http://legotrain.seesaa.net/article/238642282.html
「その2」と付けましたが、DINOの恐竜小分けにした部品とかだと正直記事も書きにくく、トレイン及び街系のビルダーにも無縁でしょう。
その意味では、Friendsあたりが出てくると盛り上がるかもしれません。小物系新部品多そうですし。「その3」以降はその辺のタイミング見計らってと。
情報及び画像のソースは以下より。
http://www.bricklink.com/catalogList.asp?pg=1&catLike=W&itemYear=2012&sortBy=D&sortAsc=D&catType=P
「Catalog: Parts: Items Released In 2012: Newest Items」という検索をしてます。
部品名もbricklink基準です。まぁ一番馴染みがありましょうし。
●bb538c01pb01「Bear with 2 Studs on Back and Dark Tan Muzzle Pattern」

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=bb538c01pb01
文字通りの「熊」です。
なお、レゴでの熊はこれが初代ではなく、過去にもいろいろ供給されています。
http://www.bricklink.com/catalogList.asp?pg=1&q=bear&catLike=W&v=2
今度のが一番リアル系で、どっちかというと人を襲っちゃったりしそうな熊です(苦笑)。
入っているのはCityの「#4440森林警察署」のみですが、旗艦アイテムにしては抑えめの規模ですから、出回りは悪くないようです。
カラーリングは当然ダークブラウンのみです。極地探検をテーマにしたシリーズでも出てくれば白もありえるんでしょうか。
●%98284 Plate「Round 2 x 2 with Pin Hole and 4 Arms Up」

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=98284
ロケット作るのに使えるのかな……と思わされる部品です。と、思いきや樹木の表現に使われているんですね。当然含まれるのは森林警察関係です。色は現在新茶のみ。
●%98282「Vehicle, Mudguard 4 x 2 1/2 x 1 with Arch Round」

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=98282
浅型のホイールアーチです。従来のオーバーフェンダータイプのホイールアーチは大型車用と思しきものでやたら「深さ」があり、車種によっては無理がありました。が、この部品である程度は解決するのでしょうか?
とはいえ全面採用ではなく、2012年製品の小形車でも従来型採用のものも少なくありません。
(取り敢えず、カラバリは新濃灰、濃赤、白)
4幅車ビルドに幅は出てきそうですが、それよりはカーズ用の特殊フェンダーのプリント無しとかの方が4幅派には嬉しいのかも?
●%95347「Support 2 x 2 x 10 Girder Triangular Vertical - Type 4 - 3 Posts, 3 Sections」

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=95347
高さ10のアングル柱部品の4代目です。実はあの部品、2000年からの11年間に、3回もリニューアルしているんですよ。



左から、「初代」「二代目」「三代目」。
初代「%30517」は2000年に登場。
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=30517
2008年まで長く現役で、恐らく供給された量も最多? 柱は3本が独立、斜め材は三角形の板状に省略されていますが違和感はありません。ウチでは二重高架用の支柱に呆れるほどの本数を購入していますが後悔有りませんとも……。
カラバリは黒・旧濃灰・新濃灰・黄色
二代目「%57893」は2007−2008年のみ。
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=57893
この二代目は劣化版でした。柱は3本あるうちの2本が板上に癒着した形状。全く軽快感がありません。もちろんこの形状を生かしたビルドが出来れば話は別ですが、一般的な鉄骨アングルらしさは皆無です。流石にコレは不味いと判断されたのか、2008年までの2年で終わったのは幸いでした。
カラバリは黒、新濃灰のみ。カタログ上では黄色もありましたが、発売時に「三代目」に差し替えられていました。
三代目「%58827」は2006〜2007年に登場。2011年まで?
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=58827
2006年とあるのは、2006年リリースの製品において途中でこの部品に置き換わったためであり、実質2007年が登場年?
形状ではベストといえるものになりました。3本の柱は独立。そして初代では板状だった斜め材も棒として抜けています。とても軽快、かつリアルな形状に。金型技術の進歩に感謝! ただ、ちょっと線が細すぎる印象はありましょうか?
カラバリは最大に豊富。黒・新濃灰・ライム・新茶・白・黄色が揃ってます。
さて。
このまま三代目が頑張るのかと思ってたところにリリースされたのが「四代目 %95347」。
三本柱が独立し、かつ斜め材も棒であるのは変わりませんが、三代目が上下に2セクションであったのに対し、3セクションという変更がされています。そのおかげで斜め材の角度が変わっていますので印象もかなり変化。
改良と見るか、余計なことしなくても……と見るかは難しいところですが、四代目のほうが精細かつ力強い印象ありますので個人的には好み。用途分けての使い分けも面白そうですよね。
色は今のところ、濃灰のみ。カラバリ展開ですが、バットマンでいきなりダークブルーが出てくるかも……。
とはいえ、未だ三代目かもしれません。初代〜三代目は結構混在時期もありましたから。
それにしても、11年間でここまでリニュ繰り返す理由は不明です。金型が逝きやすい……にしては重複・混在時期がありますし。リアル化への妙なこだわりがあるのでしょうか?