(時期的には先の長野電鉄2000形試作のちょっと前。12月初旬に)

左がAmi8。右がAmi6。
Amiは1960年代のシトロエンの小型車。あの2CVの延長線上に作られたもので、やはり個性的なフォルムの持ち主でした。
詳細こちら(Wikipedia)
citroenet(英語。激濃! 写真多数)

Ami6。1961〜1968年
醜いという見解さえある、角ライトの個性的なフロント。
而して流れるようなフォルムにクリフカット。
最初に写真で見た時には「なんて車!」と思ったものですが、資料探しで写真たくさん見てるうちに可愛い? と思えてくる。ブスは3日で慣れる……ってわけじゃないと思いますが。
なお、クリフカット(Ami6と初代キャロルと、あとアメ車。あ、Willがあったか?)は個人的に好きな意匠です。どっか採用しないのかなぁ。

パーツの上下逆転が必要になるクリフカットのリアウィンドウとスパッツ周りは一体に。
固着されてなくて挟まっているだけで、ルーフで抑えこんでます。
微妙な隙間ですが、後輪は回転します。車輪の回転はドア開閉と並んで自分の4幅車作りでは譲れないポイント。

ミニフィグ2体載せられる車としてホイールベース・全長・全高ともに最小限のサイズに収めることができました。構造上後席の腕角度が厳しいのですが、まぁあの時代の小型車の後席なんて窮屈でしたでしょうから。
自画自賛入りますが、ミニマムなサイズに最大の機能を詰め込めたのは心地よいもの。大衆車の設計してる気分は味わえます?

2CVとの比較。似ていませんが、Amiはかの2CVの近代版という位置づけ。まぁ2CVの方がずっと後世まで製造され続けたのですが。

同時代の大型車。DSとの並び。
Amiのデザインでは「小さなDS」は意識されたようです。いや、素直に小さなDS作りゃいいのにと思うのに、妙にひねたことするのがフランス人(偏見)。
他画像はこちら(検閲中)
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=518331
無論、Ami8(ver2)とかが続きます。