
既に発表されている……かもしれませんが、自分が見たのはこのイベントが初めてでしたのでこうして紹介させていただく次第です。
タキ1000形は1993年から製造開始、今も増備の続く45噸積の高速石油輸送貨車。先代のタキ43000譲りのフレームレスボディと車両限界一杯の大型車体が特徴。日本石油輸送私有車はタキ43000末期からの鮮やかなカラーリングも継承。
さて。
こうした異形胴のタンク体は車両限界の制約の大きい日本では石油系タンク車には多々採用されてきましたが、このボディとレゴの相性は最悪? タンク車の作品はいくつかありますが、異形胴タイプは殆どありませんでした。
ここを「テクニックパネル」の使用でクリアしてきたのがこの作品。

JR化以後の近代貨車のイメージと、パネルによるメカニックな感じが素晴らしいマッチングです。
鏡板部分は積分的手法の組み合わせですが、違和感はありません。
タンクの受台は大型ブラケットパーツをそのまま使用していますが、ここも似合ってる。手すりに取り降ろし装置などのディテールも堪らぬ部分。
台車枠はJR貨車っぽいものを被せているのが注目されましょう。足回りが締まってみえます。
これが4両も出展されており、貨物列車牽引は大いに盛り上がったのでした。

貨車というと既存作、大物車シキ610も登場。大きい! 長い。

シキ610の重量物運搬列車を牽く、イグ氏のEH500。この組み合わせは実に似合うものでした。ただ、1モータのEH500ではやや力不足だったようです。

同じくイグ氏のEH500牽引の高速石油列車。この組み合わせも、また至高。
あとは当日のオマケ写真です。
