり美しいですね……。
1970-80年台の急行列車といった感じの7両編成。B寝台×2+A寝台+グリーン+普通車×3。
あぁ、こんな列車で旅をしたかったものです。まぁ夏は冷房効いた12系がいいですけど(笑)。
それにしても、AP様のところには荷物車や郵便車もいる由ですから、旧型客車の急行編成が二組できそうですね。牽引はEF58とEF61が揃う。でも赤い交流電機やディーゼル機関車も似合うことでしょう。或いは蒸機も……?
大規模運転会などでのお披露目、期待したいところです。