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2013年09月16日

【価格情報】こんな時だからこそ、定番を見なおそう?

 最近【価格情報】をあまり貼ってないのは……。

 クリスマス商戦の微妙な前で、新製品が出て来にくい時期
 数少ない新製品(デロリアン……)は十分な数が入ってこず、とても安売りどころじゃない。
 チーマやFriendsの小物は本気で需要がない……。

 ……と、市場が「凪いでる」としかいいようのない状況だから。
(パレスシネマも高いままですし……)

 但し、新製品とかに振り回されないこの状況だからこそ、定番をチェック。

 幸いにもトレインは「優遇」続いてます。既に持ってる? 同じ物が並んでいても違和感がないどころか、リアルティが増すのが鉄道車両の良い所ですよ?
 改造とか自作の部品とりとしても、複数セットある方がパフォーマンスは上がります。
(昔、部品取り用のセットは必ず偶数個買え、とか言われたのを思い出したり)


 まずはトレイン系。最近再入荷時に少し値上げ……が最近少なくないのですが、このへんは未だ大丈夫です。とはいえ、いつまでもこの状態が続くとも思えません。
 「#10233ホライゾンエクスプレス」は未だ36%off 9354円。最安値。
 「#7938超特急列車」は45%off。10449円。再安値水準です。
 「#7939新カーゴトレイン」は38%off 16817円。最安値ではありませんが、16000円切ったことも殆どありませんでした。

 「#7499フレキシブルレール」。レール補充はこんな時にこそ。37%off 1645円。
 「#7895ポイントレール」は品薄傾向。でも定価以下です。12%off 2321円。これも買える時に。
 「#79111トレインチェイス」は未だお持ちじゃない方も少なくないみたいですが、良いセットです……。ロッドつけたり動力化したりの改造は自作蒸機作るトレーニングにもなりましょう。

<追記>
 「#10197 ファイアーブリゲード」が久々に38%off 16180円です。
 2009年製品ですが、まだ現役……。なくなるタイミングが読めません。



 秋の夜長に……テクニックの大箱も買いどきといえば買いどきです。
 2013後半カタログ掲載ではありますが、時期的にそろそろ消えそうな#「8110 ウニモグU400」は40%offで15726円!
 ブランドを多々乗り越え続いてきた、レゴのフォーミュラーカーモデルの伝統を今に引き継ぐ「#42000 グランプリレーサー」は36%off 8672円。
 新作も負けずに。大作「#42009 モービル・クレーンMKII」は34%off 17945円。
 この価格で「電気(PF)と空気(Pneumatic)の合わせ技」は凄いとしかいい用のない「#42008 サービストラック」は36%off 9354円。

 トレイン各種もそうですが、このあたりは世界的基準でも「お買い得」。


 SWのUCSなど。発売から時間が経つと注目されにくいですが……。あと日本未販売の10000代。

 「#10227 Bウイング」は47%off。16726円。
 「#10225 R2-D2」は41%off 16180円。
 「#10226 ソプウィズ・キャメル」は36%off 8792円。この手は気がついたらなくなってる感じがします。

 日本未販売のままで終わりそうな「#10937 Arkham Asylum Breakout」はまだの22920円の品あり(マケプレ・amazon倉庫発送で送料込)。17000円程度からがbricklink相場なので割高感は少ないです。2485gもあるセットの国際送料は5000円じゃ済みませんし……。
 同じような事情で、なかなか日本での発売が聞こえてこない「#10240 X-WING UCS二代目」ですが、マケプレ価格は29350円送料込から。対してbricklink相場は22300円くらいからです。
 この大きさのもの(2270g!)をアメリカから輸入すると国際送料やっぱり相当な金額ですし、関税も掛かります。マケプレ価格はそう考えると悪くないのかも? なによりamazon倉庫発送ですから安心感や納期メリットもありましょう。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レゴ以外のブロック玩具】ブロック玩具戦争in 2013?

 レゴ社の売上が年毎に数割増という、非ITの製造業としては異常なペースで伸びているのは既に報じられてる通り。
 そして、レゴのポッチ接合に関する知的所有権は全て切れてるらしい。

 そうなりゃ、ブロック玩具での世界に新規参入する企業あってもおかしくありません。


 プラモデルのAIRFIXが「Quickbuild」シリーズとしてブロック玩具に参入していることは、Eurobricksで話題になっていました。
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=86647

 AIRFIX社の商品ページはこちら。
「そういう話がある」というレベルではなく、既に10ポンド(1500円)ほどで市販されてるようです。
 ラインナップは今のところ飛行機(軍用機)のみですが、二次大戦機(スピットファイア等)から現行機(F22等)に至るまでの幅広いというか、とりあえず何がウケるか推し量ってるようなラインナップです。

 で……肝心の組立要素については突っ込むのやめときましょう。
 ブロック玩具と言うよりはむしろパズルのような感じです。正直、魅力は皆無。まぁプラモデル組立てできる子供が減ってるがゆえの苦肉の策なのかもしれません。

 あと。
 こっちは既に日本で店頭(トイザらス限定らしい?)に並んでいますね。KREOのトランスフォーマー。
 扱いはなんと天下の「タカラトミー」
 製造元はあの韓国oxford。パチモノブロックのイメージからえらく「出世」したもの?
 あと、タカラトミーアーツがガチャフィグ扱いやめた時期とKREO扱いだした時期が近いのはなにか関係有りや無しや?

 ラインナップ。
 そんなに悪い出来には見えないです。何より、ブロック玩具であることを忘れてないデザインはクリエイターの影響下にあることを感じさせますし。汎用部品と適度な専用部品の組み合わせでビークルもロボも構成されているんですよね。

 変形はせず、組換で以って変形の見立てとする割り切りです。
 下の「ロボットとビークルを同時に作ることはできません。」の注意書きは、限りなく「本家」のクリエイターシリーズを思わせますよね。まぁ本家も2013年に入ってかなりトランスフォーマー意識したクリエイターリリースしちゃってますけれど。
   

 このへんとか。KREOを見た後だと「意識してる……」と思わざるをえないのですね(苦笑)。
 戦争ともなると、なりふり構っちゃ居られないのでしょうか……。

 そういえば。
 この種のブロック玩具で、国内で大手流通に乗ってたのはバンダイ扱いのメガブロック。但し、バンダイは既にメガブロックの扱いやめてる模様。
 ただ、トイザらス独自でのメガブロックの輸入は行ってるようです。

