
デザインでは否定的な声が少なくなかった「#21103 デロリアンタイムマシーン」ですが、早速EurobricksにRufus氏による、かなり気合の入ったレビュウが上がっています。
原文こちら(画像もここより引用。但しほんの一部なので、できりゃ原文見てください!)
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=84806
まず、価格はUS 35ドルとのこと。他のcuusoo系アイテムよりも低めに抑えられています(但しUKでは35ポンドとのこと。5000円以上……)。パーツ数は401とのことですからUS価格基準なら割高感もありません。
勿論、日本でどうなるかが未だわかりませんが。

箱はcuusoo仕様の上面から開閉ができるタイプ。箱裏は「無印」「II」「III」の映画の各タイプに作り分けできる旨が示されています。こだわりの見える製品化です。

インストには提案者お二人のご挨拶が。
また実物や映画の解説もあり、コレクターズ・エディションとしての完成度を高めています。

パーツ一覧。ステッカー無し! ナンバープレートや特徴的なメーターの類は全てプリントパーツ。

完成(製作途中の写真は元記事御覧願います)。
ミニフィグの有無とともにあれこれ議論されてたらしいガルウイングドアですが、ちゃんと開閉する仕様です。フェンダーが省略された姿なのは角度にも寄りますが意外と気になりません。
なお、元記事には「II」「III」の仕様の画像も上がっています。

なんと、cuusoo提案仕様との並び! 提案仕様はこのレビュウのためにrufus氏が作られたもののようです。
原文には他角度の比較写真もあります(必見)。
Rufus氏とも異なる、飽くまで個人的な見解なのですが、製品版もかなり頑張っているんじゃないでしょうか?
フロントマスクが7幅になったこと。Aピラーに車幅方向の傾斜が付いたことで、オリジナルよりも寧ろ魅力は増していると思うのです。大型スロープはスマートである反面、柔軟性のない大味部品という見方もできましょう(無論、個人の作品としてはあの見立ては素晴らしいアイディア・デザインです)。
思えば最初の商品リーク画像でミニフィグなし・ドア開閉も不明な状態で出てきてしまったのが不幸であったかもしれません。やや理不尽に「叩かれた」可能性はありましょうか。
さて、気になる評点です。rufus氏は提案仕様も自作された上での製品版の評価ですよ。
Design & Build 8
Parts 8
Figures 9
Play & Display 10
Value 10
Overall 90% My Score 9/10
なかなかの高評点ではありませんか。ドア開閉やバリエーションの作り分けができる辺りで「Play & Display」に10点満点というのは納得です。
少なくとも、このレビュウ見て管理人は確実に1セットは欲しくなりました。製品故の制約は決して魅力を損ねていませんし、プロデザイナーならではのアレンジも良い仕事ではないでしょうか?
ですから、早く日本での発売告知がされますように!