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2017年06月27日

【作品紹介】超豆茸様のJR東海211系電車。この題材の「革命」?

 国鉄末からJR初期に製造された211系やその類似する顔を持つ電車はあまり作られてきませんでした。
 やはり、難度の高いスタイルなのでしょう。額縁系の顔は難しいのです。

 先に313系の大量製造(!)を実現した超豆茸様が、早くも211系に挑んできました。


 まず、お面の部分から。
(実物もステンレスの構体に鋼製の「お面」貼り付けた作りですよね)

 帯の中に掛かるヘッドライト。ライトの周辺には銀縁表現を省略なく。これで211系らしさがアップします。

 額縁部は車体幅はみ出すことなく。
 
 貫通幌を核にしているわけですが、橙帯部分をセンターポッチプレートに持たせるというトリッキーさです。

 この究極的表現を見てると、これまでにほとんど作例がなかった理由がわかってきますよね……。納得の行く表現が無理な顔ですよ!


 車体の製作中。
 全長30ポッチに、3ドアの車体を割り付ける。
 窓配置、ほぼ省略なしです。

 横組も当たり前になって久しいですけど、この戸袋窓周り、かなーり精細な印象じゃありませんか。
(あと、超豆茸様作品で、此処までの横組多用も初めてかもしれませんね)


 先頭車1両完成。
 あっと驚く精細仕様です。超豆茸様の作品自体、1作1作のレベルアップが大きいような。スクラップ・アンド・ビルド繰り返しでの、数を作られてることはあるなぁと思わされます。


 側面。完璧。
 やや惜しいのはお面と車体の接合部の張り出しですが、此処ばかりは構造的に致し方なしか……? それでも他が良すぎるので、気にしちゃいけない些細ごとでありましょう。


 あっという間に3両編成に。一応、JR東海の静岡地区の5000番台設定とのこと。


 先頭車には幌付きも。
 また、先の1両完成時に対して、側帯を細く修正されたのもわかります。

 ただ、腰板が重い印象有りますので、緑帯下の灰プレート1枚抜いてしまい、車体高を1プレート下げてしまう方が良いようなきがするのですが、如何なものでしょうか。
 (車体高が1プレート下がると)おでこと屋根の繋がりも綺麗になりそうな気がしますし。

 ただ、それを抜きにしてもある水準を超えてしまったモデルであるのは間違いありません。211系としても、超豆茸様の作品としても。


 屋根上。ポッチ出しの屋根上と、ステンレス製の屋根の相性は良好です。




 先の313系と。同じ地区で働く仲間同士。


 もちろん実物同様の相互連結対応です。
 313系と連結してみると、やはり211系の窓位置は1プレート下げたほうがバランス良さげ?


 ただ、現状では上辺は揃っているので、上辺で合わせるか下辺で合わせるかで、ここは好みの問題なのかも知れません。

 スカートや連結器周りの凝り方は、やはり超豆茸様作品の良いところですね。
 乗務員ドアのステップも精細感与えてます。


 編成例。313x2と211x3。静岡だとよく見る組合せの一つ。
 



 さて、211系は最終的に4両編成に。

 静岡地区の211系は3連または2連口のみですが、中央西線用には4連口もあります。中央西線名古屋口は国鉄時代は103系4連が入ってましたので、その置き換えとすれば適切な車両でしょうか。ただ中津川行には使わないでほしいですけども……。




 313系の4連口も静岡には居ないものですから、やはり中央西線な並びですね。あの辺の313系は転換クロス車なので、混結なら313系側に乗りたいものです(笑)。
 



 最後に。<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

【作品紹介】エース君のナローゲージ大改良。三岐鉄道270形と四日市あすなろう鉄道260形

 前回記事此方です。三岐(近鉄)270形。
http://legotrain.seesaa.net/article/432962213.html
 もう1年半も前なのですね。

http://legotrain.seesaa.net/article/383417443.html
 しかし、拙作の近鉄ナロー(三重交通4400形。現 三岐200形)は動力系の耐久性の問題で長期休車。プロジェクト停止中……(苦笑)

