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2013年01月17日

【レゴ製品】地味に進化のCity6幅車。Rufus氏の#60016タンクローリーのレビュウ


 一時期、「新製品レビュウのEurobricks」というイメージありましたが、最近はちょっと頻度落ち気味かな……と思っていました。
 が、久々に興味深いCity6幅車のレビュウが上がっていますので紹介。

http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=78305
 元記事こちらへ。写真多数。


 シール依存に見えて、シール無しでもそこそこ様になる造形です。


 一番興味深いのは、旧製品との比較でしょう。1プレート車高を上げることで、キャブとシャーシの間に1プレートが入り、前面の平板な印象がかなり和らいだことがわかります。
 また、旧製品では若干気になっていた、前面の横組み部分と側面との接合の違和感も(主原因は白い3幅のプレート)解消されています。
 バックミラーの取り付けは好み分かれそうですが、今度の製品の方が車体幅からのはみ出しが少なくなっています。

 #60016タンクローリーは、2013年新製品の中では2005年辺りのデザインを引っ張ったちょっと古臭く見える製品と思っていました。が、こうして先代と比較してみると各部の進化が分かるというもの。

 余談ですが。この品はイギリス18ポンド、アメリカ20ドル(税別)、ユーロ圏20−23ユーロ(税込のはず)、オーストラリア30ドル(! 高!)もします。実は日本のamazon.co.jp実売1836円って世界一安いのかもしれません。
 というより、日本以外が最近は値上がり傾向ありますよね……。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴ製品(除トレイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【歴史:番外編】カタログに見るアメリカのレゴトレイン略史。不遇な歴史。

 古いカタログ――日本語版以外――の閲覧はpeeronが一番です。
 欧州主要言語版と英語(UK)、そして英語(US)版は概ねアップされていますから。
http://www.peeron.com/catalogs/

 さて。レゴ汽車シリーズの12Vは青・灰ともに日本では公式に扱いが無かったのは知られるところ。
 他に12Vが扱われていない(=カタログ非掲載)のは、イギリスも同様。日本と同じ4.5Vのみの掲載。但し灰レールになってからはイギリスでは12Vも供給されています。
 
 そして、今はレゴ社最大の市場になっている、また「レゴトレイン」のビルドでも「一大勢力」となっているアメリカ合衆国はといえば……。

 何と、1970年代のUS版カタログに汽車シリーズは影も形も無かったのです。

 1975年版

http://www.peeron.com/catalogs/1975/medium/?id=47
 peeronで確認できる、一番古いアメリカ版レゴカタログ。汽車シリーズが確認できません。

 同年の日本版は欧州と同じ16頁でしたが、アメリカ版は扱い品も限られ、12頁しかありません。しかも最後の2頁はアイディアブック的に埋めている始末。
 今の最大の市場国、そして主要ビルダー生み出している国の過去がこんなものであったのです。

 なお、多くの型番が「アメリカ独自」のものになっています※。そしてパッケージには英語の表示も(「ABCD」のグレードもなく、対象年齢はダイレクトに表示)。これは1980年ころまで続きました。

 ※:アメリカだけかどうか確信はありません。カナダやオーストラリアという英語圏もありますから。
 ちなみに日本では欧州と同じ型番・パッケージでした。

 1976年版
http://www.peeron.com/catalogs/1976/medium/?id=65
 やはり掲載ありません。未だ12頁。

 1977年版
http://www.peeron.com/catalogs/1977/medium/?id=73
 同じく掲載なし。扱い品がようやく増えてきて、他国同様の16頁になっていますが。

 1978年版
http://www.peeron.com/catalogs/1978/medium/?id=80
 同様。但し、黎明期のテクニックは全種扱いがあるところは日本より恵まれていました。

 1979年版
http://www.peeron.com/catalogs/1979/medium/?id=97
 同……。余談ですがファビュランドもこの年から掲載。これも日本より恵まれてるかも。鉄分ゼロなのは変わらず。

 1984年版

http://www.peeron.com/catalogs/1984/medium/?id=189 
 1981-1983年版のアメリカ版カタログは見つからなかったので、1984年版。
 灰レール時代になっても、アメリカでは汽車シリーズはカタログ非掲載が続いていました。
 ただ汽車以外ではフルラインナップで、日本より扱い品は多くなってきてるんじゃないでしょうか?

 1985年版
http://www.peeron.com/catalogs/1985/medium/?id=190
 何ら状況は変わっていません。
 この後1986-1990年と汽車シリーズは灰レールと9Vの端境期で、不遇の時代が続きます。しかし……。

 1986年版

http://www.peeron.com/catalogs/1986/medium/?id=187
 何と、この年から汽車セットが掲載されるようになりました!
 

 4.5Vの貨物列車セット(1985年の製品)と、レール3種のみの扱い(日本であった「手押し」はありません)。
 そして、左上に輝く「NEW!」の帯。

 1987年版
http://www.peeron.com/catalogs/1987/medium/?id=186
 同じ品が扱われています。
 1988-1991のアメリカ版カタログは見つかりません。しかし9V時代になりますと。

 1992年版

http://www.peeron.com/catalogs/1992/medium/?id=86
 表紙からして#4558メトロライナー!

 普通に9Vのセット・レール・駅舎が掲載されています。単品車輌以外では欧州と変わらぬラインナップ。



 なにより9Vの本命「#4558 メトロライナー」はカラーリングなどアメリカを意識した製品であり※、その意味でも画期的でした。

※:当時の日本では「インターシティライナー」という商品名でしたが。
 
 その後、1992年以降「#4547 クラブカー」や「#4549 ダブルスタックコンテナ車」など、明確にアメリカ市場を意識した製品デザインが行われ、9V全盛期へと繋がっていくのです。

 あと、1997-2000年ころのレゴ社全体の低迷期を乗り越えた2000年代前半は「サンタフェ スーパー・チーフ」「My Own Train」シリーズと偏重とも言えるほどにアメリカ形製品がリリースされました。
 アメリカ各地で大規模なトレインファンイベントが行われるようになったのもこの時期か、もう少し前だったと記憶します。1980年代末に蒔いた種が実るのは実に早かったのですね。
 そして、英語圏のコミュニティを「欧州系」「アメリカ系」と二分する勢力にも。

 此処から先は歴史ではありますまい。
 レゴ社自体がトレインのラインナップをどちらのファンにも納得・満足行く形で拡充してくれることを願うのみです。
(#10000代のトレインセットが2年に1リリースというのはやっぱり酷です! せめて毎年なんか出せよと)

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 思えば、アメリカでは4.5Vモーターセットが欧州(日本)とは別型番で、その内容が微妙に異なっているという事実が「アメリカでは青レール時代、汽車シリーズの扱いがなかったのではないか?」という疑念になりました。


 #900 4.5Vモーターセット(1973)。#103のアメリカバージョン。
 なんと鉄道車輪が入っていません!

 この関係は#901(US 1976−)と#107(US以外。1976−)になっても同様でした。

 古いカタログのUSバージョン観て、ようやく謎が解けた感じです。

 但し、まだ謎は残ります。

 #742 青レール時代の12V用トランスの110Vバージョンの存在。

 12Vの汽車セットを、欧州大陸以外でも発売しようとしていた名残?
 本当に12Vどころか、汽車セットそのものが展開されなかったアメリカを意識した製品なのでしょうか※。極めてミステリアスな品でありましょう。当然、220V用と違い、現存数は極めて限られるようです。

 ※:日本向けを意識していた可能性はあります。当時のレゴ販売国の中で電圧が100-110Vなのは日本とアメリカだけでした。
 
posted by 関山 at 19:23| Comment(2) | TrackBack(0) | レゴトレイン製品史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする