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2016年12月09日

【鉄道作品日本形】ハワイアンブルー増結。伊豆急行 クロハ155/伊豆急情景篇


 伊豆急100系。「ハワイアンブルー」の仲間がぎりぎり1両 増えました。

 クロハ155はクハ150形155号を1964年に改造して生まれた半室1等合造車。
 1970年に元のクハ155に復元されましたが、その6年間、伊豆急で唯一の先頭車の1等車(グリーン車)でした。半室1等は中間車にサロハ181-183もあり、計4両。
 1970年までに本格的なグリーン車 サロ180形が6両揃い、それまでの半室グリーンは全室普通車に改造されています。


 サロハ180形・クロハ155形での半室グリーン室部分の窓配置・窓構造は普通車と同じ。
 座席は回転クロスシート(転換クロスシート?)だった模様。淡緑色のグリーン帯が優等部分のみ入ってた由。飽くまで間に合わせの?半室グリーンだったようです。
 

 模型的には、先に作ったクモハ100形の片運転台バージョンです。運転台のない後ろ寄りが半室グリーン。
 グリーン車等級帯は何時もならサンドグリーン使うところですが、パステルトーンの車体では地味に溶け込んでしまい様になりません。彩度高いライム色としてバランス取り。


 取り敢えず、2両編成に。

 以下余談。伊豆急のグリーン車は長らく、私鉄唯一のものでした(1966-1969の名鉄キロ8100・8150がありましたが)。
 但し、1985年にグリーン車は廃止、サロ180形は全車サハ180形に格下げされています。なにせ、2100系というより豪華な電車が「普通車」ですからね。

 この種の格下げ車は意図的に早期廃車されることが多いのですが(苦笑)、伊豆急では希少な冷房車ゆえ100系末期まで温存されたのは幸いでした。自分も伊豆急に乗るときはサハ180形狙いでしたので、実は100系元来の普通席はあまり座ったことがなかったり(苦笑)。

 このあたりも、今は思い出話ですが。

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 2両になったところで、情景編です。

 先日の「辻堂100(湘南BP)」で造った駅を使ってますが、別荘風とみなせば伊豆急行沿線にありそうですよね? この雰囲気は。


 伊豆急行開業間もないころをイメージして。

 国鉄からの乗り入れ車は153系の準急・急行のほかは未だ旧型の80系や70系でした。
 ほどなく113系に変わってゆくのですけども。

 湘南色も鮮やかで時代を変えたものでしたが、その10年後に登場した「ハワイアンブルー」はなお新鮮味があったことでしょう。

 2ドア固定クロスの電車同士ですが、80系初期車から大きくスタイル変わって居るところも注目です。


 1980年まで運行されていた、伊豆急の貨物列車。
 1963年に中古の電気機関車ED25が入ってきますが、それまでの2年間は電車が電機代用として貨車を牽いてた由。


 東急から借入の元17m旧国電デハ3608号の他、両運転台のクモハ100も貨車を曳いてました。性能面では問題なし。120kwx4というのは私鉄の小型電機同等のパワーですから(ギア比は違いますけども)。


 それでも、最新型のカルダンドライブの電車が貨車曳くのは奇異な風景だったでしょう。電車が貨車曳く私鉄(国鉄もあり!)は珍しくなかったものの、多くは旧型車の仕事でしたから。
 お客を乗せるべき新型車を貨物に使うのも勿体無い話であり、デハ3608号が使われる方が多かったんじゃないでしょうか? ただ、伊豆急の貨物列車の記録は余り残っていません。

 因みに、元はモハ31系で小さな窓に厚い屋根と、実に重苦しいスタイルだったデハ3608号も「ハワイアンブルー」に塗られていました。ときにリリーフとして旅客列車にも充当されていた由。乗る分には兎も角、趣味的には100系とは違う魅力のある捨てがたい存在だったのです。

<続>
posted by 関山 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月08日

【鉄道作品日本形】ハワイアンブルーに挑戦。伊豆急行100系。先ずは100形。

 近年のレゴの特殊色の乱発は凄いですね。

 自分がレゴ戻ってきた2003年、大昔は夢にも思わなかったクリーム色(タン色)や茶色、サンドグリーンといった中間色に狂喜乱舞してたものです。またダークトーンの供給がどんどん良くなってきたのも嬉しかった。だからこそ東武1720系DRCなんて作品もできちゃったわけで。

 で、この数年でさらに充実しつつあるのがパステルトーン。
 多くは電車に使えなさそうな色に見えて、実は不可能を可能にする力を持ってる。
「ライトアクア」と「ダークアズール」が、なんとか電車に使える分のプレートやブロックが供給されるようになってきました。
(余談、関山は基本「ケチ」なので、高額に過ぎる部品は使いません。というか鉄道車両にはレアパーツは使えませんって! 消費量が半端じゃ無いので)

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 伊豆急行100系電車は1961年の伊豆急線(伊東〜伊豆急下田)開業時の電車。1970年頃まで増備が続きました。
 2ドアクロスの、当時としてはデラックス仕様。観光輸送と通勤輸送を共栄させうる車。スタイルは窓が大きく明快、そして端正。
 カラーリングは独特のパステルトーン。未だ電車に使える塗料の種類も少なかったあの時代にはさぞかし大胆。

 2000年頃まで大半が健在でしたが、2002年に全車が引退。
 海辺での軽量車体なんて塩害で保たないものでしょうに、よくぞ50年近く長生きさせられたものです。

 そんなわけで、伊豆へのお出かけでの乗車機会は少なくなかったのですが、なまじ昔住んでた静岡からも、また関東からも「遠くなかった」ために本格的に撮る機会は逃しました。こればかりはかなり後悔しています。
(スカート取り付けや冷房化などで形状壊れたから撮りたくないとか、つまらぬ理由をつけると後で哭くもんです)

 あ、そうだ。奇跡の復活動態保存。103号に早く乗りに行かなきゃ……。



 取り敢えず。基本形式なクモハ100形。両運転台の電動車から。
 1両でサマになると同時に、製作に当たっての問題洗い出し用の試作でもあります。

 最大の懸案だった色……ハワイアンブルーは、これで正解!ダークアズール。独特の重みのある青。
 上半分はライトアクア一択でしたが、下半分の色はいくつか迷いましたから。

 基本は「箱型の電車」ですので難しいところは少ないのです。

 前頭部は貫通型 3面折妻というこの時代の電車のよくある形。1x4のヒンジプレートが使えると随分難易度も下がるであろうこの形状ですが、ライトアクア&ダークアズールにそんなの期待できませんので内部構造で角度を付けています(後述)。


 側面寄りで。両運転台のクモハ100はシンメトリーなサイドビュウが美しい。

 側窓は何時もの横縦ハイブリットですが、大きさ・明快さが表現できたと自負。ライトアクアのトレイン窓あれば使ったかというと、多分使わない(笑)。今はクリア系の使いこなしのほうが楽しくなってしまいました。


 正面より。
 貫通扉はまともな表現諦め、貫通幌で顔を整える手抜きです。
 実物は片幌なので、両運転台ならどっちかは幌なし幌枠のみの顔になるのですが、そこは諦め、潔く。

 尾灯の位置はスケールどおりならもっと外寄りかつ上ですが、個人的な趣味で中寄り且つ下方へ。アレンジと言うか、匙加減。
ヘッドライト周りの青差しは良いアクセントですよね。

 なお、クモハ100形は開業当時は貨物列車牽引用の機関車も兼ねていました。それゆえ他の車両よりジャンパ栓多めの賑やかな顔つき。その辺も再現と。


 一方非パンタ側はコスト面で通常のバッファ連結器。模型的にはこっちを前に走ることあんまりないと思いますので(笑)。

 動力は9Vモータ取付対応で一応、単車運行想定。
 現役当時は単行運行はなかったそうですが、今のクモハ103号は単車運行ですから。


 さて。件の前頭部 3面折妻の内部構造こんな感じ。今までだったらクリップ留めにして強度不足起こるところですが、今回はある程度頑丈に固定できる方法が見つかりました。偶然と言うか現物合わせの勝利。
 半ポチずらしの1x2ジャンパプレートが役立ってます。

 
 伊豆急、未だ続きます。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月07日

【レゴ製品?】珍しくLEGO IDEASでトレイン題材10000票達成。「ビンテージトラム」( kevinszeto様)



 おもえば、LEGO IDEAS(旧Cuusoo)は開始以来、トレイン系の企画で10000票達成したものは出てきませんでした。BTTFのジュールベルヌトレインが例外ですが、あれはバック・トゥ・ザ・ヒューチャーの版権物としての性格が濃厚。それも、レビュウで落とされてしまいましたが。

 LEGO IDEASはどうしても「わかりやすい」版権系が強いです。
 そして、トレイン系は投票というシステムではどうしても不利になります。

 鉄道系は地域により好みが分散しやすい。多くのファンは自国形優先。アメリカのファンはアメリカ形を好みますし、欧州でも欧州形が人気。過去の10000代製品でもマースクトレインはアメリカで人気欧州で不人気。ホライゾンエクスプレスは見事にその真逆でした。

 また、すべての人が高速列車が好きなわけではない。すべての人が蒸気機関車を好きってわけでもないのが更に票を分散させてしまいます。

 好みを集中させて10000票に繋げなければならないのですが、それには誰も成功できなかった。

 その意味で、この企画は「がんばった!」と。そして画期的でも。

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 「Vintage Tram」 kevinszeto様
https://ideas.lego.com/projects/119603





 ポルトガルはポルトのヘリテージトラムのモデル化です。
 クラシックで優雅な路面電車。そして今なお健在であり、多くの観光客を街に呼ぶ力を持つ、街の魅力足り得る電車でしょう。

 モデルもディテールフル・丸みもエレガント。
 このルックスで10000票を獲得。納得です。

 8幅ラージスケール。これ自体は否定しません。8幅やそれ以上への挑戦は国内外でも多く見られる傾向ですし、自動車なども含めたラージスケール傾向自体は欧米のほうが先行していますから。
(6幅派。4幅車派として言いたいことはなくもないですけど、ここは趣味趣向の差異です)

 ただ……水を差すのも難ですが。
 動力化への配慮はなさそうです。ディスプレイモデル前提か。
 
 デザイナーさんは街の一部としての路面電車は考えておられるのでしょうが、自走が最低限の前提である「鉄道模型」としての考慮がないのはかなり残念。
 手転がしにしても、この画像のままでは軸距長すぎてカーブは曲がれないでしょう。というかこの種の古典単車って、もっとホイールベース短めでオーバーハングは長めなんですよね。車輪は内側に寄ってるもんです。

 その一方で、走行や実用に支障をきたしそうな足回りのヤバゲなディテールが無いのは寧ろ評価したいのですが。しかし、デザイナーさんが実物のこの種の電車の、複雑なディテールを理解されないままに割愛されたと思うと……。
 わかった上での簡略化と、知らずの簡略化はまるで別物です。前者は鉄道模型の名門はどこでも行ってきた手法ですが(走行性能を求められるマスプロダクツの玩具としての鉄道模型の宿命です)、このモデルに感じるのは寧ろ後者のような……。



 インテリアは備わります。窓ピラーはタイルみたいですが、どうやって立てているのでしょう?


 第一印象はとても好ましいモデルですし、無論、トレイン分野から10000票達成もこの上なく嬉しい。
 しかし、よく見ると惜しい部分も少なくない。

 ここを大胆に、鉄道模型としてアレンジできる人がレゴ社に居るか?
(動力化への配慮や、足回りの改善など……)
 

 それでも、このモデルが「駱駝を針の穴に通す如き」本社レビュウを通ることを期待しています。
 なにより、トレイン系でのLEGO IDEAsに10000票突破の希望が持てることが嬉しいじゃないですか。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | レゴ製品(cuusoo) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【作品紹介】隼様のキハ52(くろてつ氏作品のモディファイ)。元モデルの良さを引き出す好アレンジ。