 って話はともかく、エース君のナローゲージ車両(元近鉄ナロー線。現在は別会社)、大きくクオリティを上げてこられました。


 三岐鉄道北勢線270形
 前回は割愛されていた、車体裾の橙帯も入ってます。シンプルな切妻。そして丸っこさがなんとも言えないユーモラスな感じ。
 端部のディテールも見逃せません。ジャンパ栓とダミーカプラー。

 最近のエース君作品の大きな改善点でもありますが、側ドアにも窓ガラスが入っておりますし。これ、作品に丁寧な感じ与えるのですよね。

 車端部、冷房装置のグリル、これも今の三岐らしいのです。


 真正面から。角型テールライトは内側に寄せたほうが、小ぶりな印象に出来ますかも? 可能なら移設も試してみてください。

 ヘッドライトは穴だけではなくて、Φ1のプレートかタイル(クリア)貼ったほうが良いかも知れません。


 側面。及び動力。ナローゲージの車両らしいユーモラスさ十分に!

 動力は左のモ270形に集中搭載しており、運用のし易いものになっています。電池とモーター同じ車体に積むのも駆動力稼ぐ意味で有利というか必須ですし。

 パンタが大振りな感じするのもナローの車両って感じです。

 此処までくると惜しいのは車高の高さ。
 もちろん、これ以上小さくするのも難しいと思いますが、車体上部、黄色のポチスロが手に入るならポチスロ化で擬似的に車体を小さく魅せることできそうな気もします。

 ク170形は足回りのボギー化可能かもしれませんね。


 本線車両との並び。あと1プレート背が低ければ、ナローがより「らしく」見えてきそうです。

 とはいえ、前回に比べて大きなクオリティアップです。
 そして、早くも。

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 今度は、四日市あすなろう鉄道のモ260形。

 新事業者に移管後、冷房化・大更新を経たモ261の編成です。青と白の爽やかでシンプルなツートンカラーは趣味の良いものとして、当時話題になりました。

 独特の傾斜前面と方向幕周りの出来が素晴らしい。パーツのベストチョイスです。角型の前照灯もそれらしいですね(ここはクリアプレートとか入れないほうが正解か?)。

 そして、圧倒されるのは方向幕周りから屋根へのカーブの繋げ方です。実車の微妙な丸みの連続を見事に表現されてるんじゃないですか!


 真正面から見ても、屋根の繋がりがきれいなのがわかります。
 ヘッドマークと副標識も大変に楽しげなのです。


 側面より。
 ツートンカラーの旨味で車高がちょっと低く見えますね。横組のドア窓が凝ってますし、実物の小振りなドア窓の表現になってます。

 理想申せば、側窓は先の三岐モ270と相互に交換したほうが良いかもしれません。
 三岐モ270はクリアの二段窓、四日市あすなろうモ270はブラックの1段窓ですから。

 いや、この二段窓も近鉄時代なら正解ですし、似合ってるのも事実です。


 三岐270形と並び。ほぼ同寸法のはずなのですが、傾斜前面とおでこの柔らかさ、ツートンカラーの旨味で四日市あすなろう260形の方が小さく見えるのですね。無論、実物目にしたら印象はまた変わってくるのでしょうけども。

 ナローの2編成が走行できるレイアウトも含めて、この世界が楽しみです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】うしがえる(R)様の関東鉄道竜ヶ崎線キハ2000形。小さいけど、濃い!

 関東鉄道キハ2000形は1997年製造の、同社竜ヶ崎線の専用車両。
 4.5kmの同線を一日中往復する、という恰も童話・絵本的な運用に就いてます。また長らく中古車・更新車しか居なかった同線では画期的な新車でもありました。2両あってラッシュ時には2連も組むとか。
 なお、以前使われたキハ532も予備で残されてます。小さな鉄道に3両の気動車!


 ラッピングのある2002号のイメージのようです。その下地を想定されたのか白一色のクリーンな車体は新鮮な感じでもありますね。

 
 側面はすっきりと。
 窓とドアの配置ですが、運転台直後の窓はドア間に持ってきて、全長に対してドアが両端に寄ってる感じにしたほうが全長が長く見え、また関東鉄道のワンマン気動車らしく見えるかもしれません。実車も2連の下降窓という都会的なスタイルですし。

 床下、小さなエンジン表現が好ましいですね。


 タイル仕上げの屋根上が近代的であり、そして綺麗!
 カーブスロープやポチスロも近年多用されてますけど、段差タイルというのもまた表現として使い分けを考えたくなります。また、この題材には似合ってる表現ですし。


 見どころはやはり前面でしょう。
 1x6のタイルを立てて前面の枠組みに。幌と組わせてあの顔を実現していますから。ここは結構精密な印象です。桟板も見逃せません。

 排障器……というかスカートも凝った表現ですね。枠状のスカートです。

 意外な題材ではあり、そして小さいけど、いろいろ濃い作品です。
 今後も楽しみにしております。
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

【作品紹介】アイン様の東急8500系電車。シンプルな、美しさ!



 正直「やられたなぁ……!」という題材です。
(アイン様の地元の電車でもあります)

 先方の記事:「レゴ 東急8500系」
https://blogs.yahoo.co.jp/ainchan10/40381870.html
 
 東急8500系は1975年から製造された東急の通勤型車両。
 1969年から製造の8000系の改良型であり、田園都市線を中心に、それこそ「東急の顔」として君臨してきました。東急各線の20m化・冷房化を促進した功績も大! 真四角な実用本位のスタイルも、当時は近代性に感じられたものでした。そして、長い目で見て飽きないデザインであるとも。何より、大きな下降窓にエアサスは国鉄が103系を作ってた時代には十分贅沢で立派な装備でありましたし。オールステンレス車体だって当時は未だ東急車輛製造の独占でありましたし。

 1984年までの長期増備を経て、2003年ころから廃車が始まる。
 しかし、そのころから東武への直通も行われるようになり活躍範囲は寧ろ大きく広がる! 一度は2000年代後半までの全面引退も示唆されましたが、計画変更で延命。
 今も纏まった数が田園都市線(半蔵門線・東武伊勢崎線)、大井町線で活躍続けています。合わせて長野電鉄・秩父鉄道・ジャカルタへの譲渡車もあります。

 さて。
 その昔、未だ大井町線が田園都市線から分離する前の時代、赤帯巻いた大きな電車は子供心にも「新型!」という格好良さのあるものでした。その田園都市線では5000系や3450形と共存さえしてたんですよ。
 今の8500系、実はあの頃の緑の電車たちよりも齢を重ねてしまっているのですね。もう42年です。


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 実車のシンプルな美しさを再現しきってます。
 箱型銀色の電車は数あるものの、だれがどうみても「東急!」と分かる雰囲気漂うさせているのはお見事。

 4両編成。1975年のデビウ当時はこれでフル編成であった由。「大井町線」用というわけではなく、この輸送力で長津田越えてすずかけ台まで済んだという時代は隔世の感ですね。
 尤も、すぐに5連、6連、8連そして10連と長編成化してゆきますが。

 他のディテールの雰囲気からも、モデルはどうやら、デビウ当時のイメージのようですね。


 デハ8500形。パンタ付きの先頭車。

 前面は窓部分横組。シンプルな顔だからこそ再現も難しい? いや、8500系らしさに徹しておりましょう。
 先に意見してしまうと、前照灯は端に寄ってるよりも「真ん中」の方が東急らしい顔になる気はします(1x2テクニックブロック)。もし試された上で。この表現にされたのなら申し訳ないのですけども……。
 何れにせよ、表現の難しそうな下部標識灯(尾灯)の省略は有りだと思います(引き算も大事)

 余談ですが、前面窓1プレート下げるとこのまま8000系にもなりますね。あれもまたシンプルの極みな電車で、東横線・大井町線の顔でありました。


 デハ8500形側面。
 全長28ポッチに、4ドアを上手く割り付ける。ドア間窓を1個に省略してしまうという大胆さは思いつきもしなかったものですけども、結果としてドアがいっぱいの通勤型車両らしさを誇張する、好ましい表現になっています。車端部の窓も割愛していますけども、これも気にならないのですね。
 3ドアアレンジも手だとは思いますが、やはり4ドアは4ドアほしいものと思うのでした。
 クーラーカバーは意図して白にしたとか。灰色の電車に灰色のカバーだと様になりませんし、実際当時のFRP製?のクーラーカバーは白っぽく見えたものです。模倣してみたくなる、好ましい表現でしょう。
 

 中間車デハ8800形。レゴ的には動力車。


 ステンレス表現は車両によって変化つけてみたそうです。
(実物も製造時期によって結構、個性があります)
 左は車体のグリルブロックに新灰色使ったもの。右は10020/10022などに入っていたパールライトグレイを使用したもの。ステンレス車の表現として理想的なのは後者なのですが、今は入手が困難(相場上がってしまって……)という問題があります。

 サンタフェ、今の仕様・クオリティで再販してほしいと思うのでした。

 とはいえ、通常の新灰色でもバッド直系のステンテス車の魅力も伝えられるのもまた事実ではあります。


 デハ8600形。件のパールライトグレー仕様車です。
 写真だとわかりにくいのですが、現物だとよりはっきり差異がわかるはずです。


 デハ8700形。田園都市線の混雑を再現するため、ミニフィグいっぱい載せてみたのだとか。楽しげと云ってよいのかどうかわかりませんけど、あの雰囲気、伝わってきますよ。

 東急は通勤形ばかり……ではあるものの、私鉄界隈ではファンも多い。
 そして世間の認知度も大変に高い。

 自分も久々に、だいぶ前に造った5000系(丸っこい方ですよ!)引っ張り出して再整備したくなりました。脳内やるやる詐欺状態の(苦笑)、5200系や3000系(無論、緑のツリカケの方)も造ってみたいと。
 
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【イベント】阪大レゴ部様の「レゴアイランド」(下)。「幻の観光特急」【JBF2017】

 前回記事
http://legotrain.seesaa.net/article/451188697.html


 ところで。
 海で遊んでて、こうして列車を眺められる場所って素敵ですよね。


 二つの塔。ベタですけどポストカードにしたくなります。




 疾走力走。実を申すとカーブの連続に、やや特殊な足回り(側スカートが長め)なCHS2はギリギリでした。でも、列車を走らせているとお客様の反応がぜんぜん違う。

 阪大レゴ部さん各部員さんからも好意的な言葉いただけ、感謝しております……!

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 さて、次に用意したのは「幻の近鉄特急」
 1952年ころの試案で、ハイデッカー展望車。構想のみで実現はしませんでしたが、10000形以降のビスタカーはこれの変種ですし、50000系「しまかぜ」は数十年開けての実現とも言えましょう。

 露骨に日本形?ではないので、きっと似合うはずと踏んで。




 あぁ。この雰囲気に似合います。架空のTEEといったところでしょうか。
 はたまた、ダークブルーのカラーリングはワゴンリの残滓か?
 作ってきてよかった。持ってきてよかった……。




 アドリア海な雰囲気にもしっくり来るのですね。

 実は欧州でもこの種の展望車が流行った時代があり、同じく1950年代にフランスのx4200とか作られてます。前面展望という意味ではイタリア国鉄はパイオニアでしたし(ETR300・ETR250)。尤も、欧州ではこの種の車両はあとが続きませんでしたけど。
(その意味で、ハイデッカーや前面展望の観光列車の伝統を守り通せているのは、寧ろ日本の私鉄の方なのでしょう)




 この列車の展望席から見える景色は、さぞかし絶景でありましょう。
 また、中間車のソファからの眺めも、一つの風景画の如く見えるに違いありません。


 此方の列車、全長が控えめなこと。また足回りは何ら特殊なこと行ってないのが幸いし、安定走行を実現。それゆえ、11日の13-16時ころ、電池切れるまでのロングランを乗り切ったのでありました。


 最後に、阪大レゴ部さんの車両。
 これはこれで味のある、欧州ゲテモノ感のある気動車(ゲテモノというのは褒め言葉ですので誤解されないでくださいね!)。
 第一印象は「ぶさいく?」でも、付き合ってるうちに「ぶさかわ?」に変わってくような、ある種の欧州車(シトロエンのami6とか)のような雰囲気があります。また、何にも似てないというオリジナルティも好評価なのです。

 最後に繰り返しますが、阪大レゴ部の皆様の寛大なご処置に感謝致します。
 
posted by 関山 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月24日

【イベント】阪大レゴ部様の「レゴアイランド」(上)。「東からの使者」【JBF2017】




 以前記事にした阪大レゴ部さんの超絶力作「レゴアイランド」
 南欧風の本格シーナリー・そして地形表現もあるトレインレイアウトです。

 JBF2017にも出展されているとのことで、ここで列車を走らせてみたいという夢が叶う? 幸いにも阪大レゴ部さんの快諾を頂けました(誠に、ありがとうございます!)。

 なお、前回記事を久々に確認しましたら、細部が微妙にアップデートされているのですね。ミニフィグが増えて凄く賑やかになってる!
 そんな、最高の舞台に6月11日 日曜の午後以降、拙作を出演させていただいたのでした。


 この素晴らしい舞台に、ガチな日本形は無論似合いません。
 というか自分の美意識が許しません。

 理想を申せばフランス形やイタリア形、スペイン形なのでありましょう。ただ、すっと出てくる作品がない(過去作あっても半壊とか、古すぎて納得できないとか)。

 ここで引っ張りだすは、同じ欧州でも「東側」です。

 チェコ共和国はシュコダ製のchs2形電気機関車(ロシア籍)。客車は共産趣味で揃える。
 
 意外と似合う……と思ったのですが、次善の策と言えば事前の策ですね。
 こうしてみると、地中海でもイタリア半島より東側でしょう? 或いは黒海沿いの風景か?
 
 さて。冷戦時代であっても、列車は東西を直通していました。
 東側の車両を西側の事業者が購入することもありましたし、西側の車両もその性能から東側に結構輸出されていました。鉄道は大陸の東西をがっちり繋ぎ続ける。欧の東西の壁はそれほど高いものではなかったのです。


 丘の上の教会と、トンネル。
 このトンネルは車両限界シビアです。幸いにも拙作はこぶりなので、パンタ外すだけで入線が可能でしたが。


 大崩海岸を思わせる海上橋。教会の丘の「物量」がひしひしと感じられます。


 此方の橋は石造アーチ橋。「ポルコロッソ」もやってきました。


 海に面した高架駅。ビーチに直結徒歩0分!
 

 全景。いちょう祭では観られなかった建物も幾つか見えますね。
 

 2つの塔を眺めながら。

 列車の最後尾は食堂車。
 こんな素敵なところに降車するのは叶わずとも、でもこの景色眺めながらの食事も魅力的なのです(ボルシチと黒パンとバルチカ!)。


 色彩感覚に、ぐっと惹きつけられます。
 地味なトーンの駅、色数抑えた教会。
 それに対して、右手に見える民家群がとても鮮やかな色使い。

 すべてがすべて地味な色使いにすると、リアルかもしれませんが華やぎがないでしょう。かといって、その反対もありえません。

 部員共同作と伺ってますが、集合知で良いバランスになったのではないでしょうか。


 此方側のターンも見逃せません。

 本線列車が走るにしては急カーブなのは……。
 私鉄買収線区で、もとは軽便規格。そこを強引に本線規格に格上げしたので急カーブとか残ったまま。大規模改良を行う予定はあるも、なかなか進まず……(南欧とか中欧東欧にはありそうな事由で)って勝手なストーリィ思いつきましたよ。




 建物の大きさとか角度、絶妙なバランスです。地形の立体感も。


 教会側の<<続きを読む>>
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【作品紹介】超豆茸様のJR東海キハ25系。313系との差別化

 313系の記事の続きとなります
http://legotrain.seesaa.net/article/451163711.html
 
 超豆茸様、当然、キハ25というバリエーション展開も行ってきました。

 JR東海キハ25系について。313系の気動車バージョンですが、電車と気動車をほぼ同一車体で製造した事例というのは車両史上でも珍しい。
 電車のほうが得てしてパワーには余裕ありますから車体は頑丈に重く造る(軽量を謳うものであってさえも)。対して気動車はいつの時代もパワー不足に苦しめられてましたから、軽量構造が叫ばれるようになるはるか前から軽量設計は常識でした。それゆえ、気動車の車体はちょっと華奢になり、車体寿命にも響いたりしてたのです。
 また、国鉄だと車両の新造費では気動車はよりコストダウンが迫られ、細かいところで電車より手が抜かれる(苦笑)。流石に客室設備は1970年代以降、電車と気動車で差異をつけることはなくなりましたけども。

 でも、今時の液体式気動車は電車と変わらぬ出力と加速性能です。過性能ってことはなく、余裕ある性能は燃費向上にも繋がりいい事だらけ。高出力車に揃えておけば運用だってし易い。その観点で、313系電車と車体も共用することで効率化を狙ったのがキハ25系でありました。

 武豊線(今は電化)向けに造ったころは良かったですね。名古屋地区の電車同様の転換クロスの仕様でしたから。
 然しその後、高山本線向け・紀勢本線向けを全ロングシートの仕様で新造した無配慮というか暴挙は許容し難いですが……。

 閑話休題。


 手前が313系電車。奥がキハ25です。


 パンタグラフがないこと以外にも差別化できています。前面は種別窓と上部前照灯を省略。スカートは鹿対策の分厚いものに。


 手前が313系電車でパンタグラフ。
 奥がキハ25系気動車で、ややゴッツい排気筒が車端部に立ち上がってるのがわかります。排気筒、気動車だと欠かしてはならないディテールですね。




 キハ25同士の4両編成。
 
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2017年06月23日

【作品紹介】超豆茸様のJR東海313系。「独自解釈」による今様国鉄形。その上かつてない大量生産!

 313系電車については以前、DYSON氏の作品紹介

2016 02/21「dyson様のJR東海313系電車。国鉄型の今様として。凛々しく、そして柔和に。」

 でも触れましたが、JR東海の標準車として、かつての国鉄型的な規格で上手く作られた、丁寧な電車です。隠れた名車かもしれません。
(無論、静岡地区と高山本線と紀勢本線に「オールロングシート」の観光需要・長距離需要を全く無視した車を投入した罪は帳消しになりませんが)

 で、この313系の特徴の一つは、とにかく大量生産車であるということ。
 趣味的にはつまらないどころか、細部のバリエーションが豊富に生まれてる。そこもまた国鉄型的といえましょう。
(バリ展といえば今から静岡とか高山とか気勢に、クロスシート改造車投入しても良いんですよ。もし、やってくれたら株主になっちゃう!)

 ここで参考に。dyson氏作品。(撮影dumi様)


 また、エース君も313系を作られてます(撮影クロック様)。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 さて。
 今度の超豆茸様の作品は、その大量生産に拘った?長大編成仕様です。
 ミニマム2連で走る車両ではありますけども、名古屋地区での長大編成も日常ではありますからね。


 313系の造形は先の2作(dyson氏・エース君)でほぼ固まった……かと思いきや、別解釈・別技法での表現も未だ成立するのでした。これは、まるで113系など貫通国電顔の表現が人によって異なっているがごとく。

 超豆茸様は前頭部を平面に見立て。それゆえにヘッドライトの位置・形状が妥協のないものになっています。車体裾の張り出し部分もまたこの組み方ならでは。

 なお、平面に見立てつつ、組み方は複雑なものです。貫通幌を芯に、6幅分の横組と側面へのタイル出しで成立しているのですから。その精細感はひしひしと伝わってきます。 
 それ以前に、スカートも含めて立体のメリハリがはっきりしているため、平板な印象は皆無なのですが。


 真正面より。フロントガラスのポチスロは全体に流動感与えています。
 で、この顔、113系・115系などの「後継者」としての雰囲気を感じさせるんですよね。その上で近代的・無機的なところは超豆茸様作品の味わいと。




 一方で、側面は大量生産ゆえの割り切りも見られます。
 凝りすぎてコスト高で長編成に出来ないのよりは、この割り切りも一つの正解ではありましょう。省略なく、313系らしいのですから。

 台車は、そろそろバネ表現なども行ってほしいかなと思います。ホイルベースを伸ばして、その間にエアサスや各種リンク類の表現を行うと、大きく印象は変わってくることでしょう。

 以上が、基本造形の紹介です。あとは編成例など。


 先ずは2連+2連。ローカル仕様にみえて、意外と多くの線区で見られる編成。東海道線でも大垣〜米原間とか。


 連結部分。ターンテーブル+ボールジョイントによる連結器は実用・ルックスともに優れたものでありましょう。理想は旧型連結器ですが、コスト的に障害になりますし。




 片幌ですので、片方の前頭部には幌表現あり。 また精密感が。
 また、ヘッドライト部分は1x1ブロッククリアではなく 1x1ヘッドライトブロッククリアを使っています。これもありといえば有りですね


 連結部。連結面間距離で不利な両幌ですが、転落防止幌も合わせることで姿を整えています。外幌の取り付け、よく見るとなかなか合理的。


 パンタグラフのアップ。日本のワンアームパンタは割とゴツいですから、この円筒表現は有りでしょう。


 3コテ。静岡地区だとコレに211系繋いでたりしますよね。無論全ロングの駄目編成ですけど。


 こんどは6両編成。いよいよ大量生産といえる製造数ですね。


 6連でも、3+3だとまた印象が違います。2/3/4/6と様々な両数の編成が居る形式です。


 無論、6コテも。


 そして、最大数連結の8連!
 中京新快速はこの長さが欲しいですよね。


 で、新快速(特別快速)であっても、何故か2両編成が混ざってたりするのが313系の楽しさ。113・117系時代の秩序感ではなく、その前の153・155・159・165系をデタラメに繋いでた時代を思わせる……とかいうと大袈裟でしょうか?
(1980年頃まで、中京地区快速は古い急行形を適当に繋いで走ってた由。それで何とかなってた時代……)





 米原か大垣にて。西の新快速との出会い。223系と313系、それぞれに個性的です。
 東海道本線は静岡県(熱海〜浜松)を除けば、113系が主力で僅かな117系が居た国鉄末〜JR発足期に比べ、大きく快適になったといえるでしょう。

 ええ、静岡地区さえ除けば!

 閑話休題。超豆茸様の作品、先の223系よりも拡大に顔表現の精密度上がってませんか? 貫通型のほうが精密精細にはなる傾向ありますけども。
 


 少し前までの、未だ223系が乗り入れてた時代の大垣駅といった風情。
 ここにはJR東日本の185系もやってくるわけで、なかなか賑やかな拠点駅です。

 大垣は昔は何もなかった(165系の大垣夜行時代)とこですが、今はコンビニ増え、少し歩けばネカフェもある。ここは良い方に変わりましたね。

 
 次の製作予定は211系と伺っております。そうなると、静岡地区やら中央西線のちょっとカオスな編成も再現できるようになり、一層楽しく?なることでしょう。
 あと、かんたんには出来ないかもしれませんけども、中央西線に居る元セントラルライナー仕様車も何時か検討願いたいです(前頭部の帯処理 難しい?)。
 
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【作品紹介】レゴ5udon様のE233系 京葉線タイプ。細密にして現実的?/歴代山手線試作

 以前、同じ方のE233系(京浜東北線)を紹介いたしました。7幅のフルスケール。
レゴ5udon様のE233系、4両編成に。一部ドア開閉(電動の引き戸!)

 同じくE233系。今度は京葉線バージョンです。

 先方の記事:JR E233系電車 (京葉線)


 画像は仮完成時のもの。

 コンセプトは展示会・オフ会などへの持ち込みを意識して、環境を選ばない・走行性能を重視、ということだそうです。それがゆえの7幅ショートスケールとのこと。

 全長は36ポッチ。7幅との組み合わせはやや奇異なバランス? 而して違和感はありません。6幅28ポッチ全長の世界観の拡大版と云ったところでしょうか? はたまた、私が折りに触れて持ち出す、1960年代までのOゲージショーティモデル(カツミなど 101系や155系があった由)な世界観の現代的継承にも思えてなりません。
 フルスケールと並んでいるからこそ分かる、フルスケールにはない魅力。


 前頭部の仕様は先の京浜東北線仕様と共通です。
 ただ、走行性能上の問題で1プレート車高は上げられたそうですが、「鉄道模型」の世界では走行性能はとても重要。

 この造形、E233系としてはベストなものでありましょう。
 ただ、6幅に援用しようとするとやや大げさになる懸念はありますけども。

 45度角スロープ用いたスカートも美形ですし。


 全長36ポッチとは言え、標準カーブはギリギリの、もよう。


 此方は完成バージョン。各部ディテールを追加済。
 側面はタイル張り方式であり、近年のステンレス車のシート工法らしさを顕す。
 車体裾カーブの表現も含め、7幅の究極を目指すところは代わりありません。


 完成版は4両編成となりました。このボリューム感ですから、4両編成でも相当な迫力になりましょう。

 スケール的に引き合うところで思い出されるのが、しょうたいむ氏の583系ですね(7幅・ほぼフルスケール)。京葉線にも末期583系は時折入線してましたので、リアルにあったミスマッチも楽しそうです。




 中間車はすっきり堅実に?作られており、ギミックこそ無いものの安定した走行が期待できそうです。連結面間は余裕をもたせ、そのかわりに転落防止幌付けてるのは良い塩梅ですね。



 おまけとして紹介するのも失礼ですけども、同じくレゴ5udon様の山手線各種。JBFに参加できないもやもやの中で形にされたとか?
 左から歴史順に並んでます。
 現在の主力、E231系は作者毎による解釈差があり、最近でのyamatai氏やPrince William氏とも違った雰囲気です。スケールは違うので、どれが最適解かなんてことはありません。しかし、このE231系は、先のE233系と世界観が揃っており、並んだら素敵でしょう。


 103系と205系。
 103系は前面窓の傾斜と、高運転台に依る細い前面窓のバランスが理想的ですね。7幅というよりは6.8幅という大きさであり、側面をタイル仕上げにしなければならないのが難ではありますけども。でも、難しさを押すだけのオーラは十分に。

 205系も、特徴である額縁状の顔、中身を凹ませているのがわかります。
 側面はタイル張りではなく、通常ブロックをタイル1枚の厚さ(0.4ポッチ分)はみ出しでの処理です。既にルビー氏が実用にされていますけども、今のブラケットや側面ポッチ付きブロックの多々出回ってる状況下では、不可能な技法ではないのですよね。

 ちょっとレトロなこの二形式も楽しみなの、言うまでもありません。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする