1:ユーレイ式総合的メリットから「3」案に決定。
ダミーの後押し客車を新造する。又はセットの貨車に動力仕込む。
→所詮ダミー動力車は魅力が少ないです。
また、それっぽい客車自体1両新製するのは結構、手間。
2;テンダドライブ完結
炭水車に電池BOX・受光ユニットを搭載(炭水車の全長を延伸)。炭水車の車輪をPFトレインモーターに変更。
→炭水車一両で済むのは良いのですが、炭水車の全長は最短で13ポッチ。
これでは外見が崩れる懸念があります。
3:テンダドライブセパレート
炭水車に電池BOXを搭載。炭水車の車輪をPFトレインモーターに。受光ユニットを機関車キャブ部に搭載。
→炭水車の形状は大きく崩れません。機関車と炭水車の間にケーブルが往復する問題はあります。
4:エンジンドライブ
炭水車に電池BOXを搭載。PF-Mモーターを機関車内部に。受光ユニットを機関車キャブ部に搭載。
→理想であるのはわかってます。工数は一番多いでしょうね。
走るかどうかの調整も手数です。
また、今回は「だれでも真似できる」「製品としての機関車の形状・形態をできるかぎり変えない」のも目標としました。
改造はこんな感じ。
炭水車をバラして車輪をPFトレインモーターに差し替え。水槽・炭庫部分は電池BOXを収められるようにすること。意外とパーツの差し替えが必要でした。
電池BOXによりカサが増えてしまった分を増炭枠で誤魔化しています。高さ1フェンス使うことで重苦しくならないよう。
炭水車と機関車の間は磁石連結器からドローバーへ。炭水車のホイールベースが伸びるので、通常の連結器では連結面が開いてしまう。また、ケーブルで繋がる以上切り離しし難い方が好都合でもあります。
ついでに言えば連結器部品の節約にも繋がります(笑)。
機関車は受光ユニットのキャブ内搭載。及び屋根を受光部に切り欠き改造。


完成。こんな感じ。雰囲気も、そして全長も変えずに動力化成功。

無論カーブもポイント分岐側もクリア。
炭水車に若干ボリューム感が出ていますが、個人的には許容範囲。実物だって増炭枠とか載せたりするわけですし。キャブに機関士を乗せられないのは#10194も同じで諦めましょう。
なお、先にロッド取り付けを済ませていますが、動力化にあたってロッド取り付けは必須ではありません。但し、走行させた時の楽しさはロッドありのほうが断然、上です。サイドロッドだけでもお薦めします。
それにしても、#79111も最初からこの程度の公式動力化対応は考えて欲しかった。
炭水車の車輪をダミーモーター(#7938の非動力車の台車や、#7939の非動力台車)にして、電池BOXを積む空間を空けて置いてくれれば良いわけですから。これでPF機器やら#7938等のトレインセットを売る機会を逸してるんだとしたら……。
機関車本体へのモーター(PF-Mサイズ等)搭載は公式製品じゃ無理と悟りましたが、テンダードライブなら無理なく出来ましたよ!
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閑話休題。使用パーツとか手順は以下の通り。<<続きを読む>>