 数日前に記事にしたところの、くろてつ(嵯峨)様のキハ52に、早くもアレンジモデルが生まれてきました
【作品紹介】初心者向け配慮作品。くろてつ様のキハ52。世界を変える?小さなモデル
http://legotrain.seesaa.net/article/444576404.html




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 先の記事でも、このキハ52はベーシックなものなのでディテールアップや、或いは全長の延長も考えられると記しました。

 隼様の作品も、その方向です。


 全長を32ポッチに延長。レゴトレスケールの中でも「長め」となります。
 元が26ポッチでしたので、6ポッチの延長。ドア間に窓を2つ増やす。

 堂々と、リアルな印象になりました。バランスの破綻もなく、キハ52の「長い!」って印象を伝えます。

 ※:全長21m超。在来線車両としては最長クラスです。エンジン2基収めるため。

 合わせてディテールも適度に強化。
 隼氏の得意技?床下機器も全体のバランス壊さない程度に作り込み。灰色なので機関など機器も目立つのです。
 地味に効果が大きいのは前面貫通扉の「桟板」でしょう。
 連結器+バッファは機関車用のスノウプラウ付きのものに。北国仕様であり、最後の活躍線区の大糸線らしさもアップ?

 ヘッドライトはシールドビーム2灯化仕様。ここは趣味が別れるかもしれません。


 反対側。
 トイレの反対側は水タンクで窓なしセクションでしたよね。

 で、貫通幌がこちら側には付く。前面が大きく引き締まる!

 余談ですが、気動車の幌は「片持ち幌」であり、前後どっちかにしか付きません。両運転台車ならどっちかは幌枠のみの姿がセオリーです。無論、例外も沢山有るのですが。


 上から。屋上もディテール追加。
 目立つのはJRアンテナ。また、ベンチレータは高さ2プレート分にしてより彫りを深く。近代形狙うなら冷房装置とかもありかも?


 パーツ割りが分かるアングルです。
 全長を伸ばしつつ、元作品のコンセプト「初心者への配慮」がきっちり守られているのが自明!

 理想的なアレンジモデルと言えましょう。
 無論、原型の素朴さ・可愛らしさも捨てがたいものです。
 
 でも、簡単にアレンジの効くベーシックなモデルというのも初心者向けには重要ですし、それは中級以上へのステップアップに繋がる。

 隼様のこのモデル、くろてつ(嵯峨)氏の基本設計の良さを引き出してるのですね。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月05日

【実物鉄道】583系が583系の中を走った!(12月3〜4日 越後湯沢〜青森 団臨)



 去る12月3-4日、幾つかの大学鉄研OBの合同で(違ってたらすいません)、583系の貸切列車が運行されました。それも越後湯沢→青森(ヨ)青森→越後湯沢 という長行程で。
 実は人づてに関山もお誘いがあったのですが、「きたぐに」で何度も乗ってるからと保留してしまったのでした(もし定員埋まらなかったら救済するからと)。しかし、そのうちに見事に満席に(苦笑)。
 まぁ、若い方や未経験の方に「機会をお譲りした」と思って納得してます。

 但し、最初から「未参加の場合でも、ウチの583系だけは参加よろ」とお願いはしておりました。
 実物合わせの撮影という、夢は叶った! 持参ならびに撮影のでぃるてぃっく様、お疲れ様でした。そしてありがとうございます。




 最初にいきなり動画。583系の広ーい下段寝台使えばレゴトレインレイアウトも展開できるのです!(他にNゲージ走らせてる方も居たらしい)
 いや、むろん団体列車ならではですが。

 皆様の興奮した会話も聞こえます。臨場感たっぷり。

 微妙な高さ調整も苦心されたようですが、「動中の動」の感激は別格ですよ。


 あとは静止画です。概ね思いつきそうなアングルや場面は抑えてくださりました。

 クハネ583とクハネ581の顔合わせ。
 ああ、うちの子、間違ってなかった。実物と並んでも<<続きを読む>>
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【作品紹介】ryokuchakuma様の9600形蒸気機関車。独自のメカと「可愛らしさ」

 9600形は1913年から1941年まで800両以上が製造された中型の貨物用蒸気機関車。
 その使いやすさで以て、稚内から鹿児島まで、もとい樺太から台湾まで活躍した機関車です。

 また1976年には「最後の現役蒸機」として引退しています。後継機を差し置いて長く使われたのでした。

 但し、力は強いものの脚は遅い。
 ある程度の華やかさに加えて「脚の速さ」の求められる動態保存機には恵まれていません。

 ※:動態保存の蒸機は、今の高加減速の電車・気動車と同じ線路を走らねばなりません。高速性能の良い機関車である必然が有ります。その意味でC57やC11が多用されてるのは必然性があるのでしょう。

 スタイルは良い意味での「鈍重」さ。寧ろそれがユーモラスさに繋がる。ドイツ系のルックスも相まって、一周回って可愛らしささえ。恰も「髭小人」的な雰囲気じゃないでしょうか。ハイホーハイホー♪



 今度のryokuchakuma様作品。なかなか好ましいルックスです。
一次完成版。メインロッドは省略されているものの、サイドロッド付き)

 鈍重さとユーモラスさ。十分に。
 (当時の基準での)限界まで重心を上げたボイラも9600らしい。
 小さくまとめているのも、中型機9600形らしい。
(小さくまとめるのは、案外難しいのです!)

 注目すべきは動輪周り。通常径のトレイン車輪(テクニック軸)を使用。ゴム巻き有りますので粘着性良いですし、入手性も良い。なにより、9600の小さめの動輪径の雰囲気十分に感じられるじゃないですか。
 9600の動輪径は1250mmで、客貨車の860mmよりは大きいのですが蒸機としては小さい部類です。そして、電気機関車(EF58等)と同寸法でもあり。その意味で通常径車輪で表現するのは間違っていないでしょう。

 但し、通常車輪にロッドつけるのは未だ難しい。またフランジレス版もないですから、固定台枠での多軸車も難しい。

 そこを一気に解決しているのが、第2動輪・第4動輪を「浮かせる」という妙手。

 第1動輪と第3動輪が安定してレールに面する。
 内部のギア連動で「浮いてる」第2動輪・第4動輪へ伝達しています。

 第2動輪・第4動輪はレールのクリアランスに余裕があるため長さ2のテクニックアームでクランクが作れ、ロッドを取り付けられる。


 内部構造。右が前です。
 第2動輪と第4動輪が1プレートづつ高い位置に付けられているのがわかります。
 ズレはありますが、ギアはこの程度は許容してくれるのですね。

 蒸機の足回り、この手もあるのか! と。
 浮いてる車輪も気になりません。

 なお、機関車のギアはあくまでロッド伝達用です。
 模型としての動力はテンダドライブ(炭水車にトレインモータ)ですね。この無難さは好きです。



 試運転の様子
 ポイント分岐側もクリア。

 先輪は外見のバランス面で小径車輪使用。直ぐにキィキィ鳴り出す軸部の耐久性がない部品ですが、その対策に固定シャフトに対して独立車輪という方法を取っているようです。ただ、このセクションの耐久性は却って気がかりです。鳴るのを承知で通常の軸受にしたほうが無難かもしれません。ルックスも良くなりますし。





 こちらは二次完成版。メインロッドも加わりました。

 但し、足回りの最大幅が10幅を超えてしまっています。シリンダ周りがかなり膨らんでしまっているので、先の一次完成版にあった9600らしさ、日本型蒸機らしさが喪われた感もあり。
 機能を取るか、外見をとるか。ここは蒸機モデルの難しさです。
(スライド部分も1ポッチ接続なので、耐久性面での問題もありそうです)

 あくまで個人的な意見ですが、一次完成版の方が整ったモデルに思えますが、如何なものでしょうか。
 

 「二次完成版」の内部構造。
 肝心の部分は一次完成版と大きく変わりません。
 残念ながら、11幅に及んでしまう足回り。大きな作品ですと気になりにくいのですが、この9600が小柄に可愛くまとまってるだけに、ちょっと辛い。

 でも、蒸機は「試行錯誤」と「経験値」です。
 ここから改良されること、願っております。「基本」と「大胆なアイディア」で秀でた作品なのですから。
 
posted by 関山 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

【作品紹介】il様のJR北海道キハ285系。平成の「或る列車」を8幅フルで!

 キハ285系。
 これ以上の悲劇の主はおりますまい。複合振り子システム+ハイブリット駆動システムを併用した、未来の超強力・高速気動車となるはずでした。

 しかし試作車3両が落成した地点でJR北海道は安全・そして経営上の問題を抱え込む。
 試作車は殆ど走行の機会さえもなく、既に廃車に(2016年3月31日付)。

 例えば。
 同様の「未来の気動車」ガスタービン試作車のキハ391形(1972年)はものにならなかったけれども、試作走行は相当な距離・期間に及んでいます。試作車としては長生きした方でしょう。
 また、近年のフリーゲージトレイン試作車1次〜3次もそれなりの役には立っているのでしょう(実用化は難しそうですが)。

 はたまた。悲劇的な車両によく使う「或る列車」の称号。
 かつて九州鉄道が輸入したブリル社製の豪華客車群は、まだ何度か貸切客(貴賓?)を乗せたと言われていますし、事業用車としては40年近く生き延びました。
 あの瑞西製の精密機械、ED54形電気機関車だって僅かには華やかな時代があったのです。DD54やC54だって。

 過去の悲劇的車両とくらべても尚、悲劇が際立つ形式です。
 先進的なシステムは「JR北海道以外」で活かすことも叶わないのでしょうか?


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 il様の作品は未だ製作途中ではありますが、相当なインパクトですので紹介させていただきます。最初に「8幅フル・振り子動作・自作動力」というコンセプトを伺ったときは「まさか!」と思いましたが……。近年のレゴトレイン界隈では
 8幅フルスケール作品も珍しくない。
 なし氏を中心に自作動力車両も多く開発されている。推進軸駆動も既に実用化。
 振り子動作も各種システムで実現。

 と、可能であり現実的な方向性のすり合わせであることもわかります。

 それでも、先頭車の画像が上がってきたときの興奮ときたら!


 キハ285-901。
 これまでのJR北の特急車のラインを更に丸く極端な形状にしたもの。
 微妙な階差表現をディジタルに行うことで、まろやかさを見事に表現しきっています。そして特徴的な車体断面につなげる。

 階差には、またピンストライプには半プレート(ブラケットの薄い部分)を使いこなす。相当な難度と云える造形です。

 一方で、運転台は通常の車キャノピーを使っており、透過性があるのは勿論、レゴ作品としての安心感につながっています。この辺のさじ加減も良いのですね。


 側面。六角形の断面にもかかわらず、ドアは微妙な凹みまで表現。
 折れ線部分はポチスロでつなげています。この辺の表現は嘗ては考えられもしませんでしたが……。

 新濃灰の車体は実物のイメージ通りです。ステンレス車は20世紀以前のものは新灰・今世紀入ってから(1990年代の209系なども)のものは新濃灰のイメージがありますよね。

 無論、振り子システム内蔵とのこと。
 レゴでもハイブリットと伺っているので、ひょっとしたら台車回転による車体傾斜(レゴトレインでの振り子車ではよく用いられる技術)と、自然振り子(実車同様。レゴでも理論上は可能)の併用でしょうか?



 反対サイド側面。妻面の排気筒が引き締める。
 なお、全長は60ポッチ近くに及んでいます。この長さになると自重に耐える強度や構造も必要になり、別基準の設計が要されましょう……。


 量産されたら製造されたであろう、グリーン車サロ284形。
 車掌室など関連設備を持ちますので客室部分が短めなのがリアル。

 全長はやはり60ポッチ。トレインレール4本分です。
 しかし、適度なリアルさと長さゆえの格好良さに繋がっています。


 やはり、排気筒が印象的ですね。
 床下機器も精密であり、マフラー部品使ったセクションは良い意味で目立ち、内燃動車感を盛り上げる。一方でグリルや箱が並ぶセクションは電機系の雰囲気。事実上の電気式気動車としての味を感じさせましょう。
 無論、台車は振り子式です。


 上より。複雑な補強が見えます。


 そのアップ。
 容量面で優れた単3用電池boxを使用。「重い車両は電池食い」なので8幅車両には必然性が高い装備です。

 その装着は強度面で有利なテクニック接続。その上、トラス構造まで!
 特異なモデルであり、画期的なモデルでもあります。レゴトレインがより大型に・リアルな方向を追求するならば必然性ある構造でも。

 この車両は電池boxのみを搭載し、動力は別の車両となります。






 キハ284-901
 先頭車キハ285-901とともに、実際に製造された中間車です。普通車を前提。

 このモデルでは、この車が動力車となります。PF-XLモータx1。PF受光ユニット(置き方がユニーク)、そして単車走行時用の電池BOX(単4用)を内蔵。

 模型としてリアルな床下機器を持ちますが……その奥にちらりとみえますのは?


 !!

 モータの出力は車体中央部で落とし込まれ、ここから推進軸を通して台車に伝達される。台車回転による推進軸の長さ方向への遷動は発生しましょうが、それはスライド対策するとのこと。
 そして、強固な車体構造。


 動力部のアップ。

 なお、構造については<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月03日

【作品紹介】初心者向け配慮作品。くろてつ様のキハ52。世界を変える?小さなモデル


 日本海(リアル)を眺めながら往く、キハ52形気動車。

 国鉄キハ20系列の一般型気動車は1958年から製造されたもの。
 その中で、キハ52形は両運転台かつ2エンジン(180HPx2)というハイパワータイプ。キハ20系列各車はJR化後間もなくほぼ全車が引退したものの、キハ52に関しては製造が後期だったこと、合わせて「両運転台でハイパワータイプの車が長らく製造されず、代替車が無かったこと」でかなりの長命を保ちました。機関換装や冷房化などを経て、引退は2000年代後半です。
 盛岡地区・新潟地区・大糸線での活躍は未だ印象に残るところ。
(また、フィリピンやミャンマーへ譲渡された車もあり。未だ走ってるのでしょうか……?)

 模型的に観ると優秀なプロトタイプです。
 活躍は北海道と四国以外。青森から鹿児島まで及ぶ。
 運用は本線区の急行の増結・支線直通用車から(キハ52単行の急行「いわなしろ」は有名ですよね)、地方都市の普通列車。そして山岳ローカル線の単行普通に迄及ぶ。カラバリ展開も楽しめる。
 活躍期間は1960年代から2000年代の後半まで。周辺にいるのが蒸機でも、はたまたステンレスボディのハイブリットなんちゃら……でも違和感が皆無!「

 そして、1両で完結する。
 仲間(気動車なら何でも!)が増えれば、増結に使える。
 場合によっては貨車も牽ける

 実物同様「使い勝手の良い」車両であり、初心者の入門用にはうってつけ。


 ※:気動車による貨車牽引は国鉄では1980年頃まであったそうです。規定上は2両まで牽引できることになっていました。
 更に蛇足。キハ52は電車に牽引されたり(松尾鉱業線)、客車列車の最後尾増結される事例(東北本線)までありました。なんだこの万能型は!


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 くろてつ様(嵯峨様)の作品。
 企画自体が面白いので、初期段階から追っていきたい作品です


 初心者入門向け題材として、最初は単行で走れる小型電車を想定されていた模様です。色とか形が北陸鉄道辺りを想起させますね。
 初心者向けですので、無理な組み方は避ける。パーツも入手が難しそうなものはひたすら避ける。良い意味でのストイックさをこの地点で感じることが出来ましょう。


 前面に貫通扉を付け、幌枠部分を凹ませたバージョン。
 あくまでこの地点だと電車なのですが。多分、パンタグラフが似合います。

 しかし、気動車っぽいとか指摘がTwitterで流れてました(笑)。ここで企画変更!


 気動車……国鉄気動車を意識されてリファイン。
 いや、前面塗り分けと側窓形状を変更しただけですが。

 こうなると気動車です。パンタは似合わない。
(電車と気動車を分ける雰囲気の差異って、結構微妙なもんですが)


 少修正。トイレ部の窓表現。貫通扉も凹みを無くす。これで一気にキハ20系列らしく。
 両端にドアの寄った両運転台車。キハ22形に「内地向け」があったらこんな雰囲気だったかもしれません。


 最終形状。「キハ52」らしい修正を加えて、屋上ディテールの追加。
 ドア位置を中寄にして、半ポッチづらしでドアの存在感をアピール。ドア窓も2x2窓に。ベンチレータと排気筒も大事です。


 足回りと動力系への配慮。
 これで「とても簡単なキハ52」の完成!

 シンプルながら特徴を抑えた、万人に向いたモデル。
(煩型のマニアな皆さんは、ディテールの追加を考えましょう。貫通幌とか桟板はおすすめ?)

 電池boxは車体中央部に。受光ユニットは画像での右側、トイレ部分に収めています。
 全長は26ポッチ。ショート寄りのレゴトレスケール。無論、「主義主張?」で延長するのも容易な設計です。

 窓数1つ減らしてキハ20にしたり、片運転台のキハ25。郵便荷物合造車のキハユニ26と応用の幅は広いことでしょう。窓を工夫すればキハ22や、初期のバス窓車も展開としてありえます。

 色は首都圏色(赤1色)とか、盛岡色(白地に濃赤帯 JRマーク緑)、JR九州色(白地に青帯 JRマーク赤)ならシンプルで再現しやすそうですね。2x2窓のダークタンが供給されると旧気動車色(ダークタン+濃青)も有りえましょうが。


 完成車のアップ。
 側窓に関してはLDDよりも気動車アルミサッシらしく見えます。定番の3065クリアブロック偉大です(安いし)。
 半ポッチ凹みのドアも古めの気動車だとオーバーな感じがしません。

 想像以上のモノが上がってきたという感じです。

 
 「Lゲージ」は初心者が中級者にステップアップするのが<<続きを読む>>
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2016年12月02日

【イベント】辻堂駅100周年記念式典併催湘南ブロックパーク レポ2(鉄道篇クロスオーバー!)

 前回記事
 辻堂駅100周年記念式典併催湘南ブロックパーク レポ1(鉄道篇)

 引き続き。

 話しちゃって良いことかどうか分かりませんけども。
 主催さん、かなり「JBF」は意識されていた模様ですよ?

 どちらが凄いかとか評価はできません(個人的には小規模なオフ会だって大好きですから)。でも、関東での最大規模展示というのは間違いではないでしょう。
 カフェスペースにプレイスペース。ビルドイベント。物販。このあたりのボリュームも大きかった。


 改めて鉄道系全景。
 鉄道系は「相手が動くもの」であり、常時メンテと管理が必要。
 合わせて、時折の車両交換が必要になります。常に、忙しい。


 東海道分濃厚。湘南色が10両も揃うって初めてのことかもしれません。これまで難しいと思われてましたけど「意外と、なんとかなる」ことが判明。
 今後も増えてくかしら?


 プラットフォームは前日に短時間で造ったものですが、まぁ粗は見せてない(苦笑)。というか気負わずにさらっと作るほうが精神衛生上は望ましいのですよ?

 211系はbuchi様作品。




 113系の普通と、EF58の曳く夜行急行の並走。

 急行は薬師山様の14系座席と、拙作旧作20系の混結。
 12系と混結改造されてた1000・2000番代車居ましたので、14系とも理論上は繋がるはず?
 
 余裕のあるスペースでの長大直線はかつてない運転パターンでした。
 相当な長さになりましたけど、9Vが通電できて一安心。


 手前にはマイクロタウンとyou霊様のポケモンモザイク。


 急行、駅の通過線側を駆け抜ける。
 青EF58+14系の組み合わせは至高です。


 外ループは距離長いので、頑張れば2列車運行も可能。
 アイン様のE231系も同時運転。


 シャンルのクロスオーバー。

 宇宙・航空イメージの小さな駅はshigezo様の作。
 奥の飛行機や支援車両たちも。

 思えば、モヒカン塗装の全日空の時代と<<続きを読む>>
posted by 関山 at 23:59| Comment(1) | TrackBack(0) | LEGOイベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする