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2013年05月21日

【価格情報】7月発売のFriends・City・LotR・ローンレンジャー予約開始(下)

 さて。
 幸いにもローン・レンジャーの価格は5月位に配布されたCBBのクリブリ価格から予想していたよりは安めです。このブログ的には大目玉たる手押しトレインセット#79111が10000円ちょっとで済んだのは幸いでした。
 ロード・オブ・ザ・リングは予想通りの価格帯ですね。アイテムによって差異はありますけど。

 どちらも7月12日発売です。

 6月のクリエイター建物系に続いて、7月のCityにFriendsにローン・レンジャーと街系建物系トレイン系のビルダー・コレクターには嬉しい悲鳴状態。まぁ3月4月5月が割とおとなしかった反動ではありますが……。

 

 ものすごく久々、恐らく4.5V以来のレール入り手押しトレインセット「#79111 トレインチェイス」は現状28%off 10519円。思ってたほどは高くないです!
 ちなみに33%offになってくれたら1万円を割り込みますね……これならお得感さえ。

 既に報じられてるよう、動力化対応がレゴ社とは思えぬ「各自工夫のこと」(=公式には非対応)なのはちょっと残念ですが、脱初心者という意味でも、レゴ元来の工夫を学ぶ意味でも頑張ってみる価値はありましょう。既に語られつくされていますが、機関車の造形そのものは秀逸なのですから。
 なにはともあれ、管理人的には早く手に入れて、動力化作例上げてみたいです。


 「#79110 銀の鉱山での決戦」も28%off 9016円。これも33%offになれば納得できる価格という感じ。Cityの鉱山(あっちは金鉱設定ですね)と組み合わせてリアルな新旧混ざった古めの鉱山の雰囲気にするのもあり?

 「#79109 コルビー・シティでの対決」28%offで6011円は、悪い意味で版権系かも。ボリューム感がちょっと物足りない。ただ、他に建物作るセット充実している今ですからその辺の拡充は平易か?

 「#79108 馬車での逃走」は大変出来の良い駅馬車なのですが、問題は価格か? 28%off 4884円。

 「#79106 コマンチ族のキャンプ」は28%off 2630円。複数買いで「邑」作るのは難しいか……。
 しかし、意外と頑張ったのは「#79106 騎兵隊ビルダーセット」。28%offで1504円ですが、騎兵3人+大砲入ってるのでかなりお得感あり。これは複数購入捗りそうです。ましてや割引率が今後上がってくれば……?

 

 船! 帆!  そしてミニフィグいっぱい!(計9体) 「#79008 海賊船アンブッシュ」は28%offでも10000円を割る9767円。これも頑張った価格でしょう。

  
 「#79107 ブラックゲートの戦い」は28%off 7363円。756ピースですから版権物にしては割安?
 対して「#79006 エルロンドの会議」は28%off 3757円。cbbで分かってましたけど、こちらはやや割高感有り。色彩的には大変美しく、管理人の(原作)「指輪物語」のイメージに一番近いセットなのですが。
 「#79005 ウィザード・バトル」も28%off 1504円。小箱なのに何故かブロックはずし入? なお、意外と細かいパーツの多そうなセットでその意味でのパフォーマンスは高そう。

 というわけで、7月販売品は版権系もわりと見逃せない感じです。
 まぁ、新製品はいつでも買えるから先回し、というのも年間を通した戦略ではありましょうね。
 
posted by 関山 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】7月発売のFriends・City・LotR・ローンレンジャー予約開始(上)

 この種の情報追加は6月1日かと思っていたら、少し早めです。予価などに関してはCbbでクリブリ予価が発表されていましたので、概ね予想の範疇ですが。City・Friendsはなかなか頑張った価格でしょう。
 なお、割引率は今のところ28%off程度と控えめですが、「予約商品の価格保証」ありますので発売日までの一番高い割引率が適用されます。
 7月5日発売の「Friends」より。
 目玉商品? 「#41015 ラブリークルーザー」は28%offで7514円。小型客船という今までのレゴの文脈にありそうでなかった製品としても注目されましょう。


 #41005 ハートレイクスクール。学校というのもレゴの製品史上では稀なテーマです(高校は初めて)。こうしたテーマの実現するプラットフォームとしてのFriendsの意義は大きいか? 現状28%off 5109円。

 #41006 ダウンタウンベーカリー。パン屋というテーマも……歴代で4つめ位? 最近ウインターシリーズであったのでレア感は少ないように見え、やはり少数派。28%off 2855円。色彩がFriendsにしては落ち着いていましょうか? お店シリーズは人気ですから伸びてほしいものです。

 #41013 ピクニックスポーツカーは28%off 1504円。独自造形の車。
 #41009 ベッドルームデコセット 今のところ、割引率設定なし。
 同じく7月5日発売の「City」より。

 「#60026ショッピングスクエア」は現状28%offで9391円。ちなみに無事33%offになれば8793円と9000円割り込みます(希望的観測ですが)。
 何より、この種のセットがナントカ限定ではなく、一般販売というのに驚かされます。良い傾向です。

 Cityのサブテーマ、エアカーゴ。旗艦アイテムの#60022 エアカーゴターミナルは28%off 9016円。
 #60021はオスプレイの民間型ですね。商品名はカーゴヘリプレーン。28%off 3607円。
 #60020 エアカーゴトラックは普通のトラック+普通のフォークという、意外と珍しい組み合わせのセットとして貴重か? 28%off 3006円。
 付帯的に#60019スタントプレーン 28%off 1352円。よくよく考えてみたら、このクラスの固定翼機も一般製品では久々かもしれません。キャノピーのある飛行機はやっぱりいいもの。価格も控えめ。

 もう一つのサブテーマはコーストガード(レスキュー)。こちらの旗艦は「#60014 パトロールシップとヘリ」。何故かサメ3つ入り(笑)。船も船用キャノピー3つ奢った作り。潜水ロボもかっこ良い! 地味テーマですが注目です。


 ヘリ機首は#60021と共用している「#60013 レスキューヘリコプターとカタマラン」。ウインドアップギミック入り。28%off 3156円。
 CITY系の4幅車も随分センスが良くなってきたと思うのは#60012 4WDダイビングボートキャリアー。28%off 1352円。

 あとはCityでは実は初めてなモータースポーツ系。この10年ほどは同種のテーマが少なくなく(RacersやFerrari、Carsなど)、Cityで扱う必要がなかったためだと思いますが。でも、同種のテーマが全て収束してしまった今、街シリーズ以来に還ってきた?
 「#60027 モンスタートラックキャリアー」「#60025 グランプリトラック」。同じトランスポーターですけど、方向性は見事に逆のモデル。前者はアメリカ、後者は欧州市場狙っているのも明らか? アメリカじゃF1はマイナースポーツ……。
 で、価格は同じ2630円(28%off)。#60025はボリューム的にかなりの割安感あり? 緑色のビルドが捗りそう?

 ちなみにcbbでは#60025は非掲載でしたので、てっきり○○○゙○○限定かと思っていましたが、幸いにも一般販売なのですね。
 
<LotR、ローン・レンジャーは次の記事へ>
posted by 関山 at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月20日

【作品紹介】ryokuchakuma様のドア開閉電車。フルギミックへの第一歩?

 先方の記事「富山ライトレール改修 プラグドアの設置」


 車両自体は、既存作品の富山ライトレールの改造です。
 ここにリモコンで遠隔開閉可能なプラグドアを組み込まれたとか。
 
 言葉で言うのは簡単ですが、ドアの開閉。特にプラグドアは複数箇所の可動が絡むため、実現は容易ではないのは想像のつくところ……。ましてや設置空間の極めて限られた路面電車の中で、です。

 閉じた状態。隙間は電動故の安全マージンとして致し方ないところでしょう。

 開いた状態。見事にプラグドアになっています。
 開閉機構が床下に収まってるのもわかりましょう。


 動力部分。左のモーターでウォーム廻し大減速。減速した先のピニオンがプラグドアの床下軸につながり、ドア開閉を行う、と。
 やはり、路面電車の狭隘空間に押し込まれているのが凄い。

 モーターはPF受光ユニットの空きチャンネル使用? 但しリモコンはトレインリモコンでは操作しにくいと見え、通常のテクニックリモコン(電圧制御なしのタイプ)を使っているようです。

 技術的にかなりチャレンジブル。でも、ドア開閉って路面電車こそが様になりそうなのですよね。こまめに停車してドアを開けたり閉めたりが多いですから。
 先のなかやま氏の阪急電車(詳細な紹介記事を未だに見つけられません……)もそうですが、フル編成ならぬフルギミックというのも今後のトレンドになるのかもしれません。フル編成とは違った意味での訴求力も大きいのです。
 

 
posted by 関山 at 23:58| Comment(6) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月19日

【イベント:JAM】2013年のレイアウトプラン案


<クリックで拡大>

 先週の一次打ち合わせでほぼ固まった全体のレイアウトについて、AWAZO氏がレイアウターソフトのBlueBrickで「清書」してくれました。

 大海を、もといテーブル間をまたぐ大斜張橋に、去年同様の「街」「中央駅」を含め、ガラスケースをやめたぶんの車両の展示・留置能力を確保する意味で、現状のベターと考えます。
(各要素が奇跡のように、既に申請済であったスペースに収まりました……一次打ち合わせの各位に感謝です)

 無論、現地点では未だ修正などは可能。ご意見あればご遠慮なくおきかせ下さい。
 また、利用方法の決まっていないスペースも意外と残っています。去年で実現し好評だった「京の町」や、去年考えられつつ見送られた「鉄道博物館」的な利用は考えられましょうか。


●コンセプト
 ゆったり走れる、複線の本線。「フル編成」が堂々と。
 本線は勾配や急カーブなし。運転しやすさを最優先。
 車輌留置はエンドレスの外側に大規模ヤード作って対応。その端には「中央駅」。
 大規模ヤードから本線に接続。接続部分には「接続駅」。
 主役である、「大斜張橋」の向こうに見通せる「港街」。

 ちなみに去年の展示スペースは1〜4・A〜Gの範囲ですので面積はどかっと増えています。

●既定のスペース
 右下6FG部分に「中央駅」を配置。去年とは違う建物になります(詳細後日)。
 左下56A部分には図に描かれていませんが機関庫(+ターンテーブル)設置。
 左方234A部分にはワイドなプラットホームの「接続駅」を設けます。橋上駅舎あり、詳細後日。
 上方、1CDEF部分は今回の目玉「大斜張橋」。机がない部分は青のシート・布・紙などで海の表現。
 中央、234CDE部分は市街地として建物を並べ、そして図に記されていませんが最低1系統。理想は3系統の市内電車(私鉄電車)を走らせます。路面電車でありLRTであり高架電車であり。カーブ多めのテクニカルなコースを抜けてくイメージで。車種は路面電車から私鉄電車の4両編成程度。

 なお、今は明かせませんが市街地には「テーブル」を生かした仕掛けを取り入れます。市内電車もその仕掛けの中を走り回るはず。港町を大いに意識します。

 5CDEFGは運転などの業務用スペース。

 56Bで開いている場所はレール並べて電車庫的な使用をイメージ。或いは貨物駅か?
 34Bは駅前市街地+駅前広場。市内電車も乗り入れます。

●未定のスペース
 34FGは未だ用途未定地です。市街の延長か、別コンセプトの街を置く方向性がありえます。
 12Bも駅前広場の延長か、市街地として。或いは別コンセプトの街か。市内電車の線路入れることは可能。
 12Gは外とつながった線路が入れにくい場所です。独自利用が考えられます。

●補足
 テーブルサイズは実際には1750mm×750mmです。ソフトの都合で50mmづつ大きくなっています。
 何箇所かフレキシブルレールで接続している箇所があります。アルミテープ貼っての簡易9V化で対応予定。
 図中、2CDE部分も標準テーブルが1枚入ります。市街地か港湾として使用。
 細かい側線や留置線などは原則省かれています。

 9V直線レールが400本ほど必要という見積です。主要メンバーの私物総動員でなんとかなる見通しですが……。留置線や側線はRC/PFレールで代用の可能性は考えられます。
 

 
posted by 関山 at 23:58| Comment(9) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【レゴ製品】#10137 オルサンクの塔って、どっかで見たと思ったら/どうやら「VIP」限定で日本発売は怪しい?

 管理人新居近くの散歩道。横浜市内の大岡川からよく見える「ランドマークタワー」を真っ黒にかつ禍々しくしたらあーなるのかなと思ったり。

  

 左、浜の白いオルサンクの塔。
 右、中つ国の黒いランドマークタワー。

 真四角で、裾広がりの形。そして四角のエッジを際立たせたデザインがそれっぽく見えるというだけの話ではありますけれど……。

 この「二つの塔」。姉妹都市的契約でも結ばないかしら?
 まぁ中つ国航空の運行業務をニュージーランド航空が委託受けてるくらいですし(割と有名な話ですが、ムービー必見!。機内安全ビデオ「中つ国航空」版。ニュージーランド航空ご利用の方も御覧ください……の一言が泣かせますよ!)。

◆◇◆◇◆◇◆      ◆◇◆◇◆◇◆


 ……って与太話はともかく、Architectureランドマークタワーならぬ、LotRオルサンクの塔はshop@home等のVIPメンバー限定製品になってしまうようです。情報源brickset

 S@H/各国LEGOSHOPの「VIP」はポイントカード会員みたいなもので誰でも申請すればなれるものですが、この経緯で発売された「#10230 ミニモジュール」は日本での正式販売がありませんでした。そのため、#10237も日本での正式販売なしの可能性が高そうです。

 まぁ#10230も並行輸入はどかどか入って来ましたのであまり心配はないかも知れません。ただ、あの頃より遥かに円安なため、為替変動の影響を直に受ける並行輸入品は割高になってしまう懸念は残ります。
 
 というか、日本のクリックブリックもいい加減「LEGO BRAND SHOP」の一員・極東における橋頭堡として認めてくれませんかねぇ……。PICK A BRICKは永遠に実現しそうにないし、VIPポイントカードさえ導入できないのはどうかと思うのですが。
 
posted by 関山 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月18日

【実物鉄道】肥薩おれんじ鉄道の「食堂車」に惹かれる

 経済関係のニュースチェックしていたら、こんな記事見つけました。
http://moneyzine.jp/article/detail/208122/
食堂車、各地で復活の兆しあり 地元の名産で競い合い
その昔、鉄道の旅で空腹を満たすのは、駅弁と「食堂車」が定番だった。駅弁はいまでも、多種多彩な味を取りそろえて健在である。一方で食堂車は、列車のスピード化とともに時代遅れの存在となり、いつしか長距離を走る寝台列車でディナーを提供する特別な空間となっていった。ところが最近、スローな旅を求める人々の増加にともない、一般的な列車でも再び食堂車が脚光を浴びている(後略)。
 まず、ここで扱われているのは、近鉄特急「しまかぜ」と、明知鉄道の「和食堂車」。
 しまかぜのカフェは思っていたよりも本格的な食事サービス(メニュー写真)行ってるようでセルフではなく配膳があるようです。食器もしっかりしたもの。
 近鉄特急の中で温かい食事……というと12000/12200/10100系のスナックコーナー(1967−1974年頃? 長続きせず)以来ですから、長続きして欲しいもの。

 明知鉄道のは軽快気動車の中にテーブル仮設して、揃いの箱膳を頂くというスタイルのものですが、コースの価格帯も広く取っていて、中には利用しやすい価格(往復運賃込2900円)のものもある模様。
 参考:編集長敬白「明知鉄道は今」/ 明知鉄道公式
 これまで団体でないと利用できなかったものを個人客にも開放したら受けたようで、2011年スタートですからもう2年以上続いている由。
 また、これが以下の九州で実現した本格的なものに影響与えた可能性は大きそう。

 さて。
 不勉強にも初耳だったのは肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」。2013年3月「開店」。

 観光列車「おれんじ食堂」(肥薩おれんじ鉄道公式)
(料理の写真や車内配置図などもあります)

 地上調理の箱膳を積み込むスタイルは明知鉄道と同様ですが、こちらは気動車の中にギャレーを設け、スープやご飯は温めて出すというスタイル。そして列車自体もJR九州のリゾート列車同様の水戸岡鋭治デザインで大改装した本格派。2両編成で1両は「食堂車」(食事付)で1両は「リビング車」(食事オプション)という編成。

 本格派だけあって3時間の乗車で12800円の料金(食事+運賃)は高いかな……と思いましたが、全区間で2710円の普通運賃+特別車料金1400円+食事4500円(食堂車と同じ。要予約)という利用も「リビング車」では可能。無論、食事なしの利用や、飽くまで列車なので飲食物の持込も可(沿線でお弁当とか買って貰う必要ありますものね。地域活性化なら!)。
 でも、周りで食事してるのに自分のところは何もなしって訳には行かないような(苦笑)。

 「食堂車」。テーブルは23席。定員外の椅子やカウンターでゆとりも。イラストの奥がギャレー。

 「リビング車」。二人用の半個室と向かいあわせ席で定員20名。かなり贅沢な配置。

 ちなみに車輌設備的には1400円は高くありませんし(グリーン車というよりは「一等車」!)、食事も写真見る限り4500円出す値打ちはありそう。少なくとも北斗星のディナーよりは魅力的ですし、東京の動かない店でもこの値段は取られそうな感じのものです。
 なお、フルサービスな「食堂車」の方だと沿線のおみやげなどが付く模様。会食向けのテーブル配置と言い、団体とまで云わずともある程度の大人数向けなのでしょう。

 この列車、コンセプト的に往年の「プルマンカー」(イギリス・フランス)に近いかも知れません。1等サロン車の座席が食卓になるもので、1端にはギャレーがあってフルコースな食事サービスが受けられるもの。
 水戸岡デザインのウッディーなインテリアや、外装の落ち着いたブルーもプルマンを思わせます。


http://www.travelnews.co.jp/special/west/13/minamata/11.html
 より。軽快気動車ベースとは思えぬ「重厚」さ。

 流石に九州なので気軽にお試し……とはまいりませんが、憧れのプルマンカーの今様・コンパクト版としての魅力たっぷり。何時かは乗って、味わってみたいとおもうのでした。

 そして、この種の新世代の食堂車がより広がり、全国で味とおもてなしを競うようになってくれれば面白いなぁ、とも。
 
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 そういえば、レゴの旅客列車のセットは#182も#7740も#7745も#4558もすべて「食堂車」入りでしたね。あとは最近の#10194や、#10233もまた然り!
 食堂車って鉄道の捨てがたき魅力として、世界共通のものなのでしょう。

 その魅力が鉄道大国日本でのリアルとして、やっと再認識されたことに感慨深さがあります。
 
posted by 関山 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 実物鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】「#7938 超特急列車」42%off 10881円


 #7938 超特急列車が1週間ぶりに10881円で最安値復活。
 在庫数が少なめです。お早めに。 


 #10218と#10197が16990円。#10224が20808円。
 モジュールビルはそれぞれが「底値」という感じです。今の情勢だとこれ以上の安売り望んじゃいけないのかも?
 新製品の#10232パレスシネマはマケプレ24000円程度。現状並行輸入のみですので不利な情勢。日本での公式扱いは何時になるのやら……?


 「#10228 幽霊屋敷」は一時期18000円前後に上がっていましたが、また14537円(31%off)に戻っています。2064ピースとか、ホラー系ミニフィグ込みですからこの価格でも十分にお得。
 Architectureの「21017 帝国ホテル」はようやく供給安定した模様です。Architectureだと割引率24%offで11225円は悪くない数字ですので、今が買いどきかも知れません。あちら(アメリカ)の価格は129ドル税別なのですし。
 「#10220 フォルクスワーゲンT1キャンパーヴァン」は13%off 12800円。長いことほぼ定価か定価以上の品しかなかったので、これでも割安でしょうか? 2011年暮の製品ゆえ、いつまで供給されるかそろそろ不安に……。そういえば、このサイズの車モデルの後継が出てこないですよね。
 
posted by 関山 at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月17日

【国内作品紹介】yanagin様のJR貨物EH500形 初の量産三次形



 管理人の知る限りでは内外含めて4作目になる、EH500形電機のモデル。
 実物についてはこちら(wikipedia)。1997年にEH10以来久々のH級2車体電機として登場したときは驚かれたものでした。

 EH500には意外とマイナーチェンジが多く、試作機(901)、量産一次(1.2号機)、量産二次(3-9号機)、量産三次(10号機以降)と前面形状が異なるのも特徴。それぞれにファンが居るようです(笑)。
 今度のyanagin様の作品では、初の「量産三次」形のモデリングとなりました。他の姉貴分に比べてスマートさは劣る?ものの、マッチョ感というか力強さは他のタイプより強調された造形です。


 ヘッドライト周りの白色塗りわけが実に鮮烈! ポチスロの駆使で生まれたマッシブな造形も魅力。良い意味でキュービカルにディフォルメされているのも良い感じです。
 何より特徴的なのは前面ガラスをキャノピーパーツではなく、パネルとタイルで組み上げ、斜めに固定していることでしょう。EH500でこの表現は初めてです。キャノピーのスマートさも良いのですが、細密感ではこちらに軍配が?
 車体裾のステップやつかみ棒の表現もこの機関車らしいところですね。

 側面に目を移すと、運転台窓まわりの精細さが目に入ってきます。前面窓の隙間はグリルスロープで埋めているのですね。
 全体に奇をてらってはいないものの、その分すっきりと仕上がっていましょう。
 また、屋上機器の細密さや黄緑の碍子が目を引くところ。緑系の碍子は赤い機関車には映えるのですよね。

 それから注目点は連結部の処理。連結面はギリギリまで詰められ、なおかつ貫通幌の表現があります。


 さて。EH500というと以下の作品が思い出されるところです。

 イグ様の作品:「3-9号機」(量産二次)がモデル。動力はPF。2012年作品

 なかの様の作品(この写真の中に写っています)
 モデルは「1-2号機」(量産一次)。2002年ころの作品です。

 SuperB様の作品。量産二次がモデル。2008年の作品。

 それぞれに微妙に異なるプロトタイプ、そして細部の表現。優柔付けがたし!
 これらの作品が一同に会したら素敵だろうな……と思うのでした。
 ……あと、試作機901号機はまだ手付かずですね?
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(8) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月16日

【レゴ製品】#31010 ツリーハウスの動画レビュウ/「森の人」的にも使える?

 情報源Eurobricksより。
 6月14日発売のクリエイター「#31010 ツリーハウス」(amazon)の先行動画レビュウです(YourCreativeFriends様)。



 2分目からの、「組立の早回し」は圧巻の一言。パーツ構成の細かさ細やかさが伝わります。
 製品自体はクリエイター建物系として圧倒的に小振りなのですが、密度感はあるのです。

 さて、組立中画像を見てて思うは
「これ、クリエイターだし、世界観はCity的な現代だけど……樹の上にある家ってまるで『エルクウッド(森の人)』?」ってこと。
 いや商品写真見て真っ先に気がつくべきことでしたけれども(苦笑)。要は、

 

 6079(1996年)とか、6054(1988年)とか。とにかくこの辺ですね。

 それを今様の表現と部品で、それも一体部品を避けてクリエイターらしく真面目に作ってるとも云えると。そのうえ、低価格!

 幸い今は「森の人」(エルフ?)に使えそうなミニフィグとかも充実しています。#31010は街系だけでなく、お城系の方にも注目されているのかも知れません。

 え、色彩が明るすぎる?
 うーん、そこは渋めの中間色の部品に差し替えたり、黒や灰色(濃灰)を増やしたりで調整と……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【国内作品紹介】フル編成が開く可能性? mazta-k様のAE形スカイライナー 8両編成へ


 凄さは言葉に出来ません。長いものは長いから、格好良い!

 先方の記事「新AE形京成スカイライナー 8両フル編成に!」

 思えば、Mazta-k様以前のレゴトレインの世界って海外はともかく国内では「フル編成は最初から無理!」「最低3〜4両作っておけば形になるよね」って雰囲気はありました。
 レゴでの列車で、フル編成の障害は意外と多いのです。

 ●予算とパーツ入手。言うまでもなく。
 ●時間。保管場所。後者は割と痛い問題です。

 まぁこのへんは誰もが思いつくところとして。他にも。

 ●手間。一応、量産効果という言葉はあります。しかし……。
 ●根気。同じ物を数多く作るのって、割と「己との闘い」だと思うのです。商売として量産するのはともかく、趣味のものでは話が別でしょう。量産効果をスポイルするくらいに根気は必要。
 ●技術。レゴトレインの牽引力の弱さは長大編成を困難にします。単純にモーターの台数を増やせば良いってものでもないのですね。配置によっては屈折脱線起こすことも。また、PowerFunctionでは配線の問題もまた面倒に。
 ●運転できる場所や機会。個人で大量にレール持ってて広い部屋があれば良いってわけではありません。やはり仲間内でも公開できる機会はほしいもの。

 思えば、Mazta-k様はその辺りの問題をクリアされ(特に「運転の場所や機会」を作ってきたのは大きい)、2編成目の「フル編成作品」をものにされました。フル編成が出来ない理由に「誰もやって来なかった。先例がない」というのも意外と有り? でも、こうして先例ができると後が続きましょう……。

 ちなみに管理人は後に続く自信がありません(苦笑)。4両ほど作ったら根気が続かず他の題材に浮気したくなってしまうためです。
 153系新快速も本物6両なのを4両に。京急2100形も8両編成を4両編成で割り切っちゃったりしてます……。そのくせ153系と似たような車体の国鉄電車作ること考えたり(色は赤と黄色のやつ)、京急も別形式作って4+4で走らせりゃいいやと考えたり。
 外国型もそんな感じで、VT601 TEEもラインゴルドも増結考えつつ(現状どっちも食堂車が無い)、数年単位でそのまま……。

 そんな管理人の根気の無さというか浮気性というか妥協主義というか敗北主義はともかく(苦笑)

 ここもスケール論(フル/ショート)や幅論(6/7/8/他)と同じで、「色々なスタイルがあり、そのすべてが肯定されるべき」という流れで考えるべきなのでしょう。
 極端な話、10幅くらいで超絶リアルなモデルを「単品」で上げるスタイルもありますし、小型ディフォルメモデルを量産する方向もありますから。
 それから、実物には「単行」「2両」みたいなプロトタイプも多々ありますよね?

 それでも、レゴトレインの楽しみ方、魅せ方のなかに「フル編成」という新しい志向が生まれ、育ちつつあるのは嬉しいことです。
 今後は増えていくであろう各種のイベントでも、フル編成ならではの魅力とレゴトレインの可能性を魅せ、このスケール・ゲージの一般化にも繋がっていくのでしょう。思えば、10年以上も前に「まさかレゴで日本型が出来るなんて!」ということから、管理人含むファン層が育っていったように。最初はリアルな日本型は無理でも、だんだんその方向に近づいていくように……。

 ファンを増やすためのきっかけ、多いに越したことはありません。

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 今回増結された車輌。
 サービスコーナーの丸窓が印象的な4号車。窓なし部分にロゴの入る5号車。こうした特徴的な中間車を「最後の楽しみ」にとって置かれるのがなんともニクい。
 
 どちらも雰囲気がよく出ておりますね。ただ、ロゴに関してはRyokuchakuma様の提案もあり、改良の余地はあるのかも知れません(今のままですっきりした感じは悪くないのですが)。

 というわけで、最後に龍の目に点を入れるという作業が残されていそうですね。
 トライアンドエラーが容易なこの題材ゆえ、画竜点睛にするのもまた楽しいものですし、それこそ完成に近づいたが故の役得と云えましょうか。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(5) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月15日

【ニュース】ギネスブック公認、プラ製トイレールの最長延長記録。延長4km!


 画像はこちらより。

 情報源Eurobricks

 Danish LUG(デンマークのレゴユーザグループの一つ)が5月11日、「 the longest plastic toy train track」の記録達成でギネスブック公認された模様です。

 延長は4km。使われたのは全て青レール。
 青レールなのは中古品が比較的廉価なためでしょうか? ひょっとすると本社の支援があったのかもと思いましたが、それなら現行品のRCレールになりそうなもの(何より設営と撤収が楽。青レールは少し面倒)。
 ユーザの力だけで集めたならすごい話。使用パーツは以下のとおりです。
32.000 straight tracks
14.504 curved tracks, outer
14.504 curved tracks, inner
520 crosstracks
31.544 white sleepers
 青レールなので、32000本の直線レールというのは16000対と解釈するべきなのでしょう。気が遠くなるというか、現実的な数字ではありません。

 線路配置の様子が、限られた空間(体育館?)にギリギリ敷き詰めるため、同じギネス記録で定番のドミノ倒しをも連想させます。記録を目指すためなら、この割り切りだってあり。CPUの内部のような合理性さえ?

 それにしても、4kmという距離ってリアルに電車の数駅分の距離ですよね。
 東海道線(京浜東北線)なら、東京でて浜松町と田町の間くらい迄の距離ですよ?
 東横線なら渋谷出て学芸大学の手前位。何れにしてもちょっと歩くのは嫌になる距離です(笑)。

 で、レゴトレインのスケールを1/60と仮定すると(車体幅を基準)、4kmというのは240km。いやこの数値に何らかの意味があるわけではないですが。でも240kmって東海道本線だと東京から浜松くらい。
 普通の人なら、電車乗り通すのに苦痛感じる距離かもしれません。

 凄さは動画を見たほうが早いかも。正直な話、この動画観て「これはえらいことだ」と思ったのです。


 動画の情報はLegoLeaks様より。

 電車(恐らく北欧の近郊型か? PF動力とおもわれる)が、広大な線路の原野に繰り出していくさまは感動的です。
 また、何十線もの線路をクロスレール連ねて渡っていくさまも普通には見られない光景でしょう。
 この種の記録の持つ、荘厳ささえ感じる……というと大げさかもしれませんが。凝ったレイアウトやシーナリーとは違った、ストイックな世界の魅力は感じることができたのでした。

 なお、動画見ても4kmをPFの単四電池6本で走る切ることが出来たかどうかは定かではありません。

 それから撤収は実に豪快。箒で枕木の2×8白プレートを掃いていくところもまた別次元ですね……。

 最後に余談。
 飽くまでこの記録、レゴトレインとしての記録ではなく、プラ製のトイレールでの記録です。
 つまり同種の玩具……プラレールあたりが本気出したらこの記録は破られるのかもしれません。あっちは上方向に伸ばす3次元実装という技も使えますから(笑)。
 
posted by 関山 at 16:21| Comment(7) | TrackBack(0) | LEGOニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】#31010ツリーハウスも33%OFFに/#9391 クローラークレーン47%OFF


 6月14日発売の新製品「#31010 ツリーハウス」がやっと33%offになりました。とはいえ元値が安いので差は出にくい? 2454円で複数購入も手軽にできる?


 同価格帯のまったりお家系クリエイターの「#31009 コテージ」も30%off 2349円でさり気なく最安値。なかなか28%offよりは安くならない品でした。セット自体は極めて良作で、各種の組換にも十分耐える出来。即納品。
 6月14日では、#31012 ファミリーハウスが本命。33%off 5116円。二棟目行くかどうか悩んでいるところだったりします。サブインストも魅力的ですし、独自にあれこれセット内で組み替えてみるのも楽しそうなので……。
 絶版#3677レッドカーゴトレインは久々に15000円台切って14778円。なかなか頑張ります。
 駅というより、駅設備セット(跨線橋他)と割り切れ? シティの駅#7937は33%off 4200円駅本屋作るための建物セットに飢えてない今ならこれもあり。


 #9391 クローラークレーンが何故か半額近い(47%off)、1400円。218ピースなのでパーツ単価6円42銭という凄いことになっています。パーツリストこちら。
http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=9391-1
 なかでも、使いやすいサイズ・規格ののキャタピラが66枚も入ってるのは目を引きましょう。
 組換インストはブルドーザ。こっちの方もなかなか格好良い。
 
posted by 関山 at 15:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月14日

【歴史】レゴトレイン製品史27 1991年 9V製品(セット・車輌)/動力近代化の完成

 1991年、9Vスタート時の製品を見ていきましょう。
 「クロコダイル」「メトロライナー(インターシティライナー)」は歴史に残る名品! 基本セットにあたる、赤いディーゼル機関車の貨物列車もまた素敵。紹介次回になりますが、所謂「黄駅」もこれまでのレゴの建物にはない立派なものであったのです。

 それだけに、9Vに掛ける期待は大きかったのでしょう。
 スタートは華やか! これまでの互換性・連続性の一部を失った分を補って余りある、魅力のあるものになりました。

 但し、光にはまた影もあり。
 4.5Vには存在した、動力は後付け前提の廉価かつ低年齢向けの「手押しセット」が消滅してしまい、トレインシステム導入への敷居が大きく上がってしまいました。高価格は新規ユーザ獲得には不利になってしまい、対象年齢ではデュプロトレインとの落差を作ってしまいました。
 そうした敷居の高さが、以後の「汽車セット」……もといレゴトレインを何処か特殊なポジションに追いやってしまった可能性はあります。売れにくくなれば、アイテムも出難くなります。
 そのあたりの悪循環、RC/PFと移行した今も断ち切れていないように思えてなりません。

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●#4563 Load and Haul Railroad

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=4563-1
 セット構成はレール円周分16本、給電ケーブル、スピードレギュレータ、国別のACアダプタ。二軸のディーゼル機関車1両に、2軸貨車3両。積荷のトラクターとオートバイと大量の樽。フォークリフト。ミニフィグ3体。

 4.5Vと12Vにそれぞれあったディーゼル機関車+貨物列車のセットを統合したようなポジションのセット。機関車はL形のスイッチャー。特定のタイプは思いつきませんが、25噸クラスの割と世界中の何処にでもいそうなタイプに仕上がってます。前面部品はかの「クロコダイル」にも使われている専用部品でした。
 青い無蓋車はアオリ戸が新部品。形状がこれまでの貨車にはありえなくリアルになりました。
 赤い有蓋車はスライドドアが新部品起こされ、ドアを重ねることが出来るように。全体に欧州系のデザインではあります。

 サブインストも含まれています。ディーゼル機関車をセミセンターキャブに。無蓋貨車1両+車掌室付無蓋貨車1両にするものでした。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?i=3032405
 パッケージ。上蓋付きで、中身を見せるタイプのものが奢られました。スピードレギュレータとACアダプタの存在感がやや大きいですが……。9Vレールとドア、連結器も魅せる要素になっています。

 このセットは当然、日本でも発売されました。お持ちであった方も少なくないでしょう。

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?i=3032418
 箱裏の画像。怪しげな箱型機関車とかの組換作例も載っています。


●#4558 Metroliner

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=4558-1

 12Vの#7740(TEE風 1980)や#7745(TGV風 1985)の後継となる旅客列車セット。
 日本での商品名は「インターシティライナー」でした。欧州の事情はわかりませんが、恐らくアメリカでの商品名が構成に半ば公式になってしまったものと思われます。
 なお、「メトロライナー」はペンシルバニア鉄道→Amtrakの車輌・列車名でした。詳細こちら。

 似ていないといえば似ていません。但し、灰色のボディに三色帯のラインは当時のAmtrakの塗り分けを彷彿させます(※1)。なんであれ、レゴの列車がアメリカを意識した最初と云えましょう。

 ※1:ただし、より雰囲気が近いのはマレーシア国鉄の客車等の塗り分けですが、まぁそこまで意識してたかどうかは謎です。インターナショナルな雰囲気のため、敢えてアジアの発展途上国のをモデルにした可能性は否定しきれませんが。

 セット構成はレール円周16本と直線4本。3両編成の列車は「動力+売店車」+「客車」+「寝台+荷物車」という凝った構成です。プラットフォームとミニフィグが11体という豪華版。
 ただし、スピードレギュレータは別売でした……。本体価格が余りに高価になってしまったためでしょうか? 或いは先の#4563貨物列車の次に買うセットという位置づけであったからかも知れません。
(日本では定価27000円程度であったはずで、スピードレギュレータも揃えると3万円オーバー……)

 組み換えインストがあり、電機+客車+貨車の編成にすることも出来ました。またインストはないものの、電機+客車2両という編成にすることも可能です。

 普通に走らせて良し。ミニフィグで遊ぶも良し。組み替えて良し。文句なしに名作といえるセットです。2001年に復刻版#10001がリリースされたのも宜なるかな。
 但し、先述の価格以外にも難点がないわけではありません……格好の良い前面は一体成型の専用部品でした。#4558でこそ気にならなかった(全体として良すぎたので気にならなかった?)この悪影響は以後のレゴトレインセットに付きまとうことになります。PowerFunctionの現行品#7938でようやくその流れを断ち切ることができたのでした……。


●#4551 Crocodile Locomotive

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=4551-1
 所謂「クロコダイル」。オーストリア国鉄の間接式電機がモデル。鰐のように身をくねって走る姿は模型ばえするもの。電機でクロコダイルと言うと瑞西国鉄の方が有名ですが、あちらはロッドドライブなどがありますから、プロトタイプをオーストリアに求めたのは正解でありましょう。

 単品の機関車でモーター付。この鉄道模型完成品的な製品カテゴリは9Vではこれ1作で終わってしまいました。9Vのスタート時に「鉄道模型」的な製品をリリースして盛り上げようとしたレゴ社の意気込みは感じますが、それが続かなかったのはあまりに残念なこと……。

 造形は今の10000代を見慣れていると、やや素朴ではあります。しかし、40ポッチの全長はそれまでのどんな製品よりも堂々とし、またリアルなものであったのです。12Vで云うところの単品蒸機、#7750の9V版というところかもしれません。孤高の製品という意味でも共通しています。

 サブインストではB-Bの箱型電機(短いボンネット付)に組むことが出来ました。こちら参照。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=307032

 なお、日本では未販売。後世にファンの手で個人輸入されたものはそれなりにある筈です。
 また、#4512風やら、緑バージョンなども後世のファンの手で多々作られています。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/search.cgi?q=4551&stype=f&n=6
 出回った数こそ多くはない製品でしょうが、その影響力は小さいものではなかったのです。

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 さて。ここまで9Vの動力車を含むセットを紹介してきましたが、そのスタート時は蒸機がなかったことに気が付かれることでしょう。思えば4.5Vも12Vも、青レールも灰レールも主役は蒸気機関車でしたから、この変化もまた画期的。

 思えば、灰レールに移行した1980年当時でも、西欧では蒸機は動態保存や非常用を除き引退していました。ですから蒸機は既に子供にとっては身近な存在で無くなって久しかったのです。
 「動力近代化」という実物鉄道での当たり前が、やっとレゴ汽車セットでも実現したのでした。

 なお、子供にとって「蒸機」が魅力的であるか否かは世代差などもありましょう。
 管理人の個人的な思い出では
「蒸機が完全引退してSLブームも去った1970年代後半になっても、大人は『子供はSLが好き』という思い込み?でSL(※2)のおもちゃや絵本をやたら乱発してた。とうの子供は電車や電機、ディーゼル機関車の方が好きなのに!」
 という感じ。まぁ管理人が弄れてただけかもしれませんが。

※2:多くは7100形かD51で偶にC62。そういえば、最近は蒸機をSLという言い方しなくなりましたね……。「SL人吉」「SLばんえつ物語」のようなJRの公式以外では見かけないような気がします。

 でも、今になっては「レゴトレインで蒸機のセット出せ」とか云ってるのですから勝手なものです(苦笑)。
 ノスタルジィもありますけれど、時代が一周りして保存蒸機が寧ろ「新しい乗り物」になっているのも大きいのかも知れません。
 
 (続く)
posted by 関山 at 22:16| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴトレイン製品史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月13日

【レゴ製品:トレイン】Me-modelsのカスタムレール、再生産と緩曲線は晩夏か?


 何度も何度も延期を繰り返してきた、カスタムキットメーカー「Me-Models」の金属製の緩曲線レール(半径56ポッチ)ですが、ようやく新たな動きがありました。
1:(以前製造した)直線レールのメーカーを変更している。新しいメーカーはストレートとカーブの製品の両方作ることになる。
2:製品を作るために、我々は、特殊なツールを作成した。これは6-8週間のプロセスである。しかし、書いている時点で、既に1ヶ月が経過した。
3:ツールが完成したら、我々はテスト品の品質チェックを行わなければいけない。
 
 夏の終わりには、レール製品が「購入可能」になることを望んでいる。
 ニュースをやや意訳しました。
 緩曲線のリリース遅れ及び、直線レールが再生産されないのは以前の委託先工場の製造過程に何らかの問題があり、そのままでの製造ができなかったのが大きいようです。
 そのための工場・製造設備の変更に時間が掛かってしまった、と。

 金属製緩曲線レールとしては、BBBのモジューラートラックシステムも開発停滞しています(電圧低下の問題が未解決だそうです)。

 金属レールというのはやはり相当に手がかかるもののようです。
 気長に待つのが肝要……。まぁ、長く続けられる趣味ではありますから。


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=470724
 2011年に製造されたMe-modelsの直線レール。ルックスは大変に良いため、実用の他に撮影用・ディスプレイ用にも最適でした。質感も好ましいもの。

 これが再生産されるだけでも嬉しい。
 また、2011年当時よりも純正の9V直線レールの相場も上がってしまったため、価格面で対抗できる可能性もありましょうか。
 

posted by 関山 at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品:トレイン関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【価格情報】「#21017 帝国ホテル」最安値 11225円/他


 やっとamazon.co.jpも24%off、11225円になりました。他(ビックカメラ通販etc)も含めての最安値です。
 Architectureはこれくらいの割引率でも良い方なので、欧米価格も照らし合わせれば買いどきでしょうか?(99ポンド/129.99ドル)。5月15日入荷ですからもうすぐです。


 一時期割引率の下がっていた#10227 B-ウイングスターファイターは再度43%off 17816円に。
 絶版品#10223馬上試合大会は32%off 12800円の品があります。未だ間に合う?
 #10229ウインターコテージも値上がり無く踏みとどまる。36%off 8090円。円高の記念碑?
 一時期品薄だった#42006 パワーシャベルも現在は安定しています。36%off 5389円。5月15日再入荷。
 

 
posted by 関山 at 13:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 価格情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月12日

【イベント:JAM】2013年第一次打ち合わせ。斜張橋の配置決定

 今日は建物など作りそうな方をお招きし、第一次打ち合わせを行いました。


 先ずは、「これ」の配置を決定! 片岡氏制作の斜張橋。詳細こちら。

 JAMサイドに既に提出済の配置計画との兼ね合いから大幅に長さを詰めることなども考えましたが、テーブル配置の変更などで、全長2850mmとして「主役」になることが決定。無論テーブルとテーブルの間を渡ってしまう大橋としてです。
 ブース全体で目立ちすぎるんじゃないかという意見はもはやありえず。目立つのは逆に良いことだと。
 会場でのインパクト十分になるはず。

 なお、主塔の全高はもう少し下げる方針で(1500mm程度)。
 主索の角度はもう少し緩やかにする方向で調整する方針です。主索自体も3本張る予定と。

 この橋をTGV……#10233の重連(6+6の12両編成)同士が行き交うのが2013年のJAM!

 そして、この大橋の向こう側には更なる見所も(続く)。
 また、裏側にも新たな見所が加わるはず……。
 

posted by 関山 at 23:11| Comment(9) | TrackBack(0) | イベント(JAM) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】G@ひたひた様の振子試作電車続報

 5月11日「PS905(下枠交差型パンタグラフ)」より。


 パンタグラフや屋上機器に関する記事。
 交差式パンタグラフという鬼門ですが、先のMugen氏とはやや異なるパーツ構成です。


<参考:Mugen氏の表現

 交直両用電車ならではの碍子も目立ちます。高圧引き通し線も魅力的な要素。
 少しでも小振りに見せることに注視され、ディテールも一部省略されています。この割り切りは必要ですかも。なお、流石に中間車体のパンタグラフの可動機構はオミットされています。
 振り子式電車での集電装置は実物でも難しい所で、車体が傾斜するのに合わせて集電装置も可動するか否か両方の方法があります。この試作車では両タイプが検討され、最初の実用車381系では可動は見送られました。しかし、後日のJR四国8000系やJR東E351系では可動式です。


 5月12日「最適化」より。


 遂にベールを脱いだ、流線型側先頭車。
 横組駆使の造形が美しい。球形に近いとも言える微妙なカーブをよくぞここまで再現されたものです。奇数幅での横組はビルド上避けたほうが良いのですが(縦方向との辻褄があわない)、横組のまま上まで組んでしまう割り切りで解消しています。先頭部のこの切り取り方は大正解でしょう。
 乗務員扉下の靴スリは良いアクセント。ドア付けるのが難しいところでは使える手法。

 なお、強度に関して不安があると記されていましたが、拙作での経験上はこの程度は割と普通です(笑)。ご安心くださいませ……。

 また、低運転台先頭車も構造の分かる写真が上がっています。
 大きな正面ガラスから、思ったよりも内部が丸見えになるので運転台っぽく見えるように配慮されたとか。

 ますます、完成が楽しみです。
 
posted by 関山 at 10:14| Comment(7) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月11日

【レゴ製品】Architecture新作は「#21018 国連本部」

 
 情報源Eurobricks

 #21017帝国ホテル旧館の供給がお世辞にも潤沢と言えない状況ですが(悪くないけど定価じゃ高い……)、新作の#21018 国連本部(United Nations Headquarters)の情報が出てきました。

 真四角なビルではありますが、十分に「それらしさ」を感じさせる造形?

 画像wikipediaより。

 窓の表現が面白い。トランスクリアライトブルーのプレートと、ミディアムブルーの組み合わせ。前者はこれまでは激レア部品でしたので、このセットで普通に供給されるようになる由。
 上下方向の仕切りはブラケットを駆使しています。
 
 ターンテーブルの下を使った庭か車寄せ?の表現もパーツ特性使った面白さ。
 低層棟部分もトランスクリアライトブルーのプレート多用した造形であることが分かります。

 そして、何よりも国連本部っぽいのは沢山の旗竿でしょう。

 真四角なビルという難しい題材ながら巧くまとめているように思います。

 なお、価格や発売時期などは不詳です。
 
posted by 関山 at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月09日

【歴史】レゴトレイン製品史26 1991年 9Vスタート(システム概要)

 この連載も、いよいよ9Vを扱うときが来ました。
 規格としては「半ば、現役」であり、比較的最近な気もする一方で、既に22年も前のことですから歴史の一部でもありましょう。
 とはいえ、9Vで生まれた車輪やレールの形状はRC/PFと引き継がれています。

 車輪は外枠のある鉄道車両用として当たり前の形状になり、レールは一体の軌匡(ききょう)型になりました。これまでの玩具然とした露出した車輪。また組立式のレールとは一線を画す。
 車輌のデザインは欧州型一辺倒から、アメリカン・ワールドワイドを意識したものへ。
 そして「←○→」のレゴ鉄道マークもまた9Vから。
 
 レゴトレインに時代区分条明確な区切りがあるとしたら、1980年の青レールから灰レールへの移行。2007-9年ころの9Vの終焉とRC・PFへの移行も大きな区切り。
 しかし、規格やコンセプト・デザインの方向性が決定的に変わったという意味で1991年は永遠に忘れ得られない年になるのではないでしょうか?

 先に記しておけば、1991年の大変化がなければ「世界一創造的な鉄道模型」としてのレゴトレインの今はなかったともいえます。
(但し、遅かれ早かれ鉄道システムは刷新を迫られたと思いますが。電源の9V化は1987年以来ですから必然性はあったのです)

 功罪の評価は先に送り、先ずは9Vのシステムを概観してみましょう。


 スピードレギュレータと、ACアダプタと給電ケーブル(フィーダー線)。

 トランスではなく、スピードレギュレータである理由は、トランス部分がセパレート……ACアダプタとして分離したため。
 当時ACアダプタはTVゲーム用には一般化して久しく(一例としてファミコンは1983年)、コストダウンに繋がったはずです。ワールドワイド対応しやすいのも利点。

 ACアダプタは各国の電圧・プラグに対応したものが供給されました。無論、日本の100V向けも。純正品は入手難しいのですが、定格が近ければ利用可能(例えばファミコン用は使えます)。

 給電ケーブルはスピードレギュレータとレールをつなぐもの。片方は通電ポッチで嵌めるだけ。もう片方もレールに嵌めるだけのワンタッチ。

 なお、公式製品にはありませんが、スピードレギュレータは他の9V電圧のライトやらテクニックモーターやらの汎用電源としても使用できます。PowerFunctionでも変換ケーブル咬ませば使用可能。
 幸いにもスピードレギュレータのみなら廉価ですので(複数セットを買うと、余る!)、幅広い?利用は考えられていいのかも知れません。電池気にせずテクニック工作とか動かせるの楽しいですよ?



 曲線レール。レールそのものはプラ製であり、通電部分にステンレスのコートがしてあります。
 曲線半径はこれまでの4.5V/12Vと全く同じもので1種類のみ。16本で円周になります。
 色は(旧)濃灰でしたが、2004年以降新濃灰のものも供給されました。現存しているものは旧濃灰の方が圧倒的に多数です。


 直線レール。レールはプラ製で、通電部はステンレスコート。
 長さは16ポッチで4.5V/12Vと同様。色は(旧)濃灰と、2004年以降の新濃灰の両方あり。

 レールは鉄道模型・鉄道玩具では常識的な軌匡形状になりました。
 4.5V/12V時代の組立式と違い、設営は非常に簡便になっています(というより、12Vの設営が余りに手間が多いのです……)。


 ポイント(左)
 側線分岐専用だった4.5V/12V時代と大きく形が変わりました。
 しかし、なぜか分岐側には直線や、外向けに曲線つなぐことが「×」とされていました。原則として内向けに曲線を繋ぎ、側線分岐にすることが推奨です。実際に前者のような近い方はしましたが問題はなく、「×」の理由は不明……。
 ただし、側線分岐時の複線間隔は4.5V/12Vの0ポッチから8ポッチになり、やや開きすぎながらも、複線での車輌接触などの問題はなくなりました。また、8-10ポッチ幅程度の自作車輌も使いやすく。

 電気的には「選択式」になったのが大きい。ポイントそのものが電気的なスイッチとなり、進行する側のみ通電します。留置車輌(動力車)は進行しない側においておけば良いわけです。
 この、今から思えば当たり前のことが12V時代はできず(全通式)、列車留置には信号機セットでギャップスイッチを要し、コストや手数が相当なものになっていました。

 
 ポイント(右)。
 左と何ら変わりません。
 9Vとその後のRCでは、ポイントの電動化は全く配慮がありません。ここは退化です。

 ただし、スプリングポイントになっていて逆線割り込み進入時でも脱線せず、またポイントは元に戻ります。
 同じ向きのポイント2つあれば、単線区間の行き違い線なら半自動的に使えたりします。これは4.5V/12Vには出来ない使い方です(12V電動ポイントは逆線進入ができません。手動ポイントは割り込んだ側に変わってしまいます)。

 なお、クロスレールは1991年のスタート時には用意されていませんでした。



 9Vトレインモーター。寸法・構造は12V灰レール(1980)のものとも、或いはRC(2006)/PF(2010-)と共通です(内部のモーターの特性はそれぞれ別物ですが)。
 両軸モーターが入っており、ピニオン+クラウンギアで駆動します。そのため、動力車の手転がしも一応は可能です(ウォームギアでは出来ない芸当)。

 車輪は固定で、全く取り外しなどは考慮されていません。
 車輪の踏面部分はゴムベルト巻きで牽引力を確保。集電はフランジ部分のみで行なっています。フランジにも微妙にスプリングが効き、レールへの接触を確保しています。この辺の作りは微妙絶妙。

 上の絵でわかりますよう、片方に通電ポッチがありそこからライトなどの電源を取ることが出来ました。9V時代ほとんどのトレインセットにライトギミックがあったのです。ただし、走行電圧と同じですから、フルスピードで走らないとライトとして見栄えのしない使いにくいものでしたが。
 この通電ポッチを使って、外部電源からモーターを回すこともできます。

 このモーターはカラーバリエーションや形状バリエーションなど一切無く、1991-2008年ころという商品寿命を全うしました。


 上記トレインモーターに取りつける、台車枠部品。
 12v時代にはなかった部品です。そのかわり、12Vには用意されていた「中間車輪」が9Vではなくなり、三軸の動力台車を作るのが困難になってしまいました。
 また、12Vにはトレインモーターの車輪にロッドを付けることが出来ましたが、9Vにはその種の配慮はありません。これは蒸機メインの12Vから、電車やディーゼル機関車メインに移行したことの象徴でしょう。


 車輪。
 或る意味、9Vを象徴するのがこの車輪パーツでしょう。省略気味ではありますが軸受や軸バネが表現された車輪枠がどれほど有りがたいものだったか!
 実物の鉄道車両では、殆どの場合は車輪は露出せず、何らか枠に収まっているもの。4.5V/12Vではむき出しの車輪がリアルティを損ねていました(今の観点ではノスタルジックで悪くないのですが)。

 この形状の車輪にするため、車輪タイヤトレッドがこれまでの1ポッチ幅から半ポッチ幅になったのも大きな変化。

 また、車軸は先端尖ったピボット式。これまでの車輪より随分走行抵抗が小さくなっています。
 車輪+車軸は容易に外せます。しかし、車輪と車軸を分離すると復元不可能です(何らかの接着が必要)。

 この車輪にも欠点はあります。或る程度(2-3年)使い込んでくるとプラ部分が変形するのか、転がし抵抗が大きくなり、走行性能が悪化してくるのです。この改善は2006年のRCトレインを待たねばなりません(形状同じで組立式になり、車軸はプレーン軸に変更)。
 色は黒が基本ですが、2002年に旧灰色、2004年に新灰色のものもリリースされています。

 その他の12vからの変化を上げておきます。
・ボギープレート。凸がやや短いものに変更。
・トレインプレート(台枠28ポッチ長)が「6つ穴×2」から「3つ穴×2」に変更。ただし9V初期製品では「6つ穴×2」のトレインプレートも混用。
・動力車のウエイトブロックがなくなる。
・連結器のマグネットホルダーから開放ピンがなくなる。
 
<画像はbricklinkより。続く>
posted by 関山 at 12:37| Comment(3) | TrackBack(0) | レゴトレイン製品史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月08日

【レゴ製品?】インサイドツアー用「#4000008 Villy Thomsen Truck」


 インサイドな工場見学らしいインサイドツアー(関係者功労者向け? 日本でされた方がいるかどうかも不明)用のアイテムの2013年版「#4000008 Villy Thomsen Truck」の画像が公開されています。

 情報源Eurobricks

 クラシックな(1950−60年代?)フルトレーラートラック。レゴロゴが旧ロゴで「system」入って云うのが堪りません。
 トラックの形状自体はだれでも再現できそうな雰囲気ですが(新灰のドアはマースクトレインに入ってました……今パーツで買うと少々お高い)、ロゴとかのシール類ばかりはどうにもなりそうもありません。まぁ平面データが手に入れば(bricklink等で可能性はあります)自作という方法もありますが。

 なお、このシリーズ? の過去はこんな感じ。

 2011年 4000001 Moulding Machines

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=4000001-1
 射出成形機。射出成形機のプラモはよく話題になりますが、そのレゴ版。

 2012年 4000012 Piper Airplane

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=4000012-1
 ビルンドのレゴ社専用空港のイメージ?

 2009年 LIT2009 Ole Kirk's House

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=LIT2009-1
 レゴ社創業者「Ole Kirk」氏の家。創業アニメなどでお馴染み。
 なお、2012年に#400007として、レゴ社従業員へのプレゼントとして配布されたこともあるようです。

 これら、レアさ加減に関しては「シリアルナンバー入」という気合の入り方。
 まぁ、価格を云々するような、一般のコレクターに縁のあるようなアイテムではないのでしょう。但し、#4000007は社員配布で或る程度数が出たのか、絶版セット位の価格で入手もできるようですが……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする