いよいよ「創る楽しさいっぱい」「各自工夫のこと」の世界へ(笑)。
2:中間車の作り分け
実車は1等車も2等車も窓割が同じで、そこは作り分けの楽しみがありません。
但し編成に1両入っている、2等/バー合造車(ビュフェ車。実質売店車。日本流には「サハシ」)は別です。


http://www.railfaneurope.net/pix/fr/electric/emu/TGV/Sud-Est_mod-Lyria/France/pix.html
より。同じ車両の側面と、反対側の側面です。
ガチで資料なくて探すの苦労しました。フランス人には客車の形式写真を撮っておくという習慣がないのでこういう写真を探すのにえらく苦労します。残念ながら更新後の「銀+青」の姿ですが、窓上に採光窓という特徴的な窓割りは更新前からも同じ。
採光窓部分は普通にクリアプレート並べれば作れそう。
3:簡単な?ディテールアップ
6両連結時の完全連接車化は誰もが思いつきそうなところです。#10233をそのまま背中合わせに繋ぐと「動力+2+2+動力」になりますが、実物では「動力+4+動力」が正解です。
これは製品に入ってる連接台車をコピー制作してあげればいいでしょう。多少追加部品は必要になりそうですが。
あと、効果が大きそうなのは「クレスト」の表示。
TGVもフランスの一部の電機同様、市章の「クレスト」がついていました(オレンジ時代、銀色になってからは?)。位置は動力車の隣の客車(屋根が連なってる客車)の動力車より連結面よりです。
http://www.ne.jp/asahi/thankyou/2200/special7_23000_tgv_pse2.htm
こちらのサイトの写真参考のこと。よく見たら先のバー車の原型写真もありました。記録して下さった日本人に感謝です。ほか、足回りやパンタのディテールアップの参考になるかもしれません。
(デトニ殿「デトニの部屋」より)
「クレスト」はレゴならお城シリーズの盾がそのまま使えます。ツライチに固定するのはちょっとコツがいりますが、簡単に雰囲気はアップするはず。
あとは「自作シール」でSNCFロゴマークなど。灰レール時代のステッカーが使えるならベストですが(時代も1980年代なので合致します)、ちょっともったいないかもしれません。
なお、出来ればやってみたいのは連結部の貫通幌整備ですが……。これはちょっと上級者向けですね。現物合わせで試行錯誤しないとちょっと可否がわからなさそうです。ドアが貫通幌支持である以上、そこも改修の必要ありそうですし。意外と大改修になりそうな予感。