発売日が両誌とも9月21日ゆえ少し前の事になってしまいますが、JAMへの「Legoゲージ」の出展のことが2鉄道模型雑誌で記事にしていただけました。
◆「とれいん」10月号 #424
http://www.eriei.co.jp/ 125ページ。下1/3。
モノクロページ。但し
「JAM記事の一番め」という扱い……それだけのインパクト与えられたのでしょうか? 余りある扱いともうしますかなんやら。
写真も3枚。「ブース全景」と「キハ82(AWAZO氏)とEF58(AP氏)の並び」と「ケース展示(拙作のオリエント急行とエフ氏ショーティモデル群)」。あるべき個性を抑えた、なかなかのチョイスです。
……ブロックで構築された車輛たちは、ドットの荒い一昔前のコンピュータグラフィックを思わせる独特の世界観を見せていた。
このコメントはなかなかユニークですが、よくよく考えてみると、「LEGO-LOGO」「RCX」「LDD」にインターネットでの「brickshelf」「bricklink」「Eurobricks」などと、レゴとコンピュータ文化の結び付きって伝統的に強いのですよね。外部からの評価として納得です。
「とれいん」誌は創刊号も持っていますが、昔から鉄道模型を非常に柔軟に広く、そしてマニアックに観る視点があったと思うのです。その柔軟さ故のトップ掲載と思う由です。
◆「RM MODELS」11月号 #207
http://www.rm-models.jp/rmm/new/ 45ページ。下2/5。
こちらはカラーです。RMMのJAM記事ではカテゴリ分けがされているのですが、Lゲージは「分かち合う楽しさ」と。また
「ピースの使い方はそれぞれ」とタイトルがついています。
写真は「AWAZO氏とAP氏のEF58の並び」。
代表の関山さんいわく「例えばEF58ひとつとっても、人によってピースの使い方、表現方法が違うんです。でもどの方法が正しいとか、似てるとかではなくメンバーの間ではお互いに認め合うのがスタンスです。自分自身気に入らなければいくらでもバラして組みなおせば良い。それがブロックでできた模型の良さだと思います」
気恥ずかしいですが、確かに上のように取材にお答えしました。言いたいことが伝わってなによりです。まぁ幅の広さを許容するのはファンの少ないマイナー規格ゆえの必然でもありますけれど。でもそれが個性につながるなら良し!ですね。
「RMM」誌の創刊号は持っていませんが、そのベースとなった「Rail Magazine」誌は創刊当時のことを覚えています。
鉄道と鉄道模型をカジュアルに、そして広く一般向けに捉える姿勢に当時は驚かされたものでした。
今のRMMはカジュアルさを忘れずに、而してマニアックな掘り下げも両立。今回の記事も「気軽に楽しんでください(でもマニアックだけど)」という同誌らしいニュアンスを感じました。
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両編集部の方、取材お疲れ様でした。また、掲載ありがとうございます。上記記事の順は「献本が届いた順」です。他意はございません。
さて。
レゴトレインという「鉄道模型」を行う上で、意外と
「鉄道模型の雑誌」が役立つことに今更ながら気が付かされました。「鉄道の雑誌」……実物誌とは鉄道への観点がかなり違いますし、鉄道模型の製品は意外とビルドのヒントになることも多いのですね。
宜しければ、書店で手にとって御覧ください。無論、各1/3ページ程度の掲載記事のために購入される必要はないと思います。
但し、他の記事や広告を見て気になるようなら、一冊求めてみる価値はあるんじゃないでしょうか?