
カラフルな貨車群と並ぶ。
#147の冷蔵車(1976)はキューポラ(制動手室?)を持つとても素敵な形状。
但し、お約束通り日本では発売されませんでした。

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=147-1
画像はbricklinkより。
#183のディーゼル機関車とは時代もぴったり合うので増結用に用意したいもの。ただ、余り数が出てなかったようでちょっと手が出せない相場ですが。
そんなわけで、#137の客車と同じく当時ものではなくて再現作としています。
また、特殊なパーツは代用品で妥協しています。

ドアは氷の結晶マーク(ステッカーだったというのは調達意欲を削ぎます……)の代わりに、1971年の冷蔵トラックの「Fish Transport」用を使用。
古い白パーツのお約束の黄変+プリントかすれですが、まぁ実物も使用状況でこうなってしまうでしょう(レサ10000の現役当時、割と汚れれたように記憶。と言い訳をば)。
キューポラ部分は黄色い小窓の代わりにハンドル付きタイルとヘッドライトで処理。
あと、車体の向きは前後逆転させて組んでいます。青レール時代の磁石連結器は車両の向きが固定されてしまうのですが、オリジナル通りに組むとせっかくのキューポラが前位になってしまいますから。

ところで、四隅の黒い標識はどんな意味なんでしょうか?
1920年代の日本の貨車では空気制動取付車は四隅に白線(冷蔵車は黒線)を引いてたそうですが、よもやその再現ではありますまい。
何らかの警戒色だと思いますが、良いアクセントです。

#183に組み込み。狙った通りの雰囲気に。
今回は4.5V用の再現作ですが、このプロトタイプな古典冷蔵車は9V・PF用にも仕立ててみたくなりました。