しかし、JAMまでに6両編成を完成させて来られるとは思いませんでした。
この1年間で、いったいフル編成を何本作られてきたのでしょうか……。
先方の記事
http://maztak.blog.fc2.com/blog-entry-69.html
まず、特徴的すぎる前頭部をよくぞキャノピー見立てで再現されてきたものです。あのパーツが予想以上の「ドハマリ」でしたね。無論、パーツの力だけでなく他の見立て・割り切りが秀でているのも大きいでしょう。
ヘッドライトは贅沢に四灯仕様。これによって「つり目」が実に効果的に表現されています。コストに見合った効果と言えそうです。
1・6号車部分のインテリア。座席が実物通りに豪華。なお、インテリアとPF機器を両立しているのも見逃せないところ。ライトへのケーブルはハイデッキの床下を通してるとか。
CADの地点で印象的だったのは、この種の展望車の側窓は「パネル+ポチスロ」で十分に表現できるということ。うまくすれば#10002(#4547)のクラブカーっぽいものを安く作れるかも?
特徴ある中間車群。2・5号車はロゴが目立ってます。必然の要素ですね。
3号車は大胆な斜めライン。無理なく綺麗。
4号車はダブルデッカー。
この個性は10000形初代ビスタに通じるものありますかも……。
3号車(個室車)インテリア。左から洋室。和室。洋室。
部屋ごとの色調差が大胆で却って心地よい! 和室は「掘りごたつ」がこだわりだとか。え、と思うようなパーツの見立て。気になる方は元記事参照あれ。
4号車(ダブルデッカー)をアップで。オレンジ色の椅子と白いカウンター。
1階はダミーと割りきっていますが、スタイルに無理が出ないのでこの割り切りはありでしょうね。
それにしてもマースクブルー?と青の対比が美しい。1・6号車同様の天窓処理も好ましいです。
改めて編成で。
屋上の処理も綺麗。ハイデッカーの部分は45度スロープで様になってます。
中間車の屋上機器も結構細かい……。
実物の報を聞いた時には、コンセプトのバブリーさやら近鉄特急の伝統文脈と違うこととか、正直色眼鏡で見ていた「しまかぜ」ですが、こうして作品になってみると予想外の魅力にやられた感じ(笑)。
「現物」に(あと勿論、作者と)お会いできるのが楽しみでなりません。