情報源は引き続き、BricksetのNEWS(先方に画像高解像度あり)。

#70100 Stagecoach Escape 49.99ユーロ
#79107 Comanche Camp 29.99ユーロ
#70100 駅馬車。出来が良い、PoCのときの馬車より一段と。
ちょっと「大きすぎ」なのはいつものことですが、その分クオリティは上がっていますから。底面の曲線はカーブスロープですね。
ところで真ん中の女性ミニフィグ、髪や帽子の処理は最近のミニフィグだと珍しくないものですが、
訂正:ジャケットに見えたのは「髪の一部(縦ロール)」だったようです。お嬢系キャラに使える? 或いはドリルでルンルン?
#79107 コマンチ族のキャンプ。1990年代のWesternを思い出させます。このテントも結構久々。カヌーも最近のセットでは入っていませんでした。

#19110 Danger in the Silver Mine 79.99ユーロ
#79106 Cavalry Set 14.99ユーロ
#19110 銀鉱危機一髪。トロッコ入! また地形を丁寧にスロープブロックで作ってもあります。
坑口部分を切り取る、というのは歴代のレゴの鉱山セット(お城・City)でのお約束ですね。まとめ方は巧く、ミニフィグ飾ったりして遊べそうです。
さて。トロッコレールはなぜか4線軌道。普通のPowerFunction用直線レールの上に、4.5Vレールが貼り付けてある。恐らくですが、#79111の「トンネル」としても使える配慮でしょう。#79111もレール入りなら、繋げて楽しい♪という流れでしょうか?
ストラクチャというか、トレインアクセサリと看做せるセットです。
#79106 騎兵隊。兵士3体と大砲入ってる小箱というのは、バトルパック的といいますか。こういうセットは地味に人気でそうですよね。兵士は「数を揃える」楽しみありますから。

#79109 Colby City Duel 59.99ユーロ
コルビー市の決闘。 小さな建物が2つ。よく見ると銀行の方はそこそこ奥行きがありそうです。価格の割にちょっと小規模に見えるのは気になりますが……見えない部分の作りこみなら良いのですが。レンガブロックは有効に使われています。
さて。
各セットを全て購入して並べ、文字通り西部の「レイアウト」をしたら、線路を中心に、街とか邑とか鉱山とかが揃った世界観が整いましょう(主人公二人が被りまくるのは致し方なし)。
並べて遊ぶ、つなげて楽しむ……ということが意識されており、良い意味で「商売上手だなぁ」と思わされるのですね。
(こうなると、#79111に動力化の配慮が欲しいところ。モーター等PowerFunction機器だって売れるのですから!)
また、ローン・レンジャーが有利なのは、版権物にありがちな「敷居の高さ」がないことでしょうか。原作原典に馴染みなくても「お約束通りの西部劇」として楽しめる。
西部ものは1970年代からレゴでちらほら製品化されていることから分かりますよう、アメリカ固有文化ではなく割と世界で共有されているテーマなんですよね。
そうした意味で「売れる」要素は高いシリーズに思えます。