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2013年07月31日

【国内作品紹介】mazta-k様の近鉄50000「しまかぜ」完成

 先に速報で軽く紹介しましたが、今回は完成故に本記事とします。

 しかし、JAMまでに6両編成を完成させて来られるとは思いませんでした。
 この1年間で、いったいフル編成を何本作られてきたのでしょうか……。

 先方の記事
http://maztak.blog.fc2.com/blog-entry-69.html

 まず、特徴的すぎる前頭部をよくぞキャノピー見立てで再現されてきたものです。あのパーツが予想以上の「ドハマリ」でしたね。無論、パーツの力だけでなく他の見立て・割り切りが秀でているのも大きいでしょう。
 
 ヘッドライトは贅沢に四灯仕様。これによって「つり目」が実に効果的に表現されています。コストに見合った効果と言えそうです。

 1・6号車部分のインテリア。座席が実物通りに豪華。なお、インテリアとPF機器を両立しているのも見逃せないところ。ライトへのケーブルはハイデッキの床下を通してるとか。
 CADの地点で印象的だったのは、この種の展望車の側窓は「パネル+ポチスロ」で十分に表現できるということ。うまくすれば#10002(#4547)のクラブカーっぽいものを安く作れるかも?

 特徴ある中間車群。2・5号車はロゴが目立ってます。必然の要素ですね。
 3号車は大胆な斜めライン。無理なく綺麗。
 4号車はダブルデッカー。
 この個性は10000形初代ビスタに通じるものありますかも……。

 3号車(個室車)インテリア。左から洋室。和室。洋室。
 部屋ごとの色調差が大胆で却って心地よい! 和室は「掘りごたつ」がこだわりだとか。え、と思うようなパーツの見立て。気になる方は元記事参照あれ。

 4号車(ダブルデッカー)をアップで。オレンジ色の椅子と白いカウンター。
 1階はダミーと割りきっていますが、スタイルに無理が出ないのでこの割り切りはありでしょうね。
 
 それにしてもマースクブルー?と青の対比が美しい。1・6号車同様の天窓処理も好ましいです。

 改めて編成で。
 屋上の処理も綺麗。ハイデッカーの部分は45度スロープで様になってます。
 中間車の屋上機器も結構細かい……。

 実物の報を聞いた時には、コンセプトのバブリーさやら近鉄特急の伝統文脈と違うこととか、正直色眼鏡で見ていた「しまかぜ」ですが、こうして作品になってみると予想外の魅力にやられた感じ(笑)。
 「現物」に(あと勿論、作者と)お会いできるのが楽しみでなりません。
 
posted by 関山 at 20:57| Comment(3) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【国内作品紹介】隼様「摩周丸」完工/#7938組換の北海道風ディーゼル特急



 先方の記事
http://ameblo.jp/ziyuunagennsoukyou/entry-11583039908.html

 隼様の「摩周丸」がシンボルマーク追加の他、大きくディテールアップを果たして完工されました。
 シンボルマークはお願いしたものの、「無理があるかなぁ」と思っておりましたら、予想以上の出来で正直驚いております。この寸法で「摩周湖と救命ブイと、イルカ」がしっかり表現されているではありませんか!

 1978年以降の青函連絡船を彩った各船のシンボルマークは国鉄にしては好ましいデザインでした(イルカが可愛い♪)。あるに越したことはありません。

 また、手すりや小型艇などのディテールが強化されているのも見逃せません。前者はグリルタイルを立てただけの簡単な表現ですが、効果はテキメンです。上下逆組の小型艇も見逃せません。救命系装備?の赤い部分も良いアクセントです。さすが、実物をご覧になった甲斐がありましたね。


 全体。この角度から見てもディテール追加で更に締まった感じがします。

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 同じく隼様の作品で、こちらは#7938組換の北海道風のディーゼル特急
 
 先方の記事
http://ameblo.jp/ziyuunagennsoukyou/entry-11583063115.html

 普通車−グリーン車−普通車の3両編成。
 前頭運転台部の盛り上がり方が、如何にも今のJR北海道の特急車のデザイン! レゴという素材ゆえの欧州っぽさもプラスになり、名組み換え作品の1つになっていましょう。
 また、前後の普通車のデザインが揃っているのも(側面窓割も含め)、組換ということ考えると難易度あげている由。下手に変化があるよりも難しいんですよね。そして、リアルティも出てくると。
 そのかいあっての整った、美しい編成と云えましょう。#7938の販促効果ありそうです。

 それにしてもこんな色調、リアルにもならないものでしょうか。
 あの辺の気動車や電車、今の銀+青とかよりも、暖かくて且つパワフルな赤系が似合いそうだなぁって思ってしまいましたよ(燃えそうなイメージで今はダメですか……苦笑)。


 前頭部。角ばってるのは余り気になりません。
 2×3窓を見立てた乗務員ドアは良いアクセントになっていましょう。
 
posted by 関山 at 20:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

【作品紹介】JOKER様の「縁日セット」他/和風エリアは盛り上がる!

 街の基本こそはモジュールビルの純欧州調(レゴの元来)。

 しかして、日本形車両同様に「和風もできる」というレゴの力を見せつけた、和風エリアは去年は予想外の大好評。今年はかう゛ぇ氏の作品に、新たにJOKER様の作品も加わり、よりパワーアップ。

 JAM2013の出展用としてご提供予定されているものを許可得て公開します。
 縁日やら、精細な和建築、特徴を適切に抑えられたコンビニ。楽しい移動販売車など。
 
 1/80な「エコーモデルの世界」(amazon)というのは大げさにしても、1/150の「街コレ」な世界には十分匹敵しておりましょう。

 こうしたアクセサリ、1/80や1/150と同様に、列車を大いに引き立ててくれるのです。
 いや、列車よりも寧ろこっちが魅力的なんてことさえも(笑)。主役を食ってくれて上等! それでこそジオラマ、鉄道模型のレイアウト。
 何より、「車両が背景」なんて普段はできない贅沢なのですから。



 縁日セット。JAMという鉄道模型の「お祭り」にふさわしい!
 賑やか、そして楽しげ。ここにはかう゛ぇ氏の神社も繋がってきます。


 縁日別角度から。提灯の効果はとてつもなく大きいです。


 和建築。居酒屋。1棟をじっくりと眺め回してみたい精細なモデル。二階で涼んで居るおじさんの風情が素晴らしすぎます。これも夏の祭の周辺にふさわしい。

 この裏を抜けていく郊外電車の2連、なんてドキドキする情景になりましょう。


 和建築。理髪店。これまた精細なモデルです。軒テントやら回転看板の作りなど10000番代的仕様。和モジュールなんて商品展開あったらこんな感じになるのでしょうね。
 待ちのベンチやら、漫画詰まった本棚?など見えるのも素晴らしい。
 
 一気に時代が下って……<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(8) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【国内作品紹介】ryokuchakuma様のJAMの走る看板貨車コンテナ車版/エフ様の新幹線増結/G@ひたひた様のED500完成

 真持ってありがたい、作品紹介記事の大混雑!により、第二報(単独記事記したあとに完成したものや、改良など)は纏めての紹介とさせて頂きます。申し訳ございません。
 なるべく単独記事にしたいとは思っているのですが。
 

◆ryokuchakuma様のJAMの走る看板貨車コンテナ車版



 先方の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokuchakuma/9070635.html

 Ryokuchakuma様の「走る看板」が冷蔵車から、冷凍コンテナ搭載のコンテナ車にバージョンアップしてきました。JAM2013での貨物列車運行はコンテナ車主体になりそうなので、これは嬉しい変更です。
 なお、コンテナ車?も「チキ900」なるスライドバンボディシステムの試作車です(裏テーマ「9の付く車両!」)。側面のSVSの文字表記がなかなか精細! これまでのryokuchakuma様の作品にはなかった味ですね。

 1文字1コンテナとアルファベットでの方が無理ありませんので、この面を「正」にしたほうがよさそうですね。「L」の上のポッチも芸が細かいです。


 カタカナバージョン。この大きさでカタカナ書くのは無理があるかも知れません。



◆エフ様の0系新幹線、増結。
 しばらく活動(ブログ更新)お休みされていたエフ様ですが、最近はまた動きが活発です。

 先方の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/f1963/15437336.html


 エフ様流儀の新幹線0系に必要なレアパーツ、トレインプレート24長の青。なんと9枚も!


 まずは既存の3両に「1両増結」。
 青いシートに灰色の肘掛け、そして白い枕カバーは0系の旧型座席を思わせ、強烈に懐かしい! 

 それにしてもインテリアを見せる手法が素敵すぎ。博物館模型とかのカットモデルや、あるいは昔の図解的絵本の如し……。前後につながってるのがまた雰囲気を出しています。

 ところで、JAMには持ってこられますでしょうか?
 オレンジ色したライバルが蠢き合う今年のJAMですから(笑)、この青い列車も必要なのです。
 あと、未公開ながらそろそろ0系新幹線が強烈に似合う(!)、taizooo氏の作品もやってくるはず(もうちょっとしたら別途記事にします)。



◆G@ひたひた様のED500完成


 先方の記事
http://blog.goo.ne.jp/hita_h_i/e/d0d181036c2d3446880e3719d2102e67

 前に紹介したED500形リメイク、JAMまでに完成してしまいました。
 前の記事の時と比べ、片方のスカートを可動にしてより汎用的な列車牽引への対応が行われ、また、特徴のワンアームパンタも2005年版を改良する形で装備されています。ワンアームパンタは9V時代の細いアーム使う方式やら、今度の#10233ホライゾンでの新パーツ使いまくりの方式などありますが、このG@ひたひた式改良版もなかなか魅力的。バーを使った線の細さと、リンクのガッチリ感が不思議なコントラストを見せます。
 ともあれ、この機関車には似合っているのですね。

このアングルでは、フロントガラスのキャノピーパーツと、その下のスロープの角度が奇麗に揃っているように見えますが、45度屋根スロープの頂上終端パーツによる騙し絵的な効果です。真横から見ると、本当はもっと鼻が尖っているのです。
  なるほど。見るアングルによって表情が変わってくるというのも、それはそれで楽しみじゃないですか。何処か強烈に「実車を思わせる」角度があるのかもしれません。

不幸にも廃盤になってしまったRCトレインシステムを使った、何を今更仕様ですけど、中身も哀愁漂うくらいがこの機関車には丁度いいのです。そういう運命なのです。
 泣かせるコメント。
 RCトレインは牽引力が不足という酷い欠点抱えていましたが、それがED500にも通じる部分ありますかも(苦笑)。
 やはり、儚い存在になってしまうのでしょうか? 
 いえいえ、G@ひたひた様のED500は末永く、活躍してほしいものです。リビルドも8年先なんておっしゃらずに……。

 なんであれ。JAMではEH500との共演とか楽しみなところです。
 
posted by 関山 at 23:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月29日

【レゴ製品】「#21050 Create Your Own Architecture」のレビュウ(Eurobricksより)。孤高!



 Architecture版のクリエイターセット? として注目された「#21050 Create Your Own Architecture」のレビュウがEurobricksに上がっています。JimButcher様によるもの。

 原文こちら。
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=85176

 詳細は原文と写真を参照して欲しいのですが、良くも悪くも「突き放した」「超上級者向け」セット構成です。パーツは白と一部クリアのみ!



 パーツリスト(bricklink)

 当然ですがインストは一切含まれず。しかし、272頁の分厚い参考冊子が付いてきます。

 この分厚さ!




 中身はこんな感じ(当然英文)。レゴのアイディアブックと言うよりは、建築とレゴを如何に結びつけるか……的な、実際の建築例やプロジェクト例を意識した内容の模様。ぱっと見た感じ……「教科書的」
 個人が愉しむ為のセットと言うよりも、大学などの教材が似合いそうな感じもします。

 あと、偏見かもしれませんがこの本で云うところの「建築=モダニズム」って感じが強いような。
 個人的に抵抗覚えるのは、そこかも知れません。まぁ限られたリソースの中では割切が必要なのは事実ですが。


 このセットを愉しむのは、相当な知識とセンスが要求されそう。インストなし、具体的な作例もなし!
 或る意味、最上級・最高峰・孤高のセットなのかも知れません。ユーザーはモダニズムの建築家にならなければならないのですから。

 自分はこのセットから単独で何かを作れる自信はありません。
 ただ、このセットを使った「授業」があれば受けてみたかったなぁなんて思ったりもします。

 価格は150ドルとか。パーツ数は1210なので、価値は冊子にあると考えるべきでしょう。
 通常販売の有無は不明ですが、bricklink見る限りでは150ドルから大きく逸脱した相場にはなっていません。ですので、何らかの限定ってわけではなさそうです。日本での発売は無論不明ですが。


◆◇◆◇◆◇◆          ◆◇◆◇◆◇◆


 これを思うと、「ライト」シリーズは精神的難易度というか敷居がまだ低いですね。
 ランドマーク系も同様。

 #21050はArchitectureというシリーズの中でも、あまりに尖ってる感じがします。
 
posted by 関山 at 22:53| Comment(4) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】今週末はテクニック大物×2と新「お城」/他


 組み立てたのを操作して遊んで楽しい、テクニック4種が今週の週末、8月2日に発売予定。
 大物#42009は割引率が26%offまで落ちてしまいました。発売日までに復活なるか? といっても26%offでも20284円なのでボリュームに対して割安感は未だあります。
 #42008は「空気系+電気系」で9354円。安いです。36%off。

 
 
 カラフル彩色なおかげで賛否が別れる新お城シリーズ。いきなり35%OFFになっています。
 #74404は35%off 9354円。悪くはないんですが、前シリーズ(Kingdoms)・前々シリーズ(FantasyEra)が良すぎたのも事実ですね。
 事実上のお城シリーズ2ラインゆえ、渋いのが欲しい人はLotR買ってね、って云うのはわからなくもないのですが。


 「#70403 ドラゴンマウンテン」はドラゴンが人気なのか33%off止まり。例によって囚われの姫入りです。
 「#70402 ゲートハウスへの侵入」は35%off。
 「#70401 ゴールド・逃走」は34%off
 フィグ4体+犬入り「#70400 フォレスト・アンブッシュ」は35%off。お得感ありますかも。


 その他のお得な感じの品。
 絶版モンスターファイターの「#9466 科学者と彼のモンスター」が39%off 5100円(送料込)。
 絶版かどうかわかりませんが、少なくとも2013年カタログ後半からは落ちた(!)「#9499 グンガン・サブ」は44%off 6472円。今のうちに?
 「#6873 スパイダーマンの奇襲攻撃」は42%off 3925円。
 「#9462 タイ・ファイター」は43%off 4827円です。いつもよりちょっと安め。


 あとはトレイン定番。安いのは良いことです。いつもの価格なので書き出しはしませんが「ほぼ底値」で間違いないです。
 怖いのは来年以降の値上がりか(輸入企業は為替予約してるはず……です。円安直撃じゃないのはそれが理由)。短期的には慢性の品薄も怖い。
 あと、レッドカーゴ(絶版)は流石にこれ以上の値下がりはないと思いますが……。


 レールにストラクチャーも。
 クリエイター系の建物と、「City」の列車は世界観的にも、ビルド密度的にもベストマッチな筈。
 
posted by 関山 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月28日

【作品紹介】Mazta-k様の様のICE-1(CAD)

 日本形、それも1990〜今世紀に入ってからの車両のイメージのあったmazta-k様にしては珍しい?題材。
 ICEの初代は1989年製造開始、1991年営業運転開始ですから、新しいように見えてもう22年も昔の列車ってことになります。

 高速列車の世代としてはそれこそ#10233ホライゾンエクスプレスの元ネタ、TGV Sud-Estとほぼ同じ。
 
 先方の記事
http://maztak.blog.fc2.com/blog-entry-68.html


 編成全景。


 動力車。全長40ポッチ程とのことで、レゴ標準スケールより幾分長めです。
 スロープ組んだ前面表現はスタンダードながら、レゴらしさがあって落ち着きます。実車にしても実際こんなスラント型ですものね。注目すべきは裾の丸み。これがこの車両のデザイン上の「キモ」でしょう。
 構成は無理がないので、良い意味で製品クオリティ。#10233と並べた時に違和感も無さそうです。


 中間車とインテリア。ドアの組み方は海外作品でよく見られるもの。でも、この車両には必然です。
 デッキ仕切りのガラスが綺麗。


 食堂車。インテリアは未だ検討中とのこと。
 大きく盛り上がった屋根の表現は自然。ここは「しまかぜ」のノウハウが生きているのかもしれません。ポチスロは身近ながら万能な部品ですね。


 勿論、今年のJAMには間に合わないでしょうし、製作予定も未定でしょう。
 でも、日本発のICEのモデルは結構楽しみではあります。拙作のTEE(VT11.5/VT601)とか、ET403辺りと共演させたくもなります。
 
posted by 関山 at 22:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月27日

【国内作品紹介】よりスマートに力強く。G@ひたひた様のED500形電気機関車の8年ぶり復活

 G@ひたひた様のED500-901のモデルは、以前にアップされていたのを覚えておられる方も多いでしょう。


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=151907
 2005年作品。動力化は考慮されていないものでしたが(9VとRCが交錯した微妙な時期でした)、形状把握の適切さとか、ワンアームパンタの作りなど当時話題になったもの。実物とことなる箇所もありますが、それはそれで好ましいアレンジでした。


 そのED500。JAMの裏テーマ?「9」の付く車両ということに合わせ、8年ぶりに動力化の上でのリメイクです。

 
 先方の記事「ED500-901をリメイク中……」

 ぐっと精悍に。実機の印象により近く。真っ黒な部分が大幅に増えているのですね。
 RCトレインプレート使用の関係で、車体を延長されていますが、ED500はD形と言っても相当な全長があったってことを思い出させてくれます。
 前面表現は前作と大きくは変わりませんが、やはりあの表現は最適解だったのだと思います。スロープトップでの尖った表現は陳腐化していません。
 
 一方で、前面下部には丸みを付けてきました。これでよりマッチョ感が増した感じ。機関車には或る程度力強さも必要ですものね。
 スカートも丸みがついて、よりリアルに。

 側面ではモニタ窓が実物通りの数にずらっと並んでいるのが壮観です。貴重な?1×1クリアブロックの有効な使い方でしょう。


 反対側側面。こちらのサイドはルーバーがあって如何にも電機らしい。左右側面が違うお題って手間はかかりますが、完成後にお得感はありましょうね。

 交流電気車の魅力でもある、屋上機器がより「攻撃的」になっているのも注目されましょう。大きな斜めガイシはインパクト充分です。あとはワンアームパンタがどんな表現になってくるか、楽しみでなりません。


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 さて。お楽しみ?実物解説。ED500形は例によって試作機関車。しかし。
 JR貨物のED500形、と言うよりは「日立製作所のED500形」<<続きを読む>>
posted by 関山 at 18:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【イベント(JAM)】ご意見募集! 看板の色 「緑」か「黒」か?

 Azur様の作られた看板の色ですが、ご意見募集します。

  

 緑を含むバージョン

  

 緑を含まず、「基本5色」のバージョン

 brickshelf
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=531905

 個人的には、一瞬「緑が入るほうが優しい感じがして、やっぱりこっちがいいなぁ」と思ったのですが、黒が入る方もよく見るとビビッドな感じが悪くないような気もします。
 また、前提として設置されるのが「緑のカーペット上」であるのも忘れてはなりません。
つまり全体では緑が溢れてます(笑)。

 はっきり申せば、独断できません。

 思い切って、「幅広い世代の」皆様からご意見募集します。オールドレゴとか「五族協和旗」マーク馴染んでる世代から、中間色バリバリ全開な世代の方まで……。
 ズバリ、緑と黒どっちがよいでしょう?


 参考画像:管理人所蔵の五族協和旗なパッケージ(笑)。
 今見ると、どぎつい印象もあるんですよねぇ。

◆◇◆◇◆◇◆               ◆◇◆◇◆◇◆
 Azur様へ。
 バージョン1とバージョン2、それぞれ1つづつ作られているのでしょうか?
(こちらはバージョン2作ったあとで、バージョン1は解体されたものとばかり思っていました)
 無論どちらかでも構いませんが、両方あれば申すことはございません。
 配置上重要なことなので、ご返答いただければ幸いです。

 あと、色に関しては製作者の意図もお伺いしたいです。
posted by 関山 at 15:30| Comment(16) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月26日

【価格情報】#10218ペットショップ 40%off 15645円/未だタウンホール#10224も19990円


 2棟作れて美味しい? 「#10218ペットショップ」が久々に40%offに! 15645円です。
 1棟辺り7800円って解釈も出来ましょう。5100円のお馴染み#31012ファミリーハウスも素晴らしかったのですが、#10218には明らかに#31012×3分の価値はあるんですよねぇ(変な喩えですが)。

 個人的には現行(いや歴代か?)モジュールビルの中では一番気に入ってる製品です。2セット買って2セットめは色替えとかして遊びたいなぁと思ってそのままになってしまってますが。でも、こんな遊びができるのも現行のうち、安いウチなんですよね(笑)。


 

 先日20000円を切った件をお知らせした「#10224 タウンホール」ですが、未だマケプレ扱いの品(amazon倉庫発送で送料無料)で19990円の品が残っています。実質最安値ですのでお早めに。
 なお、他のモジュールビルとはボリュームが違いますので、価格は決して割高ではありません。
 #10224は2766ピース、上の#10218は2032ピースですから実に1.36倍の物量なのです。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レゴ製品】さくれつ様の#21103デロリアンタイムマシーン。ご本人のレビュウ。

 7月18日地点で、Eurobricksに上がっていたRufus氏のレビュウを紹介させて頂きました。

 原型制作者をして「私がもう書く必要がないぐらいの完璧です。」と言わしめた内容の濃いものでしたが、その原型製作されたさくれつ様もお手元に届かれたらしいサンプルをレビュウされています。無論、必読です。



さくれつとゆかいな仲間たち
「LEGO Back to the Future Time Machine Review」
より。

 

 【マーティ】と【ドク】。左が製品版で、右が原型。
 それぞれに良い所がありますが、一般ウケしそうというかよりレゴらしいのは「製品版」でしょう。
 ドクのトルソのパターンがかなり細かくなっていて、今時の版権物フィグのクオリティ。
「中の柄シャツもよくここまで再現できたなと、比較するのが嫌になります。」とのこと(笑)。
 でも、マーティは原型のほうが俳優さんっぽい雰囲気かしら。


 デロリアンは前後側面がきっちり比較されています。
 一番印象に残るのは側面比較。左の製品版が一回りコンパクトになっているのが一目瞭然。ダインサイジングで引き締まった印象です。

 内装の比較もあり。専用プリントパーツ多様の製品版の方に一理あり?

 もう結論なのですが、
私の感想は、レゴ社のデロリアンが勝利でしょう。
いくら忠実に再現しても大きすぎるし、
人形とのバランスがやはり重要だったなと。
今後の課題でもあります。(中略)
レゴ版のデロリアンは400パーツぐらいで構成されていて、
私のデロリアンは500オーバーなんです。

100パーツもカットされてあのクオリティを叩きだせるわけですから、
レゴ社のベテラン30年のビルダー恐るべし。

 パーツ数を削ってクオリティを維持する……。凄いことをやっているわけですね。
 なお、話題になってしまったボンネットのデザインと、タイヤ可変ギミックについても詳細に触れられています。敢えて引用は控えますので、ぜひ元記事のご一読を。少なくとも原型制作者の意図を無視したアレンジでないことは分かりますから。

 作品と製品の間にある垣根。それを乗り越えようとした原型。
 しかし、上から引っ張りあげて垣根超えを手助けした製品版と製品デザイナー。
 合わせて良い仕事をされた、幸せな一例なのだなぁということが伝わってきます。

 とはいえ、製品版はそのままでは「二人乗り出来ないこと」にはツッコミがあります。確かに製品のテーマ上、致命的欠点かもしれません。
 ですが、なんと製品内パーツで出来る(!)改善策が細かい手順入りで示されています。これも、このセットを入手された方にとっては必読になるでしょう。


 幻の6幅バージョン(左)の情報もありました。
 幻ではありますが、製品版にこの雰囲気の良い所がフィードバックされた感じはあります。

 というわけで、今回のユーザーと公式のコラボは「第一印象」を吹き飛ばし、気持ちのよい製品を見せてくれた感はあります。ますます#21103が欲しくなるのでした。

 あとは、国内販売のアナウンス待つだけです。
 
posted by 関山 at 22:37| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月25日

【イベント:JAM】Azur様の大きな「看板」。さて何処に置きましょう(積極的意味で!)

 まさか、ここまで見事なものを用意してくださりましたとは。
 何より、それなりの大きさがあるのが有難いです。或る程度、目立つ必要はありますから。


 バージョン1


 バージョン2

 その他画像はこちらへ
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=531752

 バージョン1の地点で、沿線の大型看板的な使い方したら素敵かな……と思いましたが、バージョン2の車庫的大看板も惹かれる意匠です。
 プランには車両展示場(鉄道公園的な)がありますので、そこで使えると思うのですが、如何でしょうか?
(個人的にはこの周辺に、青レールの4.5Vの汽車も置いて、#7938との「互換性」をアピールしたい感じです)

 作りは大柄な基本ブロックによる骨太・力強いものであるのが「如何にもレゴ!」って感じでインパクト十分ですね。
 意味も十分に伝わると思われます。1×1ブロックと「L」の文字が強いですから。

 配色もポップで美しい。このままでも良いと思いつつ、「緑」を「黒」にしたら大昔の基本5色になるかなぁと思ってしまったりもしています。
 ここは皆様のご意見お伺いしたいところです。
 
 ともあれ、統一イメージリーダーができたのは嬉しいことです。
(去年の新幹線看板も恋しいですが……)
posted by 関山 at 23:58| Comment(10) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】ユウユウ様の#79111カスタム。英国機に化ける! もう#10194はいらない?

 純アメリカンな#79111が、見事に英国機に化けました。


 ユウユウ様が改修されたのは以下のようです。

 #10194の流儀で、メインロッドとサイドロッドの取り付け。それに関連して、煙室下に歩み板の延長。
 煙突をストレート形+車輪利用のチムニーキャップ付きに。
 新灰の部分(煙室扉など)を黒に統一。
 先輪をテク軸穴車輪に。
 端梁はバッファ+スノウプロウ付きのものに。
 もちろんPF動力化。炭水車に電池とトレインモーター、機関車に受光ユニット搭載で。

 見事に、#10194の妹分のような姿に生まれ変わっていますね。
 相当な追加パーツはあると思われるのですが、ぱっと見た限りだとそれほど特殊なものは使われてないはずです。現行品でここまで迫れる、と。


 赤バージョン。車軸配置が同じ事もあり、恰も「ホグワーツ特急」のホール級に見えるではありませんか。ホグワーツ特急にもし5代目があるとしたら、こんなモデルでお願いしたいものですね。
 未完成気味なのが気になりますが、可能性はいろいろありましょう。


 当然、#10194との並びも様になります。
 方や、アメリカンマッスルに解釈された英国機。
 方や、アメリカ機を徹底的に英国風に改造したもの。良い対比ですし、違和感のない並びです。

 さて、これで#10194エメラルドナイトをプレミア価格で購入する価値が薄れるかとどうかというと難しい問題かも。日本型で例えるならC62と8620辺りのスケール比に見えてしまう。こうなってくると「別腹」って感じで、その意味では並べた写真は目の毒ですよね……なまじ似合っているだけに。
 とはいえ、現行唯一の蒸機のセットからここまで出来るって云うのは「希望」ではありましょう。

◆◇◆◇◆◇◆          ◆◇◆◇◆◇◆

 

 このセットはそのままで遊ぶのはもったいない!
 動力、ロッド……改造次第で大化けしましょう。素体というか素質は優れています。
posted by 関山 at 23:57| Comment(10) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月24日

【レゴ製品】minifugures Series11の製品画像

 HN様がFlickrに、おそらく購入されたであろう現物の写真を上げられています。
 全種はありませんが、14種類上がっています(ないのはチキウォーリアーとサックス奏者)。

 元画像はここから。

 インストラクションペーパーと、現物写真ではやはり印象は変わるもの。幸いにも後者の方が印象は良い……? 






 「あの」ウエイトレスですが、過渡な期待を忘却すれば意外と出来は良いのかも知れません。青いメガネお洒落?だし、アップの髪も珍しい(1950年代風?)。アメリカンダイナーなシチュならやっぱり似合うのかも。あるいはFriendsのパークカフェ辺りにあわせても似合う? 色彩はあってます。

 ジンジャーブレッドマンは1-2個なら、お店の看板とかに使ってみたい出来ですね。大量に余ると困りますが。
 カカシはやっぱり可愛い。下半身をバーなどに変えればよりらしく見えますか?

 ネコ好きおばあさん(服もネコ柄)は複数居て困らないですよね。まぁネコのコスト?からレアアソートにされる虞が高いですけど。

 やっぱりババリア娘は何も言うことなし。早く欲しい。プリントが思ったより細かいです。この種の欧州民族衣装系はもっと揃えて欲しいと思ったり。

 宇宙戦士(黒)はよく見ると「ブラックトロンII」な配色です。マークは違いますから過去作レスペクトって意味ではないと思いますけども。


 今回は重戦士系などでずば抜けて人気でそうなのがない代わり(註:女性枠はどうしても入れないのがレゴの市場)、平均点は高い印象で期待して間違いなさそう。
 あと気になるのはアソートか……? これ次第でシリーズの価値はえらく変わってきますからねぇ(思えばシリーズ10の印象の良くなさはアソートの意地悪さにもありました)。
 Eurobricksのレビュウが待たれるところです。

 あと日本では9月だそうなので(カタログ2013後半より)、欧州圏での流通は間もなくでしょうか。
 入手可能になりましたら(カンブリ扱い)お知らせいたします。
 

posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【組換作品】Azur様の#31012ファミリーハウス組換7弾。風車小屋。羽根が綺麗!

 組換作品って「この発想はなかった!」という意外性を愉しむ性格もあります。

 思えば風車小屋ってレゴでは古典的テーマの1つですし、現行の#31009コテージでは3rdモデルになっています。ですから意外と言うよりは必然? でもやっぱりびっくりしました。



  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=531699
 
 この部品構成でよくぞまとめたものだ……という驚きが強いですね(笑)。
 手前の三角屋根の母屋はスタンダードな、クセのないデザインが却って新鮮です。窓とドアの並びが綺麗にシンメトリーであったり、また軒の「四色飾り」とか結構印象的な要素も多いのですが。

 肝心の風車羽根はなかなか綺麗なデザインです。ヒンジを上手く使って卍形のパターンを造っているのですね。#31009見て風車……と思っても、このデザインにはなかなか行き着かれないのでは? 緑のスロープの組み合わせも又、美しい(緩やかな曲線の如く)。

 背面は真四角な要素が強く、それが如何にも産業設備的なかっちり感、そしてリアルを感じさせます。
 9枚並んだ小窓の真ん中が件の「四色飾り」というのも、なにか組合とか企業とかのロゴマーク的雰囲気。
 そのうえ、外階段。あの製品の階段ってこんなに長くないのになぁ……と思ったら、下方に延長されているんですね。

 無論、開閉式です。

 流石に風車元来の粉挽きとか発電とかの機能は再現されていないですが(二階にあるって設定でしょうね)、山荘?としての機能を備えています。注目したいのは逆階段状の片アーチの使い方。ここがとっても不思議なウネウネ感と申しますか……面白いラインです。

 広げた状態の二棟並びも魅力的なのは云うまでもありません。個性の違う建物に同じロゴマークついて並んでるって情景は素敵です。1セットでお子までボリューム感も出せるのですね。

 Azur様、7作もお疲れ様でした。
 Mugen様とともに#31012ファミリーホームの魅力を数百%引出されたんじゃないでしょうか? やっぱり無限の可能性を秘めた製品だと思うのですね。数世代あとも名作とか語り継がれそうな気がします(まだ気が早いですけど……)

◆◇◆◇◆◇◆    ◆◇◆◇◆◇◆


 おまけ。


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=530625

 管理人が「#4554黄駅/#2150赤駅」風として#31012から「白駅」組み替えた時、元来の#4554とか#2150とか箱裏の組換例はどうなってるのかなぁと気になって仕方ありませんでした。しかし、なかなか箱裏の画像は出回らない……。

 で、たまたまbrickshelfに上がってた#2150の箱裏こちら。

 legotrainfan氏が上げて下さったもの。

 残念! 裏から見た建物内部のみで組換作例など一切なし!
 #4554/#2150の二つは、1990年代という時代にしては古典的建物を精細に仕上げるという時代を先取りしたようなコンセプトの製品でした……が、よもや1996年で箱裏組換なしってとこまで先取りしてたとは思いませんでした(苦笑)。#4554はどうだったかのか、未だ不明のままですが。
 
posted by 関山 at 20:33| Comment(3) | TrackBack(0) | セット内組換作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

【鉄道作品】JR貨物 EH500形電気機関車900番代 やるならコレ!

 EH500というのは日本のAFOL活動初期から作品がありました。
 古くは9Vで なかの氏が2002年頃に作られています。これは1次型(1,2号機)がモデル。
 イグ氏の作品は2次型(3-9号機)がモデルです。
 最近作られたyanagin氏の作品は3次型(10号機以降)。

 有難いことに、(個人的に一番好きな)試作機901号機はどなたも手をつけておりません。
 これは造れとの天啓か?


 前頭部試作一晩。他は三晩ほどで仕上がりました。
 ちなみに半分作るのに3/4ほどの時間がかかり、残り半分はスムーズに。プチ量産効果です。


◆コンセプト:
 全長32−34ポッチクラスの車両に合わせるため、長くなりすぎないように意識しました。全長44ポッチに抑え込んでいます。
 実物は25mですから通常車両の1.25倍……即ち40ポッチが理想値。まぁ許容範囲でしょう。


 サイドビュウ。明かり窓が多いこと。JRFロゴと「金太郎」が並んでるのが901号機の特徴。
 前面は他の妹分な量産機よりも端正な顔の901号機なのですが、側面に関しちゃ量産車の方が整ってますよねぇ。

 側面のJRFロゴと「金太郎」は大きくなり過ぎないように意識。腹掛けとか「R」の文字ではちょっと遊んでみました。

 なお、電機は他の車種(客貨車・電車)よりも床面が高いので、1プレート高くしています。そのおかげで台車上部に1プレートのゆとりが出来、後述の台車枠自作が有利になっています。車体も「薄い」ので、全長を長く見せる効果ありますかも。


 内部機器配置。
 動力は9Vと迷った末にPowerFunctionで。牽引力でのメリットとか、今後はPFのみの運転環境も増えていくことを予見して。また、台車周りの自作において9Vより有利な点もあります。少なくとも全車輪が黒で揃うのは美観上メリット大きい!
 右手車体に電池BOX、受光ユニット集中しています。左の車体にはウエイトブロックのみ。
 屋上機器はパネルを伏せて使ってみました。乗せてあるだけ。

 モータはPFトレインモータ1個と、RCトレインモータ1個の混成2台です。後者は単に余剰品が手許にあったからで深い意図はありませんが。性能面では低速時にRCが足引っ張りやがります(苦笑)。高速時は未テストですがどうなりますやら。理想は2個ともPFです。

 台車枠は全て自作としました。レゴトレイン標準だと灰色が入手し難いのもありますが、JR新型電機のシンプルな足回りと、レゴ標準の形状差が気になっていたのもあります。
 台車枠はプレートそのまま。軸箱部分は思い切って省略してしまい、テクニック軸をそのまま延長(通常長6のを、敢えて長7を使用)し、軸箱に見立てた由。シンプルで軽快な足回りが実現しました。
(パンが無ければ、パンを焼けば良いのです!)


 両端台車。


 動力台車を取り外したところ。

 ただ、JAM打ち合わせで仮公開したところ「ガニマタ気になる」とか言われてしまいました……。
 敢えて開き直れば、電動車にとって台車って要素は重要なので、多少の「強調」は必要だと思っているのですが。


 前面窓は901号機は微妙に角度が立っているため、2×6×2のキャノピーを避けました。まぁ同じ手法はyanagin氏に先を越されてしまいましたが(笑)。
 前面手すりはイグ氏作品を意識したところです。あるとカッコいい。


 交差式パンタはMugen氏の手法を参考に、アームを省略した形状。フルに出来なくもないのですが五月蝿い印象がありますので省略した次第です。


 第二エンドを前に。この機関車はパンタ後ろ寄りのほうが「上品」に見えるかもしれません。

 その他の写真はこちらへ(brickshelf 検閲済)。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=531751


◆余談
 4月の引越し後のレゴ制作環境はなかなか整わなかったのですが(あの部品がない、この部品がない……あるはずなのにン十単位で……ってことだらけ)、この制作で一気に整い、そして制作の勘も取り返した感じが。JAMまで余り期間ありませんが、どれだけ頑張れますか。

 あと、問題は手持ちの貨車だと牽いて似合うものが殆ど無いこと(苦笑)。手許の貨車は「黒い、古い」のとか欧州的なのしかない(笑)。
 当面はイベント時などに「貸してもらう」として、何時かはコンテナ車とか、タキ1000のような近代型タンク車とか考えたくなってきます。
 
posted by 関山 at 21:12| Comment(7) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月22日

【イベント(JAM)】7月20日の打ち合わせ報告

 土曜日、7月20日の打ち合わせ報告です。
 最初に確認したのは、設営及び当日運営スタッフの員数。
 設営含めて4日間の長丁場ですが、何とか全日とも運営できそうな人数が揃うことが確認でき、ほっとした次第。これが一番大事ですから!
 皆様、お願いします。


 それから、全体配置図の補足。

・階段状の部分にはモジュールビルは各3棟程度しか置けず、隙間を小さめの建物で埋める必要がある。
・階段の最上段は線路だけ。でも可能なら留置用側線を入れて運用しやすくする。
・階段の一番下(2-FLエリア)には1000×750で港湾地帯を作る。倉庫やクレーン。
・図の左上(34GFエリア)は和風エリア。かう゛ぇ氏の建物やJOKER氏の企画を持ち込みたい。
・左方(12Gエリア)は車両展示スペース。鉄道公園風に
・右方 12ABエリアは広い駅前広場。駅前広場で私鉄電車がループ状に折り返す。私鉄の方の駅舎はAzur氏の旧国立駅を使いたい。
・4隅の三角地帯はチラシおいたり、モニター(タブレット)置いたり。

 余談ですが、打ち合わせに使った店のテーブルの幅がちょうど750mm。JAMのテーブルの幅も750mm。ピザ乗ってる皿もちょうど基礎板32×32な大きさ。
 750mmって意外と狭い! ってことを、物凄く視覚的に実感しつつ、意外とスペース埋まるね(=余裕ないね)ってことがわかったのでした(笑)。去年より広いんですけどね。

 最後に、ロゴ決定。

 なも氏にデザインしていただいたものです。
 自分には逆立ちしても出来ない、シンプルモダンなセンスに痺れる……。レゴ元来のイメージって欧州のシンプルモダン。それもゲルマン系(独・瑞西・北欧)の。いろいろな意味で適切すぎます。

 なも氏曰く。
「JAMで鉄道当たり前の場ということを考慮して、敢えて鉄道のモチーフよりブロックを強調しました。鉄道モチーフとしてはささやかですが「ゲージ」のフォントを国鉄方向幕フォント使ってます。」
 
 方向幕フォントに日本的なものより、瑞西的……瑞西国鉄的なクリーンさを感じるのは私だけでしょうか(笑)。一時期SBB-CFS-FFSとか記した鉄道時計とか流行りましたよね?
 
 こうした「旗印」、モチベーションを励起するものです。
 「祭り」まであと3週間余、頑張りましょう。
 
<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:58| Comment(17) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】#10224タウンホール37%off 19996円/10228 幽霊屋敷 21%pff/他

 

 モジュール大物、「#10224タウンホール」が久々に最安値に降りてきました。37%off 19996円。
 この20000円を切る価格って去年「1ユーロ100円以下」だった時に個人的にドイツから買ったときの値段に限りなく近いような……(苦笑)。つまり、お得です。

 Mugen氏による駅への組換は見事でした。その他各種公共機関系はこのセットでなんとかなりそうです。

 
 「#10228 幽霊屋敷」は21%off 16590円ですが、クリブリ先行発売がこれくらいの価格でしたから割高感は少ないかも知れません。なによりUS価格が179.99ドル(税別)です。
 シリーズ自体はすでに収束していますので、この価格でも「買い」か? ホラーテーマは後日のプレミア化が激しいですし。


 あとは定番。いつでも安い……と思ってると、突然値上げされたりするので要注意です。

 #10233 ホライゾンエクスプレス 36%off継続中 9354円。
 #7938 超特急列車 45%off継続中 10449円。
 #7895 ポイント 24%off 1988円。
 #7499 フレキシブルレール 39%off 1609円。

 割引率って意味でトレインジャンルって実は優遇されてるのかも知れません……。


 #79111 トレインチェイス 36%off 9354円。いじり甲斐ありますよ。
 #31012 ファミリーハウス 33%off 5109円。建物系最強セット。少なくとも駅は造れます(笑)。

 予約受付中のテクニック新作。8月2日発売ですからもうすぐ。
 #42009 モバイルクレーンMKIIは34%off 17945円
 #42008 サービストラックは36%off 9354円。
 
 あとは珍品?


 絶版品「#7572 プリンスオブペルシャ 時間との戦い」が37%off 4980円。そういえばこんな感じの「たけし城的」モデルって最近は少ないですよね。
 同じく「#7573 アラムートの戦い」は未だ42%off 8500円の品があります。
 「#7052 UFOとの遭遇」はエイリアンコンクエストより。地球側専守防衛の珍しい宇宙シリーズでした。4490円。宇宙人はユーモラスでしたねぇ。

 対して新作。ローンレンジャーの「#79108 馬車での逃走」が少し割引率上がって36%offに。4384円。
 

 人気商品(お得感強し)。#79106 騎兵隊ビルダーセットは発売後品切れ続いていましたが、7月27日入荷のamazon.co.jp扱い分が予約受付中です。33%off 1399円。
 
posted by 関山 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月21日

【国内作品紹介】Ryokuchakuma様のLゲージ宣伝貨車2013年版/かう゛ぇ様のトロッコ/G@ひたひた様 591系電車完成/mazta-k様の「しまかぜ」完成間際

 急に勢いが凄いことになってきたような気がします。
 管理人も実は新作が1つ完成しましたし(先の連接車試作品とは別。ウチでは初めてのJRの近年の車両ですよ)。盛り上げって行きたいもの。


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◆Ryokuchakuma様のLゲージ宣伝貨車2013年版

 先方の記事「走るレゴ看板ver2013 」




 JAMでの「Lゲージ」宣伝用の貨車の2013年バージョン。カラーリングが渋くなりました。
 ベースは今回も機械式冷凍機付きの冷蔵車、レサ900形。冷凍機部分インパクトある形式です。
 こうした遊びココロのあるお題も嬉しいものです。ウケ、取れるといいなぁ。


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◆かう゛ぇ様のトロッコ列車

 先方の記事「トロッコ列車」
 PowerFunctionの受光ユニットをボンネットに見立てた、潔く最小限を目指したディーゼル機関車。
 それでも、ディーゼル機関車としてありそうな造形もポイント。

 この大きさながら、きっちり「走りますっ」とのこと。
 よく見ると、バッテリーカー。それも「最小限のサイズ」のを引いているのが分かります。最小限の4幅バッテリーカーは、そのトロッコ的形状からなにか可能性が広がりそうにも見えるのですね。

 というわけで、客車なども期待しております。


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◆G@ひたひた様 591系電車完成

 先方の記事「グネグネ走る…591系の修正&試運転とか色々」


 ついに完成。試運転も良好とか。カーブ曲がる姿は美しすぎます。
 今回はスノープロウと行先表示器の追加。どちらも効果的。
 また、先方の記事には細かい解説もあります。振り子機構が気になる方は必読です。


 JAM参加の「9」の付く車両二題。この並びは初出ですね。
「両者とも車体色は赤とタンで同じ筈なのに…並べても尚、違う色に見えるから不思議です。」
 塗装面積の差から来る、印象の差異なのでしょうが、こう実例を示されると「納得!」せざるをえません。前向きに考えれば数少ないカラーバリエーションから、より多くの色味を引き出すことができる「裏ワザ」であるのかもしれませんね。
 特にレゴの赤は、いろいろな表情引き出せる色だと思うのです。
(フェラーリレッドにも京急バーミリオンにもなりますからね)


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◆mazta-k様の「しまかぜ」完成間際

 先方の記事「近鉄50000系しまかぜ、ほぼ完成」


 先日起工されたとのことですが、あっという間に完成間際。
 残っているのは前面の特殊キャノピーのみ。

 先頭車やダブルデッカー部分の青い部分、なかなか重厚な感じで思っていたよりずっと見栄えがするのでした。
 対して、白中心の中間車が軽快に見えるのが実に好ましいバランス!

 それにしても、6両フル編成のチカラって大きい。インテリアもほぼ全車完備の模様。完成時発表とのことで今から楽しみです。
(完成時、個別記事にさせて頂きます)

 JAMでは、私鉄特急現役ハイグレード同士ということでMugen氏の東武スペーシアとの共演が見られる由。物凄いことになりそうです。
 
posted by 関山 at 21:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【組換作品紹介】Azur様の#31012組換作品 第5弾「パティスリー」と第6段「ホリディホーム」

 Azur様の#31012ファミリーホーム組換作品、第5弾「パティスリー」と第6段「ホリディホーム」がbrickshelfに上がっています。
 お一人で6作も! 幾らでもバリエーションが増やせるモデルなのですね。パーツの使い方、見立て方もより進化していましょう。
 「#7938 超特急列車」以来の使い倒せる名作・神作なのかもしれません。



◆第5弾「パティスリー」モジュールサイズ



  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=531336

 第5作はモジュールビルサイズのケーキ屋さん。若干奥行きが足りませんが気にはなりません。
 正面は大アーチを上下二段に配置。二階はアーチ内に尖頭アーチを2つ並べた作りで華やか!
 また、二階のフラワーボックス部分にレンガブロックを効果的に使われています。窓枠も裏表の太さ・奥行強調の仕様です。

 水色・灰色のラインも単調に見せないアクセントとして効いていましょう。
 看板?の「4つ丸」は穏やかながら優しげなマーク。門灯や歩道も凝っています。歩道では丸タイルが「4つ丸」になっていて、統一感のあるデザイン。

 裏面は大きな窓が強調された仕様。この窓も裏表技法ですね。小さめの建物だと映えます。
 植物の使い方の上手さはAzur氏ならでは。手すりのアーチも様になっていますし。
 あと、ガーデン部分のテーブルに1×1タイルを温存されますとは。

 インテリアでは、商品陳列棚として「クリアの傘」部品を使われています。このアイディアも斬新。細かいプレート多いので、Friends風のケーキも楽勝ですね。


 モジュールビルとの並びもこなします。小さいけど、違和感なし。
 ごく自然な、そして理想的な町並みなのです。件の「国立旧駅舎」にこんな通りが連なっていたら素敵だろうなぁと思うのでした。

 

◆第6弾「ホリディホーム」 開閉式のお屋敷。噴水!



  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=531513

 第6作はまた開閉式に戻っています。開閉どの状態でも様になる、というのは#31012組換のお約束になってきた感はありましょうね。

 この作品では大胆にも、16×8の基礎板的プレート緑を二階の床に使っています。おかげで2階部分にゆとりのある、良い意味で大仰な感じが得られていましょう。
 
 他にも見所が多いです。
 広げた状態で左右テラス・二階窓の意匠が揃っていること。韻を踏んでいるかのようなデザイン。
 大胆な切り取り部分。薄いほうが、厚い方の屋根の下に収まるのです。
 豪華な庭園。件の傘は水盤に。そしてクリアパーツを使いこなした噴水。こんな可能性がこのセットには未だ潜んでいたのですね。
 テラス下のテーブル・ランプも芸が細かい部分です。テラス上のデッキチェアも豪華。

 閉じた状態でも各サイドに個性も統一感もあります。


 インテリア。1階は広めのダイニング・リビング。長椅子とランプがお洒落。
 二階は更にワンフロア上がったロフトベットという凝り方。予想外の作りですので、開いてみてびっくりって感じです。
 
◆◇◆◇◆◇◆       ◆◇◆◇◆◇◆


 先週からですが、【セット内組換作品】は過去作品も含めて、カテゴリを分離させて頂きました。
 今のところ、「紹介(国内外)」も「拙作」も同一カテゴリとしております。

 読者諸兄の皆様の、何かの参考になれば幸いです。
 お金掛けずにできる、ビルドの基礎体力を上げるトレーニングになるのですから。
 
posted by 関山 at 20:05| Comment(2) | TrackBack(0) | セット内組換作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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