 とはいえ、ザらス専用販促品のジェフリー作らせるくらいにトイザらスとレゴは懇意?でもあります。
 戦争というか外交関係は、外野が思うよりは複雑なのかも知れません。
 

2013年09月15日

【作品紹介】G@ひたひた様のクモル145+クル145(CAD)。事業用車は楽し♪

 103系低運転台車のバリエーションは、良い意味で斜め上でした。


 荷台のみ屋根なし電車。クモル145+クル145の配給電車ペア。実物は1980年頃に101系の機器流用で造られたものです。東京地区関西地区ともに配属されてJR移行後も使われていましたが、今は両者とも引退しています。
 配給電車は「社用品輸送車」とでも言えば良いのでしょうか。国鉄の倉庫や工場の間を電車部品などを輸送するための車です。私鉄でも無蓋電動貨車(デトやモトを名乗ること多し)が存在してましたが、あちらの多くが保線用や救援車であったのとは対照的ですね。
 なんであれ、車輪やパンタ、床下機器など分かりやすい車両部品を輸送する姿は様になりますし、模型・玩具としても見栄えがする姿でしょうか。

 さて、この作品。見所は言うまでもなく「荷台」。
 安直に造らず、タイルとプレートの重ね。そして裏面ブラケット処理で内側の灰色塗装を再現しています。このお陰で、模型作品としての「手抜き」感は皆無で、普通の電車よりはるかに手間かかってる……という感さえあるのですね。床面の主電動機点検蓋も泣かせるところ。

 また、車体強度を台枠部分のみで持たせてるため、構造上の配慮もあるようです。


 前面形状もまた正確。103系低運転台顔ですが、濃い目の色に黄色帯はまた印象が変わるもの。
 強調した手すりも好ましい表現です。

 実現にあたっては前面の屋根カーブがやはり問題になりましょうか? あとは大量のブラケット新型入手。
 それから動力はどうするか……。9Vなら自走は楽勝ですが、PFだと運転台とその後部の有蓋部分に機器を押し込む必要がありましょうか。電池BOX+受光ユニット+車体で最低14ポッチ。でもなんとかなりそうにも見えますね。

 実現したらトレインパーツ積んで配給電車。
 また、クモヤやクモニなどと組んで牽引車代用など、遊びの幅は広そうです。
 
 ところで、クモヤ145辺りも面白そうな題材なんですよね。
 時にマヤ(軌道試験車)牽いたり、185系や165系の臨時電車でのATC車として営業電車に併結されたり。あれも幅の広そうな題材ではありましょう。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(5) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月14日

【作品紹介】Adiemus様の京阪8000形(CAD)。アークラインの美しさ……。

 製作者よりメールで教えて頂きました。作品紹介「自薦」も大歓迎です。


 京阪の特急車8000形。新塗装の現行仕様。

 数年前の新塗装化……。電車の新塗装化やら更新って殆どの場合はオリジナルの良さをぶっ壊す酷いものですが、京阪の新塗装は目を瞠るべきものでした!
 塗り分け上下の逆転は違和感がなく、前面のアーチ塗りも新鮮味。華やかなゴールドライン。
 なにより、旧塗装ではいただけない部分であった前面の処理(前面だけ塗り分けラインが強引に下がってる辺り)が改善されているのは大きい。追って更新されたインテリアもソファ的なロングシートなど現実に即して、魅力を増してるように感じます。まぁ未だ乗っていませんけれど。次の「上京」時には是非試してみたいものです。

 その車を、「繊細に」に仕上げて来られました。
 前面やダブルデッカーの「アーチ」は綺麗に。特に前面は1×6アーチを上下逆転で使ってるのに驚かされます。
 前面は前面窓ガラスに横組処理。おかげで貫通扉もそれらしく。側面回り込みもタイルで綺麗。1×2タイルのクリア系も最近は入手しやすいので、非現実的には見えません。
 そして鳩マーク。翼広げてみえるのもポイント。隙間も気にならず。
(個人的な意見ですが、黒い部分をプレート1枚分上に広げ、ヘッドライトや方向幕も表現されたらどんな感じになりますでしょうか?)

 色は通常の赤と黄色のようです。ここは先行するRyokuchakuma氏の地鉄10030と同じく違和感ありません。赤を濃赤にするとどうなるのかなぁという興味もわきますが。

 屋上に目を向けると、クーラーと交差式パンタにも目が止まります。前者はポチスロの斜めが美しく。後者は新表現が印象的。下半分はクリップをペグで繋いでるんですね。交差式パンタは「不可能」からの進化が著しいです……。


 肝心のダブルデッカー。アークラインが見事! 京阪の車両限界ゆえの特殊な断面形状も再現されています。窓ピラーは省略ですが、実製作時に窓をスモークにしたら気にならなそうです。
(その意味で3000形のDD……地鉄31号の方が難しい? あっちはピラー省略できないですから)
 
 なお、全車車輪は小径車輪です。走行を意識されないディスプレイモデル? 寸法的には通常のトレイン車輪化に問題さそうですし、全体のバランスでも望ましいような。

 どこかでは117系や225系といった淀川向こうのライバルも計画中……。そうした並びがいつか実現する日が楽しみですが、可能性が見えてきた感がありましょう。
 え、茶色の? これも何方かチャレンジされませんか(笑)。
(あと、その前に地鉄10030との対面も?)

 その他画像はこちらへ(Flickr) パンタなどのアップもあり。必見!
 

posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】通勤電車に「熟成感」! G@ひたひた様の103系各種(CAD)

「こういった地味な通勤車輌が入線し始めると、レイアウトに日常的なリアリティーが出て来るし、レゴトレイン界も成熟期に突入、といった趣になりますね。」
 この言葉を引用しちゃいます。まさに103系を象徴してるように思いますので。

 先方の記事はこちら。

 まぁ、鉄道模型・鉄道玩具の世界では身近な通勤型って以外と人気者ゆえ、製品化の機会は多いって反論はされそう(KATOも最初の電車は103系でしたし)。
 でも、レゴトレインの世界ではあまり造られてこなかったのも事実ですよね? 思い出されるのはBUCHI氏の作品群かしら(国鉄・JRの通勤型や近郊型各種)。それでも103系は何故か実現していませんでした。理由は割と明白で、「黄色以外はパーツ供給的に、至難!」。
 でも、今は?


 題材は103系低運転台車。東京では過去の電車ですが、西ではなおも現役。
 4ドアは3ドアにアレンジ。違和感は皆無です。側面割付では戸袋窓の効果が大きいですね。側窓は言うまでもなく1×2クリアブロック。これ以外の表現あり得ないでしょう(西の更新車はともかく)。ドアは横組でレアパーツ濫用を避けています。余談ですが、先の117系でもこの表現でコストダウン可能かも?

