往年のEJLTC総会(もう9年も前……)にしても、継続は力になったかもしれない弊サイトの「定例運転会」にしても。
何れも参加はオープン誰でも歓迎、という形にしつつ、それでもファンの集まりの域は出ていませんでした。
しかし。
2012年は「非公式」「公式」ともにそうした内輪的状況の打破が叶ったのかもしれません。


非公式。というのは8月のJAMこと、「国際鉄道模型コンベンション」への、弊サイトを主体としての参加。
展示だけではなく、トレインセットの組立・走行体験というイベントも併設できました。大変に好評で雑誌にも掲載。また、来年度の参加も決定しています。
継続性のあるイベント参加、という意味でも画期的なことでしょう。


公式。というのは、11月の「京都駅ビル完成10周年イベント」のこと。
実在の鉄道会社、西日本旅客鉄道株式会社がレゴジャパンにイベント依頼されてきたって事自体が画期的ですし、レゴジャパンの「解答」も素晴らしいものでした。
あっと云わせる、京都駅ビルの大型模型。みんなで1000両レゴトレインを作ろう、という体験イベント。この2つを核に、縁日的なイベントや各種製品のアピールと盛り沢山なレゴ祭りが叶ったのです。
こちらは継続性はわかりません。しかし、レゴジャパン(あと代理店か?)として「トレインのイベントは人が呼べる!」という素晴らしい実績を作りました。
2012年は、イベントにおいて日本におけるレゴトレイン飛翔の年であったと思うのです。
公式の方は何を行うかわかりませんが(でも期待はしてる)、2013年のJAM参加は堅い。
このまま継続力でもって更にこの世界を盛り上げ、レゴトレインを鉄道玩具のメジャー規格に持っていくのが将来の夢。50年近く規格を変えていないって意味では、かの業界標準プラレールにも負けないのですから。
地位こそメジャーになれば、製品だってもっと豊富になるでしょうし、Cityのサブカテゴリって位置からも抜け出せるかもしれません。
何かは、変わりつつあります。