(ただ、カスタムメーカーさんの製品は遅れまくってますね……)
しかし、路面電車や小型車両中心に愉しむ分には「まだまだ余裕ありすぎる」とか、「設置に場所とり過ぎる」という声もある筈です。
既にトロッコ用のナローカーブレールは存在し、そちらはかなりの急カーブ。しかし、ナローゲージには動力の実用化が難しい問題が残りますし汎用性もありません。

最近は路面電車作品を幾つもアップされているRyokuchakuma様が、この問題を解決されてきました。
先方の記事「急カーブの実験&富山ライトレール 改造 」
ナローカーブレールの内側に、標準軌間用のレールを増設した三線軌という方法。
増設レールに、縦にした1×4タイルを使っています。今は実験段階ですが、最終的に色は黒に統一できたら雰囲気も良くなりましょうね。
走行はガタガタしそうですが、それもまた味がありそうです。低床電車ではわかりませんけど、古典単車とかだと却ってリアル?



なんであれ、路面電車や小型車両に関しては急カーブは魅力を加える要素でしょう。入線車両は限定されますが(ホイールベースの長い2軸車は確実にダメ。低床連接車でも拙作のようなホロで連結してるのは多分ダメ)、急曲線って元来そんなものですし(笑)。
それよりも、本棚の棚一段分であったり、サイドボードやオーディオボードのような家具の上で運転できるメリットは計り知れません。緩カーブ同様に、急カーブもトレインの世界を広げる力を持っていると思うのです。