EurobricksのTrainフォーラムより。
ベクトルは違いますが、レゴトレイン・
ナローゲージの可能性を大きく広げそうな作品です。
Lok24様の
「ナローゲージポイント」。 当該スレッドこちら
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=79312 魔改造など一切なし(写真見る限り)
また、分厚いベースやら物量作戦的分量のパーツも使っていません。
使っている中で特徴的な部品は「4.5V曲線レール」位でしょうか(安い部品です!)。
ポイントは、パネルを用いた護輪軌条でフランジを誘導し、またレール欠線部分(クロッシング)はタイル上にフランジを走らせる大胆な割り切りを行なっていることでしょう。フランジが誘導されていれば車輪は片方でも走ってしまう、と。
そうした機能的な割り切りを行いつつ、
実感的な外見はレギュラーのポイントレール以上です。
さて。上の写真見るだけですと肝心の切り替えはどうやっているのか気になるところですが。
答えはこんな感じ。ポイントの前の直線レールを動かして切り替えにしている由。ここも大胆な割り切りですね。
なお、カーブレールの提案もあります。4.5vカーブの内側3本外側1本でスマートに処理。
0.5ポッチの隙間を敢えて許容してるのがキモ。写真見る限り無理がありません。
勿論、ナローカーブは製品もあり、またさほど高価な部品でもありません。但し、急カーブに過ぎる傾向はありますし、4.5V資産持ちの方にとってもこのスマートなアイディアは悪くないものですね。
他、記事中にはディーゼル機関車+貨車2両へのPowerFunction機器実装写真もあります。
極限でありつつ自走する列車は魅力的です。
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Concore様の、
軽便蒸機のCAD。イギリス型ですね。「きしゃのえほん」シリーズ(きかんしゃトーマス)での軽便鉄道篇でこの雰囲気に馴染みの方も多いでしょう。
当該スレッドこちら
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=79811 動力化は考慮されていない作品です。
しかし、
最小限の大きさの機関車+客車が美しく、可愛らしい! もうここまで美しければ未動力のディスプレイモデルでも全然構いません※。
色は朱灰色? ちょっと出回りが良くない色ですが、黒や茶色、濃緑でもこの雰囲気は出せましょうね。丸タイルや、武器の柄などの新部品の使い方もスマートです。
客車とブレーキ車の造形も素晴らしい。カーブスロープってやはり雄弁です。
※:とはいえ、味噌汁軽便(日本の大昔の軽便)にありがちな、へっつい機関車が大柄な客車を索くような形状にアレンジすれば動力化も不可能じゃなさそう……。
本線列車とのサイズ比。こうした
対比に耐えうる「小ささ」です。
世界観が魅力的過ぎます。各種ストラクチャーも展開したくなってしまいますね。また、ナローなら本格ジオラマもまた現実味が出てきましょう。
なお、cuusooにも提案されているそうです。
http://lego.cuusoo.com/ideas/view/35520 清き一票を! スケール的にも現実的な提案なのですから、伸びて欲しいです。