 前面はきっちり傾斜窓(CADでは無理なようですが、実際には傾斜可能らしい)。
 屋根カーブは新型のカーブスロープで綺麗に。ただ、この部品はまだカラバリが少ないのが悩みのタネ……。当面は他スロープ部品で代用するしか無いのかも知れません。というか、ここを乗り越えれば他はどんな色でも問題も無さそうです。

 あと、側面・前面の「アクセント」も印象的です。平板な車体だからこそ映える。
 前面下部の通風口とか、側面の電動機吸気口(だったっけ?)のグリル、また前面手すりは敢えて強調。車側灯も意外と目立つ要素ですよね。

 ただ、運転台横と車端部の余裕は「ちょっと違うかな?」という感が。全長を変えるか、或いは何処かをつめて4ドアにするか……。自分も脳内で101系を全長32ポッチで考えたことがあるので、通勤型の側面割付はおもったより難しいって実感です。
 ドアは車体とツライチになってしまうので、沓摺りの表現あればドアらしく見えるかもしれません。103系では意外と目立つ気がしますし。
 
 床下機器や台車も省略がありません。台車はひと目でDT22系とわかる造形です。

 バリエーション。
 今はミディアムブルー・ライム・オレンジも入手難度は下がってるので、この並びも現実に近づいたと云えましょうか。山陽本線用とか、1000番代や1200番代、或いは105系。103系オリジナルに戻って高運転台車。或いは西の大規模更新車。応用で201系あたりも。
 
 地味に見える通勤型ほどバリエーションとか豊富な題材は他にないのかも知れません。一度作ってしまえば混色や混結で遊べるのも魅力。
 実現にはもう少し詰めるべきところもあると思うのですが、これも実制作が楽しみな題材ですね。今のレゴのパーツ事情は実現を可能にしているのですし。

 最後に蛇足。
 4つドアの通勤型って日常で乗るのはあんまり楽しくはないし、非日常[例えば長距離の普通電車]でこれが来られると「巫山戯るな!」って思うのもまた事実。
 でも、モハ72位に古くなるとなんか許せてきました(笑……殆ど乗ったこと無いけど)。101系もその範疇。
 そんなわけで103系も「今は許せる」ような気がしてきましたよ……。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(7) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月13日

【レゴ製品】#21103 デロリアン殲滅状態らしい……

 本日9月13日(金)に発売になった#21103デロリアンは各店とも大変に入荷数が少なく、例えばクリブリお台場VF店では11時の開店から間もなく売り切れになってしまいました。元店長いわく「陳列する余裕も無かった」とのこと。ちなみにクリブリ価格は4990円でした。amazon.co.jpほど安くないですけど、クリブリ価格ってなんか安心です。

 お台場地区ではレゴランドDCショップ(入場せずに利用可)及びトイザらスには夕方地点で在庫ありましたが、これも何時まで持ったか。なお、価格はどちらも割引なし定価でした。

 最安値だったamazon.co.jpはじめ、通販での予約分が何処も瞬殺であったのは知られてるとおり。
 
 この品は「世界的に」品薄状態らしいです。
 そのため、日本でも(日本「では」、でなくて)品薄になってしまったとか。

 ただ、レゴ社の常でリピートはあるようなので(他のホビー玩具のような「1度限り生産」「限定品飢餓商法」ではなく)、今後の安定供給は期待しても大丈夫な模様。
 でも、落ち着くのに数ヶ月は掛かるかも……?


 こんな状態ゆえ、明日土曜日に買いに行かれる方は要注意です。
 クリブリ各店は厳し目。割引率高い量販店系もダメか? トイザらスは以外と残ってるかも???

 なお、最後に1つごめんなさい。
 自分用はキープ成功しています。組み立てて、写真晒して、レビュウ書きますので許してください……(笑)。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(6) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ryokuchakuma様の東急8590系(地鉄173xx系)と京阪3000系(地鉄10030形DD組込)

 両者とも富山地方鉄道の話題の車。


 元東急8590系。地鉄での形式は未だ不明……。但し主電動機出力(1390KW)から173xx形になるような気はしますが如何に? 足回りが東急のままだと地鉄ではかってないハイパワー車?

 先方の記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokuchakuma/9273711.html

 JAMでも活躍していただいた2両編成ですが、普通なら諦めてしまいそうな前面の折妻表現が素晴らしいですね。思えばこの折妻のため、軽量ステンレス車体のため8090系のデビウ当時は子供心にすごく格好よく感じられたものです。あぁ未来の電車だと! 省略せずに大正解です。
 なお、中央の貫通扉は8590系ならでは。横組が光ります。

 車体断面は角張って屋根の高い8090系列らしさが出ているように思います。
 クーラーケースもインパクトある部分ですよね。


 側面は赤帯の有無で4扉を表現しようとしています。これはシンプルながらも効果的。
 ただ、ベースの東急8000系列の特徴である「戸袋と真四角の窓の並び」ではないのは元沿線住民として違和感を感じなくも無いです。でも戸袋表現するとドア数減らさなきゃいけないわけでどちらを取るか難しいところ……。

 

 こちらは新作(厳密には過去作の修正)。京阪3000改の10030形。サハ31号ダブルデッカー車組み込み。

 先方の記事こちら
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokuchakuma/9336197.html

 普通の赤と黄色の組み合わせですが、これでも京阪特急色に違和感なく見える! レゴの「伝統的」カラーパレットの柔軟性には驚かされます。

 前面は言うまでもなく京阪3000の顔ですね。鳩マークの見立ても伝わってきます。ただ、本物は貫通幌枠の印象が強いので、貫通扉を半ポッチ凹まして見ては如何でしょうか?

 また、手持ちパーツの都合で難しいのかもしれませんが、側面は1×2ブロックでの二段窓を1×1のピラー介して並べると更に3000(10030)っぽく見えてきそうです。


 地鉄での新鋭。サハ31。京阪時代に実質廃車からダブルデッカー改造で蘇った車ですから、二度目の復活を遂げた運の良い車でもありましょう。
 この作品ですが、横組の窓が「らしい」感じ。また、屋根の一部を45度スロープにしていることで重苦しい感じになることを防いでいるのも巧いデザイン。
 なお、両側面の窓配置の差異を表現しているのも注目されましょう。これも横組ならでは。


 ライトを輝かせて! 二重高架下を走るこの都市的情景は地鉄と言うよりは、京阪の天満橋〜京橋間の立体交差を思い出されてしまいますね。
 
posted by 関山 at 23:54| Comment(5) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月12日

【イベント:JAM】2013年のオンライン反省会

 レポートも(やっと)終わりました。
 近く「オフライン」の反省会(兼打ち上げ)が控えてますので、先に議題・議題を集めておきましょう。
 気づいたことありましたらコメント又はメールお願いします。

 反省といっても先に断っておけば、スタッフの皆様・お客様の皆様には申すことは何もありません。
 ここまでお手伝いしてくださり、貴重な作品を貸してくださり、感謝の言葉しかありません。
 また遅れながらも、差し入れくれた諸兄にも改めて御礼申し上げます。特に水分は助かりました。

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<問題点>
●PFがノーコントロールになりやすく、暴走しやすい。
 暴走して脱線した列車が落ちて破損するぶんには問題無いとしても、お客様(特にお子さん)の顔に突撃なんて自体が起こるのではないかという指摘あり。

●走らせる列車の時間などのスケジューリング
 今年はゲスト車両が多く、各車両とも満足に走らせることができなかった。スケジューリングを厳密にして、不平等をなくそうという考えはありか?
 但し、柔軟性を欠くことやら「スケジュール管理」という別の仕事が増えるデメリットも大きい。

●本線2線はいつもいっぱい。でも、内側の3線は割と空いてる。
 特に階段状の街の中の2線は常に空いていた。また、この内側2線はお客様からの注目を集めにくい傾向もあった。

●階段状の内側2線は、橋をくぐってのメンテも想像以上の手間だった。
 ……しかし、内側に何も動くものがないのもスペース効率ではもったいない。

●三段港町……はコンセプト半端であったかも。
 街は思ったほど見栄えがしなかった。最上部にもっと建物並べても良かったが、あの場所は大量に線路が。ここは事前にプランを詰めるべきであった。

●内側線を有効に活かすことを考えねばならない。

●ヤード・中央駅がただの車両置場になってしまってた。
 中央駅に続く連絡線も同様。ここが車両置場代用になってしまっていた。結局ほぼ一度も中央駅から連絡線通って本線に直通……ができなかった。
 但し、車両の展示場所が最大に取れた功績はある。
(それでもなお、車両置場が足りなかったが)

●1日目は割と密度が薄い(欧州系)、2日目と3日目(日本形)の比重がやたら重い。
 欧州型の日をなくすか半日にする? 但し、1日目には「慣らし運転」「微調整」の性格もある。ここで1日かけて調整して、ヘビーな日本形の日に合わせる面もある。やはり「欧州型の日」は必要。


<良かったところ>
●斜張橋は見栄えがした。駅前広場も素晴らしい。

●中央駅は単独の作品としても成立するクオリティ。

●2−3日目は車両のバラエティが相当になり、お客様に満足させられたのではないか。新作が多いのも良かった。

●良い意味でのウケ狙い車両は好評だったと思う(ダイノやガルパン等)。

●何より、設置が順調に進んだ。2012年は徹夜だったが、今年は2130には終了できた。
  ―線路配置や配分を事前にCADで固めておいた。
  ―搬入スケジュールを明文化し、固めておいた。
  ―スタッフの分業も成功した。
  ―2012年に用意したガラスケースはやめて正解。

●撤収も順調だった。よい意味での人海戦術ができた。

●確実に運営ノウハウは蓄積されている。

●タブレット端末は有効に機能した。システム説明のコンテンツのお陰で説明の手間は減ったのではないか?

●ミリオフでJAMの話をしたところ、多くのトレイン以外のレゴファンも関心をもってくださっている。
 規模拡大が許されるなら、(何時かは)BFTのようなことも可能になるのかもしれない。車両は出せなくても街や建物出来る方は少なくない。


<来年に向って>
●本線は3線に。9Vレールは既に追加調達困難なため、うち1線はPF専用でも良いか?
 実際に走行車両のPF率は高まっている。

●本線のうち1線か2線は直線連ねた大カーブを導入したい。
 但し、技術的には9Vで大カーブが可能か見極めは必要。

●車両展示・留置線をより拡大する。
 上記も含めて、面積は拡大を申請する(スタッフの手は幸いにも足りている)。

●斜張橋及び中央駅は来年も使う。あの出来を今年限りは「もったいない」。但し、何らかの新要素は考える。

●今年は「海」がテーマだった。来年は「山」をテーマにできないか?
 いろいろ難しいことは多いと思うが。大量の資材など。
 (ただ、斜張橋は大きな谷を跨ぐのにも建設されるので、違和感なし)
 
●サテライトレイアウトの導入
 メインの大レイアウトとは別に、テーブル1−2台の小型レイアウトを2−3箇所設置して、内側線の代わりにする。小型レイアウトは「和風」「80年代レゴ」「70年代レゴ」などのテーマを決めて運用。
 或いはナローレール使ったレゴ版「パイク」があっても良いかも。
 但し、展示の一体性がなくなり、散文的になる問題はある。
 内側を回る支線も、また本線のアクセサリという性格はある。しかし、支線にお客様の目は届きにくいにもまた事実。

 サテライトには車両展示のみの島があってもよいかも。

●配置にもよるけど、橋くぐり問題はどうしても発生する。
 ならば、橋を「可動橋」(跳ね橋)にするのはどうだろうか。船じゃなくて人が通るときに橋を上げる。9Vならスイッチ連動できるし。PFは……よく安全確認するしかないか。


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 ざらっと思いついたこと書き連ねてみました。
 特に来年に向って……はただの思いつき。面積拡大できるかどうかも確実な話ではないです。ただ、新機軸・新アイディアなどは歓迎とのことでした。

 最後に。わかってると思いますが、コメント欄での「関山以外への」個人攻撃は禁止ですのでご注意ください(笑)。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(11) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月11日

【国内作品紹介】G@ひたひた様の117系「シティライナー」(CAD)



 先方の記事「117系……CADですが。」

 JAM明け間もない状況ですが、G@ひたひた様の意欲作です。
 以前も構想は示されていた国鉄117系電車。1980年デビウ当時の新快速仕様。「シティライナー」と称されてたことを思い出されますね。当時沿線(但し新快速は非停車。ついでに阪急の特急も非停車)住まいだったので、登場時のインパクトを思い出します。ちなみに117系は153系のデイタイム新快速専用と違い、運用に空きがあれば「快速」にも入ってましたから、ブルーライナーや阪急6300よりも身近な印象にもなったのでした。

 なお、別のところでも「新快速」制作の噂は聞いていますので、これが実現すればガチで歴代新快速祭りができそう……。

 閑話休題。
 前面も側面も隙のない造り。前面は平面に見せて下半部の「膨らみ」を33度ダブルスロープ(ポチスロ?)で表現されているのが特徴。117系は「下膨れ」の印象ありますので、この表現はなるほど! と。
 また前面種別表示窓左右のポッチ……タイフォンの表現も良いアクセントになってましょう(このポッチはヘッドライト部品の横倒しで良いのですよね?)。


 連結運転前提・そして現行部品優先?の方針からか、バッファ付き連結器でスカート付き。でも、実物もスカートはジャンパ栓が左右対称にありますからバッファの違和感はなく、むしろ見立てといった感も。

 側面は……ドア窓にコストが掛かりそうなこと以外、問題はなさげです。ハーフトレイン窓の「タン」は今ならぎりぎり入手できますから(安くないですけど)、その意味では早めに手がけられる方が良いのかも知れません。ただ、開閉を考えないならドア窓は他表現も考えられる場所ではありましょう(横組など)。
 側窓は素直に1×2クリアブロック。これが一番それらしく見えましょうね。
(え、100番代?)

 屋根上はクーラーと換気装置の表現が細かいです。前者はファンの表現が印象的。


 検討中の側面割付。スケールを考える上でも興味深い資料です。
 一番奥が全長51ポッチ。実物と同じ窓割りですが、いささか長すぎる印象が。
 奥から2番めは全長44ポッチ。所謂「フルスケール」はこれくらいですね。
 奥から3番目が「採用」だそうで、全長40ポッチ。戸袋窓の省略無く、バランスも良い感じ。また既存作のクモヤ791や591系、ED77等との整合性もありそう。
 一番手前は全長32ポッチショートスケールだとか。戸袋窓は省略。個人的にはありだと思うのですが、先頭車の窓割り考えると……これはちょっと頭が痛くなってしまいそう。ドア間窓を2組にしてしまう手もありかもしれませんが、これもバランスとり難しそうですし(「重心」が前よりになりすぎるんですよねぇ)。
 24−28ポッチショーティだとまだた違った割切りもできそうなので、32ポッチが一番半端なのかも……。
 
 いろいろ、考えさせられます。

 ともあれ、33年目の「実現?」が楽しみでもありますね。
posted by 関山 at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント:JAM】2013 レゴ以外篇 その2

 引き続き、レゴ以外の写真です。
 全体では圧倒的にNゲージが主力なのですが、個人的趣味と「大型模型」「模型と玩具の中間的ポジジョン」という意味からOゲージの展示は注視して回りました。
 前にも記したことありますが、Oゲージはやはり羨望の世界……。
 

 とはいえ、まずはNゲージから。
 超小型レイアウト、所謂「パイク」。極小スペースでの見せ方の勉強になりましょう。
 このジャンルの出展は各種ゲージ、結構多いです。また、注目も集めていました。


 テーマがハロウィン。とても素敵。
 レゴで考えると、極端な急カーブが難しいってことでしょうか。ナローカーブでそれらしい雰囲気は狙えるかなぁ……なんて考えさせられます。


 黒部峡谷鉄道のHOナローのセクションレイアウト。このアングルで切り取り方だと、まるで本物のようにみえます。社員の方も「営業」?に見えてました。自分は8年ほどご無沙汰ですが、久々に乗りたい(+泊まって温泉浸りたい)ものです。黒薙の宿に泊まると、団体客から羨望の?眼差しで見られる快感(笑)。


 三線式Oゲージの展示より。1950−60年代のものと思われる、ブリキ製?と思しきトンネルと鉄橋。
 鉄橋は精細な出来。
 トンネルは列車とはスケールの違う家とかがくっついてて面白い見立てですね。でも、トータルで違和感は感じさせません。レゴでも、この見せ方はありかも? いろいろな可能性を感じさせます。


 同じく三線式OゲージのEF58ならぬ、「ED58」達。先輪付き1B+B1車軸配置なのがこの種のショーティ電機としては好ましいデザインです(HOゲージのED58は先輪なしB-Bでしたから)。


 このOゲージ路面電車レイアウトはJAMのチラシ「昭和物語」でも使われたものです。
 狭隘スペースでの大型模型。狭い中に建物と線路、フィギュアを共存させる方法での模範になるような作品です。敢えてあつかましいこと申せば、この雰囲気は目指したいものですね!


 こちらもOゲージ。といっても電動ではなく、ゼンマイ式。80年以上も前のヴィンテージモデル。英国型ゆえ、英国製でしょうか?
 実際に動かしているところを見せて頂きました。音もなくすーっと機関車が走っていくさまは不思議でもあります。
 それにしてもショーティ化の雰囲気も好ましい。


 ゼンマイ式Oゲージのストラクチャーたち。ブリキ製の駅や機関庫。こんなに商品として展開されていたのですね。そしてこれを保存されている方がいらっしゃる。すごい世界です。
 
 我らが4.5Vあたりも、ン10年後にはこんな「渋み」を醸しだすのかしら?


 別ブースにて。こちらは全て自作という大型模型たち。金属板は無限の力持った素材……?
 

 トリはおとなり、ぺたぞう様のプラレール。
 タワーの上部で手を伸ばし、見下ろすアングルで撮影。これを造った方がいるというのが信じられません。
 

 複数の「島」を上部で連結した作り。当然、頭上をプラレールが走り回る場所さえあります。
 身長177cmの管理人の立った目線で、「上」下左右にカタコト走り回るのはプラレール天国と言わんばかり……。連なる吊り橋。綺麗な線型描くループ線。ちょっと下にはトミカの高速コース。

 見所の多かったプラレールですが、個人的なベストポジションはここでした。
 
posted by 関山 at 23:14| Comment(3) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月10日

【2013JAM】レゴ以外篇 その1

 もう1ヶ月ほども前になってしまうのですね。
 やや懐かし……という雰囲気ではありますが、レゴ以外の展示……というか、鉄道模型コンベンションという性格を考えればこちらが主役である一般鉄道模型関係の見学レポートです。

 とはいえ、なるべくレゴの参考になりそうなものを選んでいます。



 まずは去年に引き続き、Nゲージとレゴを絡めてきたささぽん氏のところから。
 タワー・ブリッジ、スケール的にNゲージのストラクチャとして成立しています。


 こちらはNゲージと「Lゲージ」の併存成立。この雰囲気だと何故か見慣れた#7938が「欧州のおしゃれなおもちゃ」に見える……。


 レゴの9Vでも使える……! とyonenaga氏が注目していたKATOの新製品「サウンドボックス」。パワーパックに繋ぎ、モーターの回転数を検知してそれに合わせた走行音を出すという簡易サウンドシステム。車両側にスピーカなどの設置を諦めるかわりに、どんな車両でも音がなるというのがポイント。
 音の種類はサウンドコンテナの交換で変えられます(蒸機やアメリカンDL、電機など)。

 なかなかおもしろいと思います。ただ、KATOの方に聞いたところ……価格がユニット20000円超えるとのこと。簡易なものにしちゃ高すぎると思うのですが。1980年代ならともかく、21世紀の今日、この種の電子モノってもっとコストダウン出来るはずなのですが。だってサウンド鳴る10式戦車のラジコントイは5000円程度で買えるんですよ? ちょっとカトちゃん世間離れしてないかい。そりゃ売れる個数違うからコストが違うと言われりゃそれまでですけども。


 メルクリンの大規模展示の隅に、何故かお馴染みのプラレールタワー?
 なんでここにプラレールタワー……と思って近寄ってみると、なんと「メルクリン・マイワールド」の展示だったのでした。
 車両は欧州系とアムトラック。レールも金属で三線式!

 この魅せ方は巧いですね。意表もついてますし。欧州での鉄道玩具事情を変える力を感じます。そして鉄道模型が再び身近なものになっていくのでしょうか……? 前も記しましたが、レゴトレインには市場でのライバルが必要! メルクリン・マイワールド、応援しています。



 去年、Nゲージの大規模集合式レイアウトの一部でレゴ製セクションを展示されていた「川口ポポ鉄クラブ」様。今年はレゴはないものの、レイアウトの上にレイアウトを乗っけた大胆な配置で勝負。よく見ると世界観もシュールで味があります。あと、右奥にはレゴなSD45と7100形も見えますね。


 去年、Gゲージの151系電車で度肝を抜いた青木様の今年の題材は大軌(近鉄)1400形電車の6両編成。
 大きなペーパー製(!)電車が悠然と、そして力強く走ってゆく。
 風とか振動とか、いろいろ感じさせられる模型なのでした。


 HOナローゲージの小型レイアウト。超絶な急カーブと急勾配が続きます。30cm角ほどの空間で30cmほどの高低差を稼ぐってことがどれだけとんでもないことか……。
 ここをクリアする機関車のギア比は1:99(!)とか。超低速で確実に登ってゆきます。

 なお、スイッチバックは自動。また山頂に達した列車は山内のスパイラルループを経由して右端に戻ります。

 

 「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」をイメージしたNゲージ小型レイアウト。
 どちらも世界観の切り取り方、絞り込み方が素敵です。無論、その前提となる工作技術も……。
 
 魔女宅の方は、西洋風の街の魅せ方という意味ですごく勉強になります。お馴染みのモジュールビルディングもこんな風に見せることができればなぁと溜息……。


 もう一つ溜息をつかざるをえなかった、Nゲージの小型レイアウト。和の世界観が凝縮されています。
 和風エリアの魅せ方の勉強になりましょうね。欧州産のブロック玩具で何処まで迫れるかは分かりませんが……。

 「見学」の価値も、こうして写真並べて振り返る価値もあったのでした。
 これだから「コンベンション」という場は面白いと思うのです。
 
posted by 関山 at 21:00| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【カンブリ情報】#71002 Minifigures Series11 コンプセット(残2セット)

 ミニフィギュア・シリーズ11のコンプセット、あと2セットを商品確保しております。

 今回は先着2セットです。
(但し、この品は一ヶ月程度待てば、再度仕入れ可能になる可能性が高いです[前回の実績より]。品切の場合は「予約」対応とさせて頂きます)
 なお、原則お一人様1セット迄でお願いします。


#71002 Minifigures Series11「16種コンプセット」


 価格は「6499円」(+送料200円)です。
 国内送料は定形外200円対応可能です。
 調達料金は不要。納期は欧州から取寄せのため2週間程度掛かります。

 なお、各種シングルも扱い可能です(個別見積となります)。
 今回リテール箱は国内価格よりも割高になる(60個で19000円程度)ためお勧めできません。


◆ご購入申し込み・お問合せ
 こちらへお願いします。
 フォームのメッセージ欄に、「商品名」「数量」を明示の上お送りください。

 なお「カンザンブリック」にて、他商品のご注文をされている場合や、またご注文予定がある場合は発送をお纏めすることも可能です。後者のご注文予定の場合は3ヶ月まで取り置きも致します。
 
posted by 関山 at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | カンブリ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月09日

【海外作品紹介】気になる海外作品……ひだか式モノレール/#79111ロッド化インスト/京成AE車

 brickshelfで気になる作品が一気に3つも。纏めて記事にさせて頂きます。


◆mbellis様の、ひだか式モノレール大拡張
  

  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=517847
 「ひだか式」をより拡張されています。複線でのループ線は目を引くものですし、ポイントをテクニック部品でより円やかに?造られているのも興味深い。
 モノレールでは難しい平面交差レールも作っています。
 レール物量、技術面共に元祖に迫っていますね。


◆zephyr1934様の#79111トレインチェイスのロッド化インスト

      

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=533898
 #79111トレインチェイスをロッド化(メインロッド及びサイドロッド)するためのインストが公開されています。カスタムロッドの使用が前提ですが、幾らかの工夫でテクニックアームでも代用はできましょうか?
 また、スライドバーが凄くアメリカンな感じがします。
 気になるところは車軸配置が元のモデルとは変わってしまい(2Cのテンホイラーが、1Cのモーガルへ)、機関車全体の印象が変わってしまったことでしょうか。ちょっと細面になってしまった感もあります。

 拙作の簡易ロッド化は車軸配置そのまま。製品の雰囲気を維持する方向でした。ただ、あれはあれで外見上の問題ありますので一長一短かもしれません。


◆McMUG様の京成AE車 スカイライナー


  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=532974
 あのmazta-k氏作品を意識されつつ? いたるところに別解釈・別技法の使われているモデル。
 元祖の立ち位置はブレないでしょうが、これはこれで後出しゆえの良い所があるように思います。お面方式でもカーブスロープ使った前面は滑らか。フロントガラスも無理せずハマっています。側面もブルーではなくクリアガラスだと随分印象が変わってくるものなのですね。


 こちらはmazta-k氏作品。競争・競作の面白さを感じますね。
 他の鉄道模型よりも解釈違い・表現違い・アレンジが許される環境は長く続いてほしいもの。
 
posted by 関山 at 21:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 海外作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月08日

【ニュース】久々のミリタリーオフ。ミリオフ2013参加

 半クローズドな催しであったため(※)広報は控えさせて頂きましたが、昨日9月7日はレゴミリタリーオフ2013が開催されました。
 そんなわけで、9月6日と2日続けでのレゴイベント参加です。

 ※:参加されたかった方、申し訳ございません。ただ、会場のキャパシティ的に限界でした。主催者の意志としては参加者数増えることは望ましい……ようです。


 この催しは以前は毎年開催でしたが、2008年はBFT設営のため中止。2009年は春に関西で開催。2010年はレギュラー開催。2011−2012年は休止されていました。そんなわけで二年ぶりですが、何時もの濃いメンバー(主要アマチュアビルダー総参加)、そして新メンバーによる作品群は見事。特に今年はミリタリーよりの作品「ヤマト2199」「ガールズ・アンド・パンツァー」「艦コレ」が話題であったこともあり、関連作品も見られたのでした。


 ヤマト関連! やはり王道です。


 CTR氏の「島風」。世間的には近鉄特急よりこっちが話題になってしまいましたねぇ(笑)。
 他ミニフィグサイズの「雪風」「赤城」はayucow氏作品。よくぞ雰囲気出しています。


 圧巻。sigezo氏のボーイング737。全日空の本社に飾ってあっても良いレベル!
。他の氏の航空機作品も見事でした(TSR-2とかXB70とか、好みの機体あり)。


 多分モコ氏と思うのですが、スチームパンクな宇宙戦艦?
 遠目にレゴに見えず。金色中心のカラーリングのおかげもあるのでしょう。


 鉄道関係では、スペースの幾らかを頂く形で拙作(TGV001・TGV-LA POSTE・EH500・東急デハ200)を置かせて頂きました。また、Suu氏+shachi氏のガルパン列車も無事走行。あと群馬板倉氏の新作もあり。Tamotsu氏の撮影ジオラマ+4幅車囲むように。


 syachi氏のレオパルド列車砲形ipad台はJAMではゆっくり鑑賞できませんでしたが、ここで撮らせてもらった次第。Leopardの表記が素晴らしいです。ドイツっぽい線文字に見える。


 Peachtree様のポーランド国鉄Eu06形電機。これもJAMでは走行シーン撮れなかったので、ここでの再会嬉しいもの。今回は適当にLa Poste中間車を繋ぎましたが、合わせた8幅の客車なんかも期待したいものです。

 ところで、来年もミリオフあるならいよいよアレを作らなきゃいけないんでしょうか(笑)。
 この催し、以前よりもミリタリー密度が濃くなってるので、いつまでも誤魔化せる雰囲気じゃないですし(苦笑)。アレは造ったら造ったでJAMとかでもウケとれそうですしねぇ。
 
 なお、思ったよりも写真たくさん撮ってましたので、折見てレポート続編も記します(JAMレポート一段落後でよかった……)、今回は速報ということで。

 最後になりましたが、主催のTony様。お疲れ様でした。
 お招き、有難うございます。
 
posted by 関山 at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ニュース】9月6日「直江さんを見送る会」

 金曜日はレゴジャパンのビルダー、直江氏の「見送る会」に参列してきました。

 湿っぽいのは嫌だ、という故人の遺志を反映した催しとなり、2時間はあっという間に過ぎて行きました。
 故人に関するいろいろなエピソードを伺い、改めて偉大さとお人柄、そして「身近さ」感じさせられました。 
 ……でも、悔やみっぱんしでは仕方ありません。亡き後のレールを磨くのは残された我々の仕事でしょう。

 さて。
 注目されるべきは、レゴジャパンがこうした会を催してくださり、またファンを40名も招いて下さったこと。時折、レゴジャパン及びTLGに苦言も記してしまう弊ブログですが、あの会社がファンを大事にしてくれることには(また私のようなものも通してくださることには)感謝して止みません。


 香港から来て下さったシュナイダー氏制作の直江氏立像。ひだか氏とともに参加される予定だったbrickfairの名札とともに。brickfairへの参加は、日本での大型イベントへの視察という意味合いもあったそうです。

 また、私としての心残りは、今年のJAMにもお招きしていたのに、それが叶わなかったことでしょう。
 
 でも、一つだけ解消しておいてよかったことがあります。

 以前のエントリ。
「【考察】レゴ日本上陸50周年……朝日通商・不二商時代のこと」 に記した、日本発の公式ビルダーの件、直江氏の元記事4月1日投稿であったことで、「これはエイプリルフールでは?」との疑いも持っていたのです。
 でも、生前にあの記事についてお伺いした時に、「いや、エイプリルフールじゃないよ」との返答を頂くことができました。ここが分からないと本当に心残りのままだったでしょう。

 故人のご冥福をお祈りいたします。
 そして、会社とファンの理想的な関係・架け橋がこれからも維持されますように。
 
posted by 関山 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

【組み換え作品】Mugen様の#10224 タウンホール組み換えの駅舎。インスト公開!


 Mugen様による、#10224組み換えの東京駅風駅舎組み換えモデルのインストが公開されています。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=533795

 数えきれないほどの写真を駆使した力作です。昨晩深夜の公開だったのですが、早くもそこそこアクセスカウントが上がっている(一晩足らずで300以上!)のは「オリジナルインスト」「組み換えインスト」への需要が世界的にあるためでしょうか?

 あとに続け……ともうしたいところですが、インストばかりは簡単に書けない(或いは撮れない)。
 でも、クリエイター組み換えなどの比較的小さな題材ならなんとかなるかも。需要あるなら考えてみます。


 この駅舎が、以下のセット買うだけで「誰でも」出来る意義は大きいものでしょう。
 インスト公開というのは、組み換えの「第二段階」なのかもしれません。


 「タウンホール」は現在34%off 20725円です。最安値ではありませんが、許容範囲でしょうか?
 
posted by 関山 at 23:53| Comment(6) | TrackBack(0) | セット内組換作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

【実物鉄道】1100形蒸気機関車。アメリカンスタイルの英国機

 明治の昔、日本の蒸気機関車の大部分はイギリス・アメリカからの輸入品でした(英米に続くのはドイツで或る程度の両数あり。その他は極めて稀)。

 そして、本州の鉄道はイギリス様式。
 北海道の鉄道はアメリカ様式でした。

 機関車に関して言えばこの両者、まるで違う形状。
 わかりやすい実物例は150形(1号機関車)と7100形(所謂「弁慶」「義経」「静」)。
 レゴの製品で言えば、歴代のホグワーツ特急と#79111トレインチェイス位の差異です。

 さて、イギリス流儀の内地でもある程度はアメロコが使われました(6400形等)。彼女らはアメリカンスタイルに端梁を赤く塗り、カウキャッチャーの代わりに欧州流儀のバッファをつけた米英混成のスタイルで使われていたのです。


 6400形。wikipediaより。
 東海道本線で特急から普通列車にまで活躍。カウキャッチャや鐘などをつければ西部劇にも出れそうな姿です。他、山陽鉄道(山陽本線)もアメロコを好む傾向がありました。

 こうした英国ナイズされたアメロコは割と有名であり、中には1960年代まで生き延びた個体もありました。


 さて。その逆。英国機がアメリカンな装備をして北海道で活躍したケースはあったのか?

 何気なくwikipediaめぐりをしていたらすごい写真を見つけたので上げておきます。


 英国はナスミス・ウィルソン社製のCタンク1100形。元は典型的なイギリス流儀のCタンク機。


 それが北海道に流れて「大型の前照灯」「カウキャッチャ」「自動連結器」「鐘」をつけた西部劇スタイルの汽車に化けています。
 元が上品で可愛らしい、キャブの丸窓やらチムニーキャップつけた英国機。そこにコテコテなまでに派手なアメリカン装備! まるで遊園地か玩具の機関車※のような愉快な姿ではありませんか! されど石炭運ぶ実用機関車。
 色こそ分かりません。しかし、機関車本体は真っ黒でも、端梁やカウキャッチャは赤に塗られてた……って感じはします(写真の色調的にも)。

※:それこそ150形と7100形を掛けあわせた、1970年代にありそうな汽車の玩具

 本場のイギリスでもアメリカでも考えられないハイブリッド。日本の鉄道がぎりぎり植民地的(※※)なものであったがゆえの産物なのでしょうが、こうした辺境ならではのごちゃ混ぜは鉄道の意外な魅力といえましょう。

※※:植民地というか、独自の技術体系を持たない国の鉄道車両は得てしてごちゃまぜになりがちです。例えば韓国ではフランス製の電機とTGV、アメリカンなディーゼル機関車群、日本流儀の客車や電車が共存してたりしますよね(技術的的な良いとこどりではありますので、未熟という云うわけではないのでしょうが)。

 プロトタイプを無視して開き直って良い……というわけでありませんが、この辺って組立玩具での汽車作りの参考にはなりそうなお題ということで、取り上げた次第。
 

 
posted by 関山 at 23:58| Comment(5) | TrackBack(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】しょうたいむ様の285系電車(CAD)

 CADながら、大物の予感です


 流麗で、そしてボリューム感もあり、美しい。断面形状はまさに285系! フロントのキャノピーもまたそれっぽい(大きく形状は違いますが、こんなアレンジはあり!)。
 全長は48ポッチありますのでフルスケール系。そして、よく見ると7幅。電車のモデルとして理想を追求したサイズでありましょう(この長さになると、6幅ではちょっと痩せっぽちの感がありますから)。
 細部ですが、スカートやダミーカプラーもポチスロ駆使の凝った造形です。

 ポイントは、元来の285系ではなく、583系風のアレンジされていることでしょうか?
 前頭部は583系風、側面は285系。このセンスもまた好ましいバランスです。実車も1編成はこんな塗り分けにならないかしら……?


 圧巻はインテリア!
 上下3室づつの個室。しかも寝台は固定ではなく、折りたたみ可能。
 壁面への脚の収容スペース。ルームライト。

 階下部分の側板の貼付け方も興味深い部分でしょう。適度に断面の丸みをもたせ、かつ内部空間大きく取れる。応用の幅は広そうです。

 ドアも開閉。


 通路側は更にインパクトあり。7幅が可能にした個室のドア再現。ここはあまりに画期的です。
 階上・階下とも階段は省略されず。通路の灯りも印象的。

 窓も大きいですから、このインテリアは外からもちらりちらりと見え、この特別な電車ならではのムードを盛り上げるはずです。

 今は1両分のみのCADですが、他の個性的な中間車群を揃え。
 また、CADにとどまらず実制作になったらどれほどの衝撃になりますやら。
 今後が大いに楽しみな作品です。
 

 
posted by 関山 at 21:02| Comment(6) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月04日

【作品紹介】エフ様の新幹線922(921含)形電気軌道総合試験車。T2編成

 エフ様のところの24ポッチ長のトレインプレート(青)。エフ様の流儀での新幹線作品に欠かせない部品ですが、0系は7連でとりあえず完成のようなので、残りはどうなるのかと思っておりましたら……。


 ……こんな素敵なことになっていたのでした。

 予想の付く題材であると同時に、よくぞ制作を思い切られたなぁ……という感じ。
 でも、実際形になってみると「かっこいい!」って言葉しか出てきません。


 先頭車の2つ並んだパンタはややオーバーなのですが、試験車らしさを大いに盛り上げます。正しい「妖しさ」って奴ですね。


 窓の少ないこの車が動力車、良い選択でしょう。


 コダワリがありますのがこの中間車。921形軌道試験車。軌道試験車ならではの三台車を再現? そして、台車の測定機器枠がとてもよいアクセントになっています。

 先方の記事こちら
http://blogs.yahoo.co.jp/f1963/15557890.html
(車両の詳細はこの記事)

http://blogs.yahoo.co.jp/f1963/15558488.html
(動画を含む記事)

http://blogs.yahoo.co.jp/f1963/15559961.html
(ホームで0系と並ぶ記事)


 今度の作品にあわせて造られたホームで0系と並んだところ。同系車ならでの色違いはやはりインパクトあるものです。


 この並びは三島とか米原辺りを彷彿させますね。行き違いではなく、通過待ち合わせという感じで。
 米原駅は東海道新幹線の中間駅では異例の6線もありますので、一番外側は事業用車留めてあるのを何度か目撃したものです。
 編成長の比率も、7両の試験車と12−16両の営業車の対比になっていましょう。


 走行動画。やはり走ってる姿はよいものです。
 関係ないのですが、リバース線同士を結んだレイアウトはPFならではなんですよね。

 JAM明けに、早くも大物作品が現れました。
 JAM疲れ、燃え尽きしてる場合じゃないですね……!
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【JAM:業務連絡】忘れ物のお知らせ/作品返送の時間希望

 当日(撤収日)の忘れ物の確認が遅れてしまい、申し訳ございません。
 以下を管理人(関山)が預かっております。

 作品返送前に或る程度目鼻を付けてしまいたいので、当該の方は大至急お知らせ願います。

 カヌーとミニフィグ2体

 コンテナ貨車。


 ナローゲージ用のレール。当日急遽現地にある部品で造ったもの。

 RC用レール2本。

 ペンケース。中には筆記具詰まっていました。

 上記への連絡はメールフォームにお願いします。
http://legotrain.seesaa.net/article/363091610.html
 


 もう1件業務連絡です。
 お預かりしている作品の返却を木曜日〜金曜日発送で行なってしまいますので、時間希望などありましたらお知らせください。原則、金曜日着から対応可能です。
 なお、9月6日金曜日午前10時までに連絡のない場合は、時間指定なしとなりますのでご了承ください。
 
posted by 関山 at 19:14| Comment(8